<社労士の横顔シリーズ> 及川 進氏(社会保険労務士事務所メディケアリンク千歳)

執筆: 『人事労務の基礎知識』編集部

及川 進氏

全国各地の社会保険労務士に、その人となりを聞くインタビュー。今回は、北海道千歳市にある「社会保険労務士事務所メディケアリンク千歳」の代表、及川 進氏の話を伺います。

 

医療・福祉の現場課題を解決するために、社労士となる。

ー 社労士になるまでの経歴を教えてください

もともとは、医療志望でした。人の役に立つ仕事がしたいという想いで、親に迷惑はかけてしまうけど、医療福祉の大学へ進学しました。しかし、在学中に受験した社会福祉士の国家試験には落ちてしまったため、卒業後は障がい者のホームヘルパーとしてアルバイト生活をスタートしました。就職できない焦りや、社会から孤立してしまう危機感を感じたため、学生時代にボランティアで通っていた事業所に雇ってもらったんです。

事業所では、むしゃらに働きました。早朝〜深夜まで。6か月間休日を取得しない時期もありました。自分も、仲間も、同じ状況でした。理想を実現するために働いているのに、どんどん理想と解離していく現実に、大きなストレスを感じていました。

そんな状況の中でしたが、最後のチャレンジと心に決め、3回目の社会福祉士の国家試験を受けました。その試験になんとか合格し、北星病院という病院でソーシャルワーカーとして働くことになりました。

病院では、多くの新しい仲間とも出会い、収入も休日も増えました。とても刺激的で、人を繋げる、想いを繋げる仕事でした。

しかし福祉・医療の現場で働いて感じてきた問題意識を、無視できなくなりました。

医療や介護現場の慢性的な人手不足、そして低い雇用定着率の問題です。

その問題を解決したいと思い、社労士になることを決意し、社労士試験を受けました。

勤務していた病院では、労災事故の労災保険、ケガ、病気での医療保険、障害年金などの各種年金制度のアドバイス等に関わる機会がありました。そのような環境だったため、もともと社会保険労務士のテキストを元に、業務に必要な知識向上と研鑽を行っていたこともあり、試験に無事合格でき、十数年務めた病院を退職し、社労士事務所を開設することになりました。

 

ー 福祉や医療の現場への問題意識を、大変強く感じられたわけですね。

はい。医療や福祉の現場は、人間と人間の魂のぶつかり合いです。患者さんとソーシャルワーカー。ソーシャルワーカーと医師。ソーシャルワーカー同士。自分が認められたい、自分自身の存在が認めれたい、認められながら人の役に立ちたい。そんな想いを持った人たちが、本音でぶつかり合っています。

そんな医療・福祉の従事者の満足を満たすのは、想いの共有と人間的成長が仲間や仕事を通じて、社会に還元されていると感じた時だと思います。

医療・福祉サービスの充実・向上に必要なのは、従事するスタッフの満足ではないでしょうか?

私は、社労士としての活動だけでなく、NPOとしても問題解決にあたっています。

千歳市で医療や介護・福祉に携わるスタッフの交流、地域発展を目指し「NPO法人ちとせの介護医療連携の会」を組織し、活動しています。

 

ー そうするとやはり、医療や福祉関連のお客様が多いのでしょうか?

はい、病院勤務の時の繋がりで、お客様も病院や介護保険施設、障がい者福祉施設が多いです。ただし、事務所のスタンスとしては、特に業種は問わず仕事をお受けしていますので、最近では建設業や農林畜産業のお客様のオーダーもあります。

またセミナーの依頼等として行政機関からのオーダーも多数あります。

医療機関や介護事業所、建設業、農林畜産業も多様な働き方であり、就業規則の整備や賃金・人事考課制度の導入で、従業員の目標を定め、モチベーションを高く、雇用定着、組織発展することが求められております。

また、最近の特徴では厚生労働省委託事業として介護と仕事の両立支援における介護プランナーとして従事し、一般企業の介護離職防止の為、介護と仕事の両立支援の普及啓発、セミナー開催、介護問題の周知に力を入れております。

企業の夢や想いを形にするのをサポートするのが、私達の仕事です

ー 読者の方にメッセージをいただけますでしょうか?

会社の問題、特に人事についての悩みや、それに伴う企業経営の悩みは、誰にも相談できない事が多いのではないでしょうか。

締め付けられる事業収入、人材不足、スタッフに辞められたら困る。そのリスクを案じるがあまり、攻めに転じれない。スタッフとも、心が通じなくなってしまう。

私共の事務所では、仲間同士の繋がり、組織との繋がり、地域との繋がり、たくさんの繋がりを作ることが、人材育成、組織開発において最重要課題と考えています。

組織内で、目標や想いを共有できれば、多くの問題が解決できます。目標を持った人、組織、地域の動き方は、周囲の環境を変化させ、周りのみんなをやる気にさせます。そして雇用を生み出し、走り続けます。あなたの力が、あなたの組織が、あなたの未来を作ります。

歯車噛み合う、あなたらしい組織づくり。人が集まる、繋がる、育つ、そんな組織づくりを、当事務所は協力にサポートします。わたし達の事務所は、企業の夢や想いを形にするのをサポートするのがお仕事です。

やりがいのある安定した事業運営を、一緒に作りませんか?企業の労務コンプライアンスを整え会社を守るのは勿論ですが、夢や目標に向けって突き進む、攻めのコンサルトをするのも社会保険労務士の業務です。何かサポートできることがあると思います。ぜひご連絡頂ければ幸いです。

「社会保険労務士事務所メディケアリンク千歳」について

顧問契約をした場合に受けられるサービス

  • 社員の入社/退職時の雇用保険、社会保険(健康保険・厚生年金)の資格取得/喪失の手続き
  • 社員の扶養家族が増加/減少した時(結婚・出産・離婚・死亡など)に生じる健康保険証の変更手続き
  • 社員の住所や姓名に変更があった時(結婚など)の雇用保険・社会保険などの変更手続き
  • 社員の健康保険関連の給付(出産一時金・傷病手当金)手続き
  • 社員の業務上/通勤途中のケガ(いわゆる労働災害(労災))の発生時に生じる手続き
  • 社員の毎月の給与計算や勤怠管理業務
  • 労働保険料の1年間分の保険料を計算して申告する業務(年度更新業務)
  • 1年一回、社員一人ひとり個別の社会保険料を計算して申告する業務(算定基礎届)
  • 健康保険関係の給付(出産一時金・傷病手当金)手続き

顧問契約の費用感

  • 初期費用:原則無料。北海道は広域な為、旅費を頂くことがございます
  • 従業員10人までの会社の顧問料:2〜10万円/月
  • それ以上の会社の顧問料の考え方:人材育成に関する社内セミナーパックとした顧問契約もございます

顧問契約外のサービス内容・料金

ー 顧問業務以外で、依頼の多い仕事Best3を教えてください。

  1. 人材育成・雇用定着等に関するセミナー:職場環境の悪化の原因のひとつにコミュニケーション不足、スタッフ間同士、上司部下の承認不足等が挙げられております。最低120分からの時間設定コースで、報連相、コミュニケーション向上、承認力等の社内セミナーを開催しております。料金は、100,000円〜ご希望の時間に対応致します。顧問契約の企業様は30,000円からご対応可能です。
  2. 介護離職防止の介護と仕事の両立に向けたセミナーと支援コンサル:親の介護を理由に離職する従業員は平成27年度計で10万人に及ぶと言われております。超高齢少子社会の現代におきまして、親や家族の介護の問題に直面する従業員は沢山います。企業内で親の介護問題を話したり、相談したりする文化はまだ発展途上の為、これから起こるトピックとして備えていく必要があります。40代から50代の労働者世代の親が介護状態になりやすい年齢であります。企業にとっては、重大な戦力となる年齢層です。従業員の働き方改革が企業の安定経営を実現させます。その問題に取り組むに当たっては、介護離職の問題提起は良い切り口になります。料金は、社内セミナー:200,000円〜。顧問先の場合:30,000〜対応可能です。
  3. 賃金規定・人事考課制度の導入プロジェクト:企業の目標と従業員の目標を明確にし、目的に向かって会社と従業員が成長する人事考課制度を1年間通じて一緒に作り込んでいきます。従業員が、賃金だけでなく、やりがいをもって働ける人事考課制度を作成致します。10名〜30名規模の企業の場合、年間1,200,000円〜ご対応いたします。

問合せ先

事務所名:社会保険労務士事務所メディケアリンク千歳

住所:北海道千歳市桂木2丁目4-4-101

業務対応可能エリア:北海道内全域 / 別途旅費報酬で全国対応致します

営業時間:平日 9:00~17:00

電話番号:0123-29-4290

メールoikawa@medicarelink-chitose.com

Webサイトhttp://medicarelink-chitose.com/

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『人事労務の基礎知識』編集部
『人事労務の基礎知識』編集部
株式会社BEC内で、Gozal(ゴザル)の編集制作を担当する部門です。社会保険労務士/弁護士/税理士などの専門家執筆陣とともに、中小企業の労務・給与計算担当の方が実務上感じる不安を払拭できるよう、情報発信しています。「こんな記事を読みたい!」とTwitterやFacebookでメッセージいただければ、可能な限り執筆いたします。