<社労士の横顔シリーズ> 阿世賀 陽一氏(社会保険労務士阿世賀事務所)

執筆: 『人事労務の基礎知識』編集部

阿世賀 陽一氏(社会保険労務士阿世賀事務所)

全国各地の社会保険労務士に、その人となりを聞くインタビュー。今回は、東京都新宿区で「社会保険労務士阿世賀事務所」を開設されている、阿世賀 陽一氏の話をお伺いします。

人事労務のおもしろさを知って、40歳で事務所を開設

ー 社労士になったきっかけを教えてください

社労士として独立開業する以前は、大手流通小売企業に在職し、労使協調型の企業内労働組合の中央執行委員を勤めていました。委員としての主な活動は、会社側(人事部)と協働して、社内のさまざまな人事・労務の課題や問題を解決することです。

経営者は、事業に不可欠な「ヒト・モノ・カネ」の3要素をうまくコントロールして経済活動を行います。

労働組合の委員をしているとき、この「ヒト」を扱う仕事が「おもしろくやりがいがある」ものと実感しました。そして、この分野で社会に貢献する仕事をしていきたいと志し、労働組合の委員を降りた後、社会保険労務士試験に取り組みました。

通常業務のかたわら、毎日わずかでも勉強をすることができた時間を手帳に記入していきました。1年目は通算834時間で不合格。2年目は1,179時間で合格することができました。そしてその翌年、40歳で開業しました。

現在、あらゆる業種で人事労務の整備が必要

ー どのようなお客様が多いですか?

顧問企業さまの業種は、多岐にわたっています。最近特に増えているのは、医療業界と福祉業界の顧問先さまです。医療・福祉業界のような公的機関は、一般的に他の一般企業よりも、人事労務の整備が遅れていると言われています。

逆に考えれば、現在、どのような業種でも人事労務の整備が必要不可欠になっているということだと思います。

3つの視点でのご提案

ー 読者である、中小企業の人事労務担当者にメッセージをください!

人事労務部門、管理部門など、いわゆる「間接部門」で働く人たちは、営業や製造に従事する「直接部門」の人たちと立場が違い、人数も多くなく、なかには人事労務をはじめ経理や総務業務を1人で任されている方もいらっしゃると思います。

特に人事・労務は、経営者の理解・承認を求めるシーンが多いため、その調整にストレスをを感じる方も多いのではないでしょうか。

私どもが専門家として人事・労務に関する判断材料を提示する場合、「3つの視点」から考えてご提案することを常に心がけています。

  1. 経営者の視点
  2. 労働者の視点
  3. 行政(法令)の視点

当該事案に対して、経営者、労働者、そして行政(法令)のそれぞれが「どのように考えるだろうか」。この「3つの視点」から考えることで、説得力があり、リスクを回避し、少し長い視野では必ず経営や組織に有益な提案ができると確信しています。

リスクを回避しなければ、経営者にとって、そして労働者にとってどうなるのだろうか?そのような問題意識と、意識を支える法令や判例の知識が私どもの武器です。

私たちの顧問先のご担当者の方で、私どものような社会保険労務士等の専門家を使いこなしている方は、知識は私たちが補完するとしても、常にその3つの視点を持って人事労務課題に対処されていると存じます。

ー 貴重なお話を伺わせていただき、ありがとうございました。

ありがとうございました。何か人事労務で課題を抱えていらっしゃる方は、お気軽にお問い合わせください。

「社会保険労務士阿世賀事務所」について

顧問契約をした場合に受けられるサービス

顧問契約は、月額一定料金を頂戴し、日常的に発生する人事・労務問題についての相談にご対応する他、下記のようなサービスをご提供します。

  • 社員の入社/退職時の雇用保険、社会保険(健康保険・厚生年金)の資格取得/喪失の手続き
  • 社員の扶養家族が増加/減少した時(結婚・出産・離婚・死亡など)に生じる健康保険証の変更手続き
  • 社員の住所や姓名に変更があった時(結婚など)の雇用保険・社会保険などの変更手続き
  • 社員の健康保険関連の給付(出産一時金・傷病手当金)手続き
  • 社員の業務上/通勤途中のケガ(いわゆる労働災害(労災))の発生時に生じる手続き
  • 労働保険料の1年間分の保険料を計算して申告する「年度更新」の手続き
  • 社会保険料を計算して、一年に一度申告する「算定基礎届」の手続き
  • 会社の移転、支店や拠点の増減に関連した、労働・社会保険上の手続き
  • 日常的に発生する人事・労務問題についての相談
  • その他、オプション契約になりますが、社員の方の毎月の給与計算業務も受けております

※個別のお客様ごとに、サービス内容をカスタマイズすることができますので、ご興味を持たれた方は、下記連絡先からお気軽にお問い合わせ下さい。

顧問契約の料金

ー 顧問契約の費用感を教えてください。

 

  • 顧問契約として初期費用は無料。
  • 従業員5人から9人までの会社の顧問料:3万円/月。
  • それ以上の顧問料は、10人から19人まで4万円、20人から19人まで5万円と被保険者数により逓増します。

ー給与計算業務を受託するときは、初期費用としてデータ入力費用1カ月分。

ー給与計算業務を受託するときは、初期費用としてデータ入力費用1カ月分。基本料2万円/月で5人以上から1人増えるごとに500円が加わります。

ー顧問料契約以外の労働・社会保険手続スポット業務は2万円から。

ー顧問料契約以外のスポット相談は1時間1万円から。

 

顧問契約外のサービス内容・料金

ー 顧問業務以外で、依頼の多い仕事Best3を教えてください。

【1位】人事賃金制度導入コンサルティング

人事(等級)制度、賃金制度、人事考課制度の人事賃金制度3本柱を原則として2年をかけて導入します。料金は、50人規模の会社で180万円〜360万円程度です。

【2位】人事考課調整会議の立会・指導

上記の人事賃金制度導入コンサルティングを実施した企業に対し、第1次評価者(主任から部長まで)のマネジメントOJTを兼ね、それぞれの絶対考課を相対区分させて、全員(主任から社長まで)が納得できる評価結果に導きます。1日5万円からとなります。

【3位】就業規則の作成・改訂(トラブル防止型)

最低限必要な本則(必要な場合はパートタイム社員用・契約社員用も)、賃金規程(人事賃金制度を除く)、育児・介護休業等規程を、管理責任者だけではなく、経営や直接部門の考えを聴取して、作成・改訂します。費用は50万円。ただし、顧問契約を予定されている場合は、その後の「労務相談」のフィールドになるため20万円からとなります。

問合せ先

事務所名:社会保険労務士阿世賀事務所

住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-22-37 ストーク西新宿ビル411

業務対応可能エリア:社会保険労務士の基本業務は関東通勤圏がほとんどですが、九州に移転されて電話とメールと電子申請で継続している顧問先さまがあります。コンサルティングと講演は全国です(交通・宿泊費別)。

営業時間:平日 9:00~18:00

電話番号: 03-5331-3307

Webサイトhttp://www.asega.net

Profile

『人事労務の基礎知識』編集部
『人事労務の基礎知識』編集部
株式会社BEC内で、Gozal(ゴザル)の編集制作を担当する部門です。社会保険労務士/弁護士/税理士などの専門家執筆陣とともに、中小企業の労務・給与計算担当の方が実務上感じる不安を払拭できるよう、情報発信しています。「こんな記事を読みたい!」とTwitterやFacebookでメッセージいただければ、可能な限り執筆いたします。