熱中症対策

いよいよ夏本番、暑い日々が続きます。この時期気をつけたいのが熱中症です。

今回の記事では、熱中症はどの都道府県で多く発生しているのか。そもそも熱中症とは何なのか、そしてどう対策・対応すれば良いのか紹介します。

 
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熱中症の対人口比率が多い都道府県|ワースト10

日本救急医学会の「熱中症患者即日登録調査2016」によると、2016年7月1日~8月31日の間に報告された熱中症による入院患者を、昼間人口で割った数の数値(比率)が高い都道府県は、下記のとおりです。

発生# 都道府県 発生率 昼間人口 患者数
1 高知県 0.00454% 727,644 33
2 徳島県 0.00319% 752,919 24
3 鹿児島県 0.00243% 1,646,386 40
4 京都府 0.00207% 2,656,353 55
5 長野県 0.00153% 2,094,051 32
6 群馬県 0.00152% 1,969,764 30
7 滋賀県 0.00117% 1,363,716 16
8 富山県 0.00113% 1,063,834 12
9 福岡県 0.00098% 5,105,438 50
10 奈良県 0.00090% 1,228,426 11

※ワースト10以外の都道府県は、このページの下に一覧を掲載しています。

熱中症とは?(厚生省パンフレットより)

熱中症とは、日本の夏季の特徴である「高温多湿」な環境下に長時間いることで、体温調節の機能が正しく機能しなくなり、体内に熱がこもった状態になることです。これは、体内の水分・塩分のバランスが崩れることに起因します。熱中症は屋外で発生するイメージが強いですが、室内でも発生します。

熱中症は以下の症状になります。

  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 手足のしびれ
  • 筋肉のこむら返り
  • 気分が悪い
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 嘔吐(おうと)
  • 倦怠感
  • 虚脱感

 
また、重症になると、返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱いなどの症状がみられます。

熱中症予防(厚生省パンフレットより)

こまめな水分補給

室内/屋外問わず、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給することが必要です。

経口補水液とは、食塩とブドウ糖を溶かしたもので、ドラッグストア等で購入可能です。また、Amazonで「経口補水液」と検索してもたくさんの結果が表示されます。

経口補水液

 

暑さを避ける

炎天下を避け、できるだけ風通しのよい日陰など、涼しい場所で過ごしましょう。また屋内では、エアコンなどを活用し適度な温度を保つようにしましょう。

熱中症への対応(厚生省パンフレットより)

熱中症の疑いがある人をみつけたら、風通しのよい日陰や空調の効いた屋内など、涼しい場所へ移動させましょう。

涼しい場所での対応

  • 衣服をゆるめる
  • 体を冷やす。特に首回り、脇の下、足の付け根など
  • 水分・塩分、経口補水液などを補給する

自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を!

出典・参考情報

【参考】医療機関所在地別・熱中症入院患者数と対人口比率 (2016年7月1日〜8月31日)

発生# 都道府県 昼間人口 患者数 発生率
1 高知県 727,644 33 0.00454%
2 徳島県 752,919 24 0.00319%
3 鹿児島県 1,646,386 40 0.00243%
4 京都府 2,656,353 55 0.00207%
5 長野県 2,094,051 32 0.00153%
6 群馬県 1,969,764 30 0.00152%
7 滋賀県 1,363,716 16 0.00117%
8 富山県 1,063,834 12 0.00113%
9 福岡県 5,105,438 50 0.00098%
10 奈良県 1,228,426 11 0.00090%
11 青森県 1,306,283 11 0.00084%
12 兵庫県 5,294,074 43 0.00081%
13 愛知県 7,586,294 60 0.00079%
14 熊本県 1,777,292 14 0.00079%
15 沖縄県 1,433,110 11 0.00077%
16 山口県 1,399,109 10 0.00071%
17 山形県 1,120,365 8 0.00071%
18 静岡県 3,692,336 26 0.00070%
19 広島県 2,850,087 18 0.00063%
20 三重県 1,784,775 11 0.00062%
21 新潟県 2,302,236 13 0.00056%
22 福井県 786,736 4 0.00051%
23 大阪府 9,224,306 45 0.00049%
24 山梨県 828,495 4 0.00048%
25 宮城県 2,339,786 11 0.00047%
26 岩手県 1,276,705 6 0.00047%
27 東京都 15,920,405 73 0.00046%
28 島根県 694,770 3 0.00043%
29 大分県 1,165,668 5 0.00043%
30 栃木県 1,955,198 7 0.00036%
31 鳥取県 572,678 2 0.00035%
32 千葉県 5,582,241 19 0.00034%
33 福島県 1,917,815 6 0.00031%
34 神奈川県 8,322,926 22 0.00026%
35 北海道 5,378,786 14 0.00026%
36 石川県 1,156,536 3 0.00026%
37 茨城県 2,842,851 7 0.00025%
38 埼玉県 6,456,452 13 0.00020%
39 秋田県 1,020,642 2 0.00020%
40 岐阜県 1,952,630 2 0.00010%
41 和歌山県 946,387 n/a n/a
42 岡山県 1,921,822 n/a n/a
43 香川県 978,511 n/a n/a
44 愛媛県 1,385,392 n/a n/a
45 佐賀県 834,871 n/a n/a
46 長崎県 1,374,210 n/a n/a
47 宮崎県 1,103,434 n/a n/a

 
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『バックオフィスの基礎知識』編集部

株式会社BEC内で、Gozal(ゴザル)の編集制作を担当する部門です。社会保険労務士/弁護士/税理士などの専門家執筆陣とともに、中小企業の労務・給与計算担当の方が実務上感じる不安を払拭できるよう、情報発信しています。「こんな記事を読みたい!」とTwitterやFacebookでメッセージいただければ、可能な限り執筆いたします。