【2024年最新】大手含むおすすめのアプリ開発会社を厳選紹介!会社選びのポイントや注意点も解説
執筆: irie | |
このようなお悩みはありませんか?
日々テクノロジーが進化している昨今において、自社アプリは競争力を高める手段の一つになります。
しかし、開発の難易度が高いばかりに途中で頓挫したり、開発スキルのある人材の獲得に苦戦してしまうことも…
そこで自社でも円滑にアプリ開発を進められる手段として、おすすめなのがアプリ開発会社への委託。
自社で開発のための初期投資が不要で、かつハイスキル人材に開発を担当してもらうため、スケジュール通りの開発が可能になります。
したがってこの記事では、下記の内容を徹底解説していきます。
- 大手含むおすすめのアプリ会社を厳選紹介
- 失敗しないアプリ開発会社の選び方
- 開発会社に依頼する際のメリットと注意点
自社の開発用途に合った開発会社を選び、
スピーディーかつ高品質な開発を実現させましょう。
【総合的】おすすめのアプリ開発会社5選
次に実績やコストパフォーマンスを含め、総合力の高いおすすめのアプリ開発会社を紹介していきます。
どうしても会社選びに失敗したくない方は、下記の会社から複数検討をして、見積り依頼をしてみましょう。
株式会社ガラパゴス
出典:「株式会社ガラパゴス」公式サイト
株式会社ガラパゴスの特徴は下記のようにまとめられます。
- iOS/Androidアプリの開発が強み
- 要件定義から開発、運用の全行程を担当してくれる
- 有名企業のアプリ開発に10年以上携わってきた
- 東京都千代田区に本社を構える
2009年に創業した株式会社ガラパゴスは、iOS/Androidアプリの開発を強みにしている開発会社です。
雑誌やマンガ読み放題の「FODマガジン」、アパレル大手のベイクルーズ社の専用アプリなどtoc向けのアプリ開発が得意分野に。
エンジニアだけでなく、優秀なUX/UIデザイナーを抱えるていることで、ユーザー目線の画面設計やデザインが可能になります。
また株式会社ガラパゴスはデジタルマーケティング領域にも強みがあり、開発だけでなく改善にも対応。
といった悩みに対しても、親身なコンサルティングとスムーズな改善作業をしてくれます。
アプリ開発の経験はないが、toc向けのアプリをリリースさせたいと考えている企業は外注してみてはいかがでしょうか。
株式会社クロス・コミュニケーション
出典:「株式会社クロス・コミュニケーション」公式サイト
株式会社クロス・コミュニケーションの特徴は下記のようにまとめられます。
- 300以上のアプリ開発実績あり
- 手厚いセキュリティ体制や保守など徹底した品質管理
- 株式投資アプリなど金融分野のアプリ開発が得意
- 会員向けアプリの実績もあり
- 企画段階では市場調査も行ってくれる
- 東京都新宿区に本社を構える
株式会社クロス・コミュニケーションは、高品質なiOSとAndroidアプリ開発を得意としている開発会社です。
これまで300以上のアプリ開発の実績があり、金融業界を始めとした大手企業から信頼を寄せられてきました。
セゾンカードの公式アプリや、大和証券の株式投資アプリなどの開発実績があり、主に金融系や会員系のアプリ開発が得意分野に。
そのため株価などのレート情報取得や、グラフチャートなどの、かなり難易度の高い開発を依頼しても問題ありません。
ただ金融や会員向けのアプリ開発に特化しているため、最新のトレンドを抑えた若年層向けのアプリ開発の依頼は難しいでしょう。
金融分野や多数の会員を管理する必要のある企業には、おすすめのアプリ開発会社になります。
株式会社モンスター・ラボ
出典:「株式会社モンスター・ラボ」公式サイト
株式会社モンスター・ラボの特徴は下記のようにまとめられます。
- 開発アプリ数2,200件と業界随一の業績をもつ
- IOTやVRなど最新のテクノロジーを開発に反映可能
- マーケティングやブランディングを目的とするアプリ開発が得意
- 国内外含め1,000名以上の優秀なエンジニアが在籍
- 東京都渋谷区に本社を構える
株式会社モンスター・ラボは集客アプリを始めとした、マーケティングやブランディングを目的としたアプリ開発が得意です。
「家庭教師のトライ」の動画配信アプリを開発した際は、リリース後に100万人以上の会員獲得に成功。
「はなまるうどん」のアプリ開発に関しても、短期間のうちに多くのユーザーを獲得しました。
株式会社モンスター・ラボはアプリ開発を「事業作り」と捉えていることから、常にユーザー目線のアプリ開発を徹底。
結果的に多くの企業のマーケティングやブランディングを、アプリ開発という手段から支援できています。
企画段階で本当にユーザーに利用してもらえるか、不安な思いから開発になかなか踏み出せないケースもあるでしょう。
その場合は株式会社モンスター・ラボにマーケティングを全面的に支援してもらい、確かな技術力のもとで開発を進めていきましょう。
株式会社ジェナ
出典:「株式会社ジェナ」公式サイト
株式会社ジェナの特徴は下記のようにまとめられます。
- 日本を代表する大企業がクライアント
- スマホアプリの開発が得意
- UIやUXに関するコンサルティングも実施
- 社内チャットボットツール「HITTO」を展開
株式会社ジェナは東京都千代田区にオフィスを構える、スマホ・タブレットアプリの開発が得意な会社です。
2006年設立という若い会社ながら、三菱や小林製薬など日本を代表する大企業から厚い信頼を寄せられているのが特徴。
また600社以上のアプリ開発に携わった経験とノウハウを活かし、iPadアプリ制作プラットフォーム「seap」をリリース。
ドラック&ドロップで簡単にiPadアプリを作れるのが特徴です。
事例として「seap」を利用したメーカーが、製品の色や組み合わせをシミュレーションできるアプリを制作し、業務効率化に成功しました。
確かな技術力と実績を持つ、日本を代表するアプリ開発会社になります。
チームラボ株式会社
出典:「チームラボ株式会社」公式サイト
チームラボ株式会社の特徴は下記のようにまとめられます。
- 金融系やゲームアプリの開発が得意
- りそなグループやANAなど大企業がメインのクライアント
- デジタルアート事業で活かしたデザイン力が強み
- 東京都千代田区に本社を構える
レジャー施設として有名なチームラボですが、実はアプリ開発も得意としています。
りそなグループやMUFGカード会員専用アプリの開発実績があることから、金融系アプリの実績が多数。
洗練されたUI・UX設計で、多くのユーザーから支持を集めるアプリを開発してきました。
開発力は一定あるが、UI・UX設計をあまり得意としていない会社はおすすめです。
アプリ開発が得意な会社
上記で紹介した会社以外の、おすすめのアプリ開発会社を紹介していきます。
株式会社ヤプリ
出典:「株式会社ヤプリ」公式サイト
株式会社ヤプリの特徴は下記のようにまとめられます。
- ノーコードでアプリ開発が可能な「ヤプリ」をリリース
- 600社以上の導入実績あり
- クラウドでアプリ開発が可能
- 開発途中での支援が手厚い
- 大手アパレルブランドを始め幅広い顧客層をサポート
- 東京都港区六本木に本社を構える
一般的なアプリ開発会社は、他社から開発を受託される形ですが、株式会社ヤプリは異なります。
コードなしでアプリのプログラミングができる自社ツール(以下ノーコードツール)「ヤプリ」を提供し、顧客自身にアプリ開発をしてもらいます。
「ヤプリ」を利用することで、誰でもドラック&ドロップで簡単にアプリ開発ができます。
アプリ開発後も高度な分析ツールが付随しているため、自社のマーケティングにも活用可能に。
また「ヤプリ」を用いたアプリ開発は、クラウド上で可能なため、どのデバイスからでもアクセスして簡単に編集ができます。
とはいえノーコードで開発できるため、サービスとして提供できる範囲内の拡張しかできません。
したがって特殊な機能を搭載したい、拡張性を重視したいといった場合、「ヤプリ」は向かないでしょう。
シーサー株式会社
出典:「シーサー株式会社」公式サイト
シーサー株式会社の特徴は下記のようにまとめられます。
- 動画配信アプリやチケット販売アプリなどエンタメ領域が得意
- iPhoneアプリ開発がメイン
- ARやBeaconなどの最新技術を取り入れている
- 東京都渋谷区に本社を構える
シーサー株式会社は2003年に設立され、飲食店や美容クリニックなど幅広いクライアントのアプリ開発を担ってきました。
特に動画配信や婚活アプリ、美容アプリなどエンタメや恋愛ジャンルのアプリ開発を得意としています。
アプリを開発して終わりではなく、App Store等のストア申請も遂行。
保守運用も手厚いため、安心して任せることができます。
さらに開発を外部に委託せず自社で行っているため、余計なフィーは発生しません。
同時にスピーディーかつ高品質な開発も可能になります。
ただ多数の会員を抱える場合や集客を目的とするアプリ開発には向いておりません。
開発実績を見ても、集客というよりはユーザーを楽しませる、ゲーム要素の濃いアプリ開発が中心だからです。
株式会社ゆめみ
出典:「株式会社ゆめみ」公式サイト
株式会社ゆめみの特徴は下記のようにまとめられます。
- LINEミニアプリの開発が専門領域
- 日本マクドナルド社、カネボウ社などの大手企業がクライアント
- デジタルマーケティング支援やUI/UXコンサルも実施
- 東京都世田谷区に本社を構える
株式会社ゆめみは2000年に設立された、LINEミニアプリの開発を得意領域とする開発会社です。
LINEミニアプリとは、LINE上で企業や店舗のサービスを提供できるアプリで、ダウンロードの必要がありません。
「ダウンロードが面倒」というユーザーの悩みを解決し、LINEという巨大プラットフォームを利用して集客できる点がメリットです。
大手化粧品会社であるカネボウ社は、現在株式会社ゆめみにLINEミニアプリの開発を依頼中。
ユーザーが店舗での肌測定効果の結果を確認できたり、購買履歴に合わせたパーソナルな情報を提供する機能を搭載予定です。
LINE上でアプリを通して自社の集客を考えている場合は、一度ゆめみに見積り依頼をしてみてはいかがでしょうか。
フェンリル株式会社
出典:「フェンリル株式会社」公式サイト
フェンリル株式会社の特徴は下記のようにまとめられます。
- スマートフォン黎明期から多数の実績あり
- 400社600アプリの開発実績
- 常に最新技術をキャッチアップ
- 大阪府北区に本社、東京都品川区に支社を構える
フェンリル株式会社は2005年に設立され、スマートフォンが誕生してすぐにアプリ開発の実績を積んできたベテラン企業です。
球団の公式アプリ、大手百貨店の公式アプリなど、400社600アプリの開発に携わってきました。
他社との違いは、徹底的にアプリデザインにこだわる点でしょう。
デザイナーが必ずエンジニアと開発に入る、デザインについてクライアントにはしっかりと根拠を持ってMTGに臨むなど徹底しています。
またアプリ開発ツールとMBaaSを利用して、スピーディーに実証実験用のアプリケーション開発も可能。
したがって、初期開発費用の削減にも貢献してくれるメリットがあります。
と考えている場合は、おすすめのアプリ開発会社です。
株式会社カスタメディア
出典:「株式会社カスタメディア」公式サイト
株式会社カスタメディアの特徴は下記のようにまとめられます。
- シェアリングアプリの開発が得意領域
- 企画から納品まで一気通貫サポート
- 兵庫県神戸市と東京都渋谷に事務所を構える
株式会社カスタメディアはサイト制作がメインですが、アプリ開発も受託できます。
特に人と組織、組織と組織をつなげるような、マッチングプラットフォーム関連のアプリ開発が得意領域です。
製造業者同士の物資の貸し借りアプリや、メンターと人をマッチングさせるアプリなど、様々な実績があります。
企画から納品まで、クライアントの要望に柔軟に応え開発を進められる点も強みと言えるでしょう。
費用が安いおすすめアプリ開発会社
次に一般的なアプリ開発会社に比べ、開発コストが圧倒的に安くなる会社を紹介していきます。
先程紹介した開発会社とは異なり、自社でアプリを簡単に開発できるツールを提供している会社が中心です。
デメリットとして、以下のようなことが挙げられます。
- ツール単位の提供なので拡張性に欠ける
- クラウドツールが一般的なので、月額費用がかかる
今や開発会社でなくとも高品質なアプリが開発できるため、以下のような場合には、非常に参考になります。
- 開発よりもマーケティング活動に時間を割きたい
- 開発コストを最小限に抑えたい
- 上記のデメリットがさほどネックにならない
下記のアプリ開発会社の紹介をぜひご覧ください。
株式会社USEN
出典:「株式会社USEN」公式サイト
株式会社USENの特徴は下記のようにまとめられます。
- 店舗ビジネス専用のアプリ作成ツール
- 10,200社以上の導入実績あり
- 初期費用がいらず月額19,800円で運用可能
- 企画やデザイン、リリース後のフォローまで一気通貫
- 最短40日で高品質なアプリが開発可能
- 東京都品川区に事務所を構える
株式会社USENは飲食店やエステを中心とした店舗型ビジネス専用の、アプリ開発会社です。
まずは担当者から店舗の雰囲気に合わせたアプリの構成やデザインの提案がされ、その後は顧客自身が開発するという流れに。
開発自体はクラウドツールを通して、簡単なマウス操作で高品質なアプリができるので、心配ありません。
プッシュ通知機能やマーケティング分析機能などが簡単に搭載でき、運用面も専門的な知識は不要。
アプリユーザーを増やす、アプリを通して集客をする場面でも、丁寧に相談に乗ってくれます。
またアプリのQRコードのシールや、カードスタンド等のアプリダウンロード促進グッズを無料で提供。
といった店舗事業者にはおすすめの開発会社になります。
ただ月額料金が19,8000円かかることから、ランニングコストがネックと言えるでしょう。
GMOデジタルラボ株式会社
出典:「GMOデジタルラボ株式会社」公式サイト
GMOデジタルラボ株式会社の特徴は下記のようにまとめられます。
- 導入店舗数8,000店を突破
- クラウドツールながらカスタマイズ性あり
- 店舗ビジネス専用のアプリ開発ツール
- 月額22,000円からアプリ開発が可能
先程紹介した株式会社USENと同様、GMOラボ株式会社も簡単にアプリ開発ができるクラウドツールを提供しています。
豊富なテンプレートにより様々なデザイン構成ができることから、株式会社USENよりもカスタマイズ性は高いと言えるでしょう。
基本的なプッシュ通知の機能やクーポン、回数券チケットなど店舗販促に役立つ機能を簡単に搭載できます。
現在はキャンペーンを実施しており、3ヶ月間無料で利用がお試し可能に。
少しでも気になる場合は資料請求をしてみましょう。
株式会社アプリクッキング
出典:「株式会社アプリクッキング」公式サイト
株式会社アプリクッキングの特徴は下記のようにまとめられます。
- コーディング要らずでアプリが作れるプラットフォームを提供
- アプリ運用の代行も行うなど手厚いフォロー体制
- 幅広い顧客層から信頼あり
株式会社アプリクッキングは自社で簡単にアプリ開発ができる、プラットフォームを提供している会社です。
アプリ公開後のユーザー獲得のための施策や、運用のフォローまで手厚くコミットしてくれる点が強みです。
ただカスタマイズ性や導入実績を考えると、全体的な質は株式会社USENやGMOデジタルラボ株式会社に劣るでしょう。
料金は問い合わせが必要になりますが、月額料金が発生します。
アイユー株式会社
出典:「アプリメンバーズ」公式サイト
アイユー株式会社の特徴は下記のようにまとめられます。
- 簡単にアプリ開発のできるクラウドツールを提供
- 最新のBeacon機能をアプリに搭載できる
- 初期費用3万円、月額19,000円で利用可能
- 最短2週間で利用可能
アイユー株式会社は事業の販促に役立つアプリ開発を、顧客自身ができるようプラットフォームサービスを展開している会社です。
アイユーの強みとしては、最新機能である「Beacon機能」を搭載している点と言えるでしょう。
Beacon機能を搭載することで、お店の近くを通った顧客に通知ができたり、スマホにクーポンを表示させることができます。
ただアイユー株式会社には無料お試し期間がなく、初期費用3万円がかかってしまう点がデメリットです。
導入事例や機能の詳細を知りたい方は、まずは資料請求をしてみましょう。
株式会社インサイトコア
出典:「株式会社インサイトコア」公式サイト
株式会社インサイトコアの特徴は下記のようにまとめられます。
- CRMプラットフォーム「Insight Core」を提供
- 飲食店やアパレル店舗、ドラッグストアなどで開発実績あり
- アプリ運用のコンサルティングも実施
- はなまるうどんを始めとした大手小売企業がクライアント
株式会社インサイトコアは自社で簡単にアプリ開発が可能なツール「Insight Core」を提供しています。
実装できる機能は多岐にわたり、アプリ紹介チュートリアルや電子チラシなど様々。
株式会社インサイトコアの強みとしては、ヒアリング力と徹底的なスケジューリングです。
顧客の要望を念入りにヒアリングしたうえで、最適なKPI設定までも実施。
開発目的を持って開発を進められるので、途中でコストのかかる変更や修正を防ぐことができます。
またツールも月額料金が発生するクラウド型なので、開発に数百万円の費用をかける必要はありません。
料金設定などは資料請求をして、確認できます。
一般的なアプリ開発の流れ
アプリ開発をスケジュール通りに進めるためには、下記のような開発の大まかな流れを捉えておく必要があります。
それぞれの手順について、詳しく解説していきますね。
アプリの企画を練る
まずは当たり前ですがどのようなアプリを作りたいのか、全体像を描いておくことが必要になります。
アプリ企画においては「外」と「内」を意識しておくと良いでしょう。
例えば「外」はユーザーの目に触れる部分。
つまりアプリの構成やデザイン(UI)、ユーザーが使いやすい操作の設計(UX)をまずは大まかにで良いので決定しておきましょう。
「内」はアプリが動く仕組みのことを指します。
使用するプログラミング言語やデータベース設計の決定が、企画段階で必要に。
いわゆるアプリの「設計図」を企画段階で構築していきます。
もし企画段階で煮詰まっている場合でも、アプリ開発会社に企画段階から相談してみても良いでしょう。
アプリ開発の専門知識がなくても、「作りたいアプリ」ざっくりをざっくり言語化できれば問題ありません。
外注先の企業を決定する
アプリの企画が定まった段階で、外注するアプリ開発会社を決定していきます。
前提として、ほとんどの開発会社が企画段階もしっかりとコンサルティングしてくれます。
したがって、完璧な企画をこの段階で練る必要はありません。
外注先の選定ポイントは後で詳しく解説しますが、大事なのは「複数社に見積もりを出し、担当者と会って話すこと」です。
開発コストを抑えるために、極力費用のかからない会社へ外注するのは当然でしょう。
しかし開発では思わぬトラブルが起きる、開発スケジュールを変更する等々のイレギュラーな事態が発生することも。
そのようなときにしっかりと対応してくれる、代替案をわかりやすく伝えてくれる会社でなければ、外注は辞めたほうが良いです。
開発中にコミュニケーションが円滑にとれるかを判断するためにも、見積り依頼をした会社の担当者とは会って話しましょう。
実際に開発を進める
次は実際に外注先とともに開発を進めていきます。
開発の大部分は外注先のアプリ開発会社が担当。
動作確認やこまめな報告をしてもらうことで、納期遅れを防ぐことができるでしょう。
動作検証と修正
開発段階をこまめに区切って、しっかりとアプリが機能するかの動作確認を行っていきます。
またエラーやバグが発生する都度、修正も欠かせません。
こまめに区切った状態で動作に異常がなければ、最後は「総合テスト」で動作の一連の流れを確認します。
動作だけでなく操作のしやすさも、実際にターゲット層にいるユーザーに使ってもらい、課題点を修正するなどの取り組みも必要でしょう。
特に操作のしやすさとデザインはユーザーの目にふれる部分なので、ブラッシュアップをしてもし過ぎることはありません。
ストア申請とリリース
アプリ開発が終了したら、ユーザーが利用できるようにします。
スマホアプリであれば、App StoreやGoogle Play Developerへの申請が必要に。
審査には約1週間程度かかるでしょう。
WEBアプリであればサーバーとドメインがあれば、審査なしでリリース可能です。
失敗しないアプリ開発会社の選び方
次に数あるアプリ開発会社の中から、最適な会社を選ぶポイントについて説明していきます。
下記のポイントを抑えることで、失敗しないアプリ開発会社の選定ができるでしょう。
どのような形式のアプリを作りたいのか明確に
先述しましたが、企画段階でどのようなアプリを作りたいのか言語化できる状態が望ましいです。
特に下記の言語化は欠かせません。
- 想定しているターゲット層
- アプリの大まかな構成とデザイン
なぜならアプリ開発会社には、得意分野と不得意分野があるからです。
もし若年層向けにスマホゲームのアプリを開発したい場合に、中年層向けのWEBアプリが得意な会社に依頼するとどうでしょう。
かけた開発コストの割には、リリースしてもあまり反響が無かった…なんてケースも考えられます。
まずは自社でどのようなアプリを開発したいのか明確にし、その分野の開発が得意な会社に依頼をしましょう。
しっかりとした実績があるか
やはり実績の豊富なアプリ開発会社ですと、安心感を得られるでしょう。
実績が豊富であることは、顧客の高い要求をクリアし続け、サポート体制が厚いことを意味するからです。
コミュニケーションが円滑にできる会社(担当者)か
実績や技術力のあるシステム開発会社でも、担当者とのコミュニケーションが円滑でなければ開発はスムーズに進みません。
発注者側の開発意図が汲み取れない担当者であれば、コミュニケーションのコストが蓄積してしまいます。
結果的に開発がスケジュール通りに進まず、当初期待していた完成度とは程遠くなってしまうケースも。
最悪の事態を避けるためにも、下記のような視点で担当者との相性を確かめましょう。
- 一方的に話すのではなく、念入りなヒアリングをしてくれるか
- 専門用語を多用していないか
- しっかりと根拠のある説明をされているか
- 的確な指摘もしてくれるか
どうしても失敗を避けるなら大手企業がおすすめ
「会社選びをどうしても間違えたくない」という方は、実績も開発リソースも十分な大手企業への依頼が良いでしょう。
特に下記のアプリ開発会社は、は優秀なエンジニアが多数在籍していることに加え、サポート体制も手厚いのでおすすめです。
アプリ開発会社を活用するメリット
自社でアプリ開発を進める場合、人件費などの初期投資が必要になります。
さらに社内のマンパワー不足で、スケジュール通りの開発ができないことも。
一方でアプリ開発を会社に外注することで、下記のようなメリットを得ることができます。
人件費の削減ができる
自社で開発を行う場合、どうしても優秀なエンジニアを採用する必要があります。
優秀なエンジニアを複数人獲得するために、気づいたら何百万円のコストが発生していた…
なんてことも起こり得るでしょう。
しかしアプリ開発会社に外注することで、エンジニア採用の必要性がなくなります。
また「せっかく採用したのに、優秀だから条件の良い他社に転職してしまった」という損失を避けることも可能に。
一時的に人件費を削減し、高いクオリティの開発を実現したい方は、アプリ開発会社への外注がおすすめです。
自社に不足した開発ノウハウを充足できる
自社に人材が十分にいても、開発ノウハウがなければ苦戦してしまうでしょう。
ですが開発会社に外注をすることで、自社にノウハウがなくても開発を実行できます。
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし紹介しているアプリ開発会社では、積極的に情報開示やコミュニケーションを取ってくれるような会社のため、自然とノウハウも蓄積されます。
スケジュールに沿った開発を進めやすい
自社に技術力やマンパワーが不足している場合、手探り状態での開発をせざるを得ません。
その結果リリースが大幅に遅れ、競合他社にシェアを奪われてしまうことも。
しかしアプリ開発のプロを頼ることで、スピーディーな開発が可能になります。
実績のあるアプリ開発会社では、根拠のあるスケジュール作成をしてくれるため、
「目標の納期から大幅に遅れてしまった」
なんて事態を避けられるでしょう。
アプリ開発会社に外注するときの注意点
メリットの大きいアプリ開発会社への外注ですが、一方で下記のような外注時の注意点があります。
- 仕様変更が発生したときにどうするか認識を合わせる
- 開発の「丸投げ」は絶対にしない
開発をしている途中で違和感や改善点が見つかることも、自然なことでしょう。
その際に修正を行うべきですが、途中の仕様変更で別途料金を請求する会社も少なからずあります。
もし仕様変更を行う際は、お互いどのような取り組みをすれば良いのか、開発前に認識を合わせておきましょう。
またスタンスとして、アプリ開発会社への「丸投げ」は絶対にしてはいけません。
実際リリースをした後に、下記のような問題点が発生しても手遅れになります。
- ユーザー数が思うように増加しない
- 当初考案したデザインと違う
- 操作がしづらい
必ず開発段階は週に数回、開発会社の担当者との打ち合わせをしましょう。
またなにか動作の不具合や修正を行う場合は、都度報告してもらう取り決めをするのもおすすめです。
おすすめのアプリ開発会社まとめ
最後まで記事をご覧いただきありがとうございます。
この記事を読んだことで、下記のようにアプリ開発会社への理解が深まったのではないでしょうか。
- アプリ開発会社は実績だけでなく担当者との会話を重ねて選ぶ
- 開発の要件定義によっておすすめの開発会社は異なる
- アプリ開発会社に対して「丸投げ」は絶対にしない
自社にとって最適なアプリ開発会社を見つけ、自社に合ったアプリを開発できるようにしましょう。
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