【2024年最新】おすすめのナレッジ共有ツールをタイプ別にご紹介!比較ポイントや活用方法も解説!
執筆: Saas辞典編集部 | |
従業員の経験や知識(ナレッジ)は、会社にとっての大切な財産となります。
しかしその知識を従業員に属人化してしまっている場合、経験や知識は新入社員や次の世代に引き継がれません。
会社の成長どころか、業務の効率が悪くなってしまいます。
そんな知識の属人化を防いでくれるのが「ナレッジ共有ツール」です。
ナレッジ共有ツールにはさまざまな種類が存在するので、どのツールを選んでいいか悩んでしまう方も多いのではないのでしょうか。
そこで今回は おすすめのナレッジ共有ツールをタイプ別に ご紹介します。
比較するポイントや、実際に活用する際の対策も解説していますので、最後までぜひお読みください。
- ナレッジ共有ツールは会社の業務で得た経験や知識を従業員や社外の人へ効率的に共有するツール
- ナレッジ共有ツールのメリットは知識の属人化を防ぎ、業務の手間や時間の削減に繋がる
- ナレッジ共有の失敗の原因は導入目的が定まっていない、敷居が高い、浸透していないことにある
- ナレッジ共有の成功の秘訣は文化・環境を作りアウトプットの敷居を下げること
- ナレッジ共有ツールを比較ポイントは操作性や機能性、コスト、セキュリティ対策を確認する
- おすすめのナレッジ共有ツールは「 NotePM 」!
ナレッジ共有ツールとは
ナレッジ共有ツールは、会社が業務を行う上で得た経験や知識を、社内の従業員や社外の人へ効率的に共有するツールです。
- 日報
- 議事録
- 研修資料
- 社内用語集
- 業務マニュアル
- 仕様書や設計書
上記のような機密性の高い知識から、日常的に利用する情報まで幅広く保管し共有できます。
この知識や情報を共有するフローを円滑にすることで、知識の属人化の防止や業務の効率化、教育や研修にかかるコストを削減できるでしょう。
従業員一人一人が持っている業務上の経験や知識をまとめることは、日々の業務を行いながらとなると、手間や時間を必要とします。
ナレッジ共有ツールを活用することで、従業員の日々の業務を円滑に行いつつ、 情報や知識を効率よく保管、共有できる でしょう。
次の章ではナレッジ共有ツールを導入するメリットをご紹介します。
ナレッジ共有ツールを導入するメリット
ナレッジ共有ツールには、研修や教育にかかるコストの削減や、情報や知識の属人化を防ぐといったさまざまなメリットがあります。
ここではナレッジ共有ツールを導入する主なメリットを3つご紹介します。
知識の属人化を防ぐ
まず一つ目のナレッジ共有ツールを導入するメリットは、知識や情報の属人化を防いでくれることです。
知識や情報が属人化してしまうと、長年働いていた従業員が退職するとともに経験や知識も流出してしまうでしょう。
次の世代の従業員がまた一から経験し、知識を積み重ねていく必要があります。
しかしナレッジ共有ツールを活用して知識や情報を保管・共有することで、一人の従業員の知識を他の従業員も知ることが可能です。
業務のコツを掴むまでの流れを円滑に行えるので、結果として業務の効率化に繋がります。
業務の手間や時間の削減
二つ目のナレッジ共有ツールを導入するメリットは、業務の手間や時間を削減できることです。
長年働いてきた従業員の過去の失敗や知識、ノウハウを会社内で共有することで、その後に同じ業務を行う従業員はスムーズに業務を行えるでしょう。
問い合わせの業務の場合は、お客様からよく聞かれる質問内容や、対応の手順などをまとめておくと良いでしょう。
同じ内容の問い合わせがあった際に、その情報を確認するだけでお客様の手間を取ることなく円滑な対応が可能です。
また業務時間の削減はもちろんですが、 従業員の仕事のクオリティの差を縮めて底上げできる ので、顧客満足度の向上も見込めます。
社員の研修や教育コストの削減
最後のナレッジ共有ツールを導入するメリットは、社員の研修や教育にかかるコストを削減できることです。
ナレッジ共有ツールに今までの業務におけるポイントや進め方を集約しておくことで、新しく従業員が入社した際にマニュアルとして利用できます。
ナレッジ共有ツールを活用することで、上長は部下に対して付きっきりで指導せずに済みます。
社員の教育にかかっていた時間を別のことに利用可能です。
ナレッジ共有ツールには研修や教育にかかっていた時間やコストを削減でき、業務の効率化を実現できるというメリットがあります。
ナレッジ共有が失敗する原因
ナレッジ共有ツールを利用している企業の中には、会社内にうまく浸透せずに撤廃してしまう企業も少なくありません。
ここではナレッジ共有ツールを導入しても、失敗してしまう原因をご紹介します。
導入目的が定まっていない
一つ目のナレッジ共有が失敗する理由は、ツールを導入する目的や背景が定まっていないことにあります。
「なんとなく良さそうだから導入してみよう」といった理由でナレッジ共有ツールを導入しても、従業員はどう利用して良いかわかりません。
またツールにはさまざまな特徴を持ったものが存在します。
会社の目的や背景が定まらずにナレッジ共有ツールを選択した場合、その目的に合っていない機能が入ったツールを選択してしまう可能性があります。
こうなってしまっては従業員も機能を上手く使いこなせずに、 徐々に利用しなくなってしまう でしょう。
アウトプットの敷居が高い
二つ目のナレッジ共有が失敗する理由は、アウトプットの敷居が高いことにあります。
従業員がナレッジ共有ツールを利用して情報を入力する際に、上長の承認や、情報の正確さの確認が必要な場合、利用頻度は少なくなるでしょう。
従業員には通常の業務に当たりながらナレッジ共有を行うことになるため、 少しのハードルでも利用する意欲の妨げ になります。
ナレッジ共有が浸透していない
最後のナレッジ共有が失敗する理由は、ナレッジ共有が浸透していないことです。
ナレッジ共有ツールが導入されていても、検索方法や運用方法を従業員に周知していなければ上手く浸透しません。
また「誰に聞いたらいいのかわからない」といった、管理者がいないことも従業員のストレスの原因の一つでしょう。
その他の原因としてナレッジ共有が大切なことは理解しているが、 文面ではなく口頭で伝えた方が早いと考えている こともあります。
例をあげると、有識者が近くの席にいるためいつでも質問できることや、毎日のミーティングの際に口頭で知識を共有できるといったケースです。
上記もナレッジ共有が浸透しない原因の一つです。
さらにナレッジ共有が一度は浸透したものの、月日が経つごとに誰も利用しなくなっていくケースもあります。
ナレッジ共有を成功させるには
ナレッジ共有が失敗する原因をご紹介しましたが、どうすれば失敗せずに運用できるのでしょうか。
ここでは前述した失敗する原因を踏まえた上で、対策方法と成功に導くポイントをご紹介します。
ナレッジ共有の文化・環境をつくる
一つ目にご紹介するナレッジ共有を成功に導くポイントは、ナレッジ共有の文化・環境を社内に作り上げることです。
まず大切なのはナレッジ共有ツールを導入する目的や背景を、従業員にしっかりと周知する必要があります。
目的を周知することでなぜ利用するのか、どういった目的があるのかを従業員一人一人が把握した上で活用するでしょう。
その結果目的に向けての従業員の意欲が向上し、 結果として業務の効率化 につながります。
また目的に沿った機能を含んだナレッジ共有ツールを導入することで、従業員の利用も円滑に行えるでしょう。
効率的なファイルの検索や、多くのドキュメントを一覧で閲覧できるツールを選択すると効果的です。
またナレッジ共有ツールの導入推奨者やプロジェクトチームを結成することで、導入する際に大切なポイントを抑えられます。
そしてナレッジ共有ツールに管理者を置くことで、従業員がツールを利用する際に発生する疑問や問題にすぐに対応できるでしょう。
その結果、従業員の利用意欲を向上させることができます。
アウトプットの敷居を下げる
二つ目のナレッジ共有を成功に導くポイントは、従業員がアウトプットする際の敷居を下げてあげることです。
従業員がナレッジ共有ツールに情報を入力するフローは、できるだけハードルを低く設定してあげると良いでしょう。
上長の承認などを必要とせずに、雑談やメモ感覚ですぐに共有可能な仕組みを構築することがポイントです。
手軽に利用できるテンプレートの作成や、使いやすいフォーマットを準備するなどの工夫を行いましょう。
情報を共有するまでに細かい作業が必要なフォーマットよりは、 誰にでも手軽に利用できるシンプルなフォーマットを選択 しましょう。
ナレッジ共有ツールの中には、メモのような方法で知識を入力でき、コピーペーストやドラッグ&ドロップで画像を貼り付けられるものも存在します。
ナレッジ共有者への感謝を伝える
最後のナレッジ共有を成功に導くポイントは、ナレッジ共有した従業員に感謝が伝わりやすいようにすることです。
ナレッジ共有が社内に浸透しても、共有された情報や知識に対して何もリアクションがなかった場合、共有者のモチベーションは保たれません。
最初は意識高く知識を共有していた従業員も、 リアクションがなければ「誰も見ていないのではないか」と感じてしまう でしょう。
ナレッジ共有ツールの中には、ワンクリックで「ありがとう」や「いいね」などのリアクションを起こせるものも存在します。
こういった感謝や賞賛を表示可能な機能があれば、情報や知識を共有する従業員の意欲を向上できるでしょう。
ナレッジ共有ツールを比較する際のポイント
ナレッジ共有ツールを選択する際には、会社の目的や背景に合った機能を持つツールを選択することが大切です。
ここではそれ以外に、ナレッジ共有ツールを選択する際に比較するポイントをご紹介します。
操作性や機能性
最初にご紹介するナレッジ共有ツールを比較する際のポイントは、操作性や機能性を確認することです。
ナレッジ共有ツールを実際に利用するのは従業員でしょう。
従業員は忙しい業務の間を縫って情報を共有するため、ツールの操作性や機能性は大切なポイントです。
- 分かりづらい
- 面倒くさい
- 使いづらい
上記のように思われてしまわないように、ツールを選択する際にしっかり検討しましょう。
またITツールの操作が苦手な人でも、直感的に操作可能なものを選ぶ必要があります。
HTMLの細かい知識がなくても、テンプレートを利用してFAQページを作成可能なツールがおすすめです。
ほとんどのナレッジ共有ツールが 無料トライアルを実施している ので、上手に利用しましょう。
トライアル期間中に実際に利用した従業員からのフィードバックを集約し、反応が良かったツールを選択しましょう。
またパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットからの利用が問題ないかも大切なポイントです。
出張や外出の多い業種の従業員は、外出先で情報を共有することもあるでしょう。
従業員がどこにいてもいつでもツールにアクセス可能で、リアルタイムに知識を共有できるツールを選択しましょう。
またナレッジ共有ツールに情報を集約した後の運用も大切です。
ナレッジ共有ツールに集約された情報は、業務の分析・改善を行う上で大切なものです。
その情報を今後の業務でどのように運用できるのかを、ツールの機能性を導入の際にしっかりと確認しておきましょう。
導入や運用にかかるコスト
二つ目にご紹介するナレッジ共有ツールを比較する際のポイントは、導入や運用にかかるコストを確認することです。
ナレッジ共有ツールは無料で利用可能なものから、有料プランでさまざまな機能を利用できるものまでさまざまです。
ナレッジ共有ツールを活用して、さまざまな機能を駆使したい企業には有料プランをおすすめします。
しかしプランの料金は、初期費用や月額利用料などツールによってさまざまです。
会社の目的や導入経費に見合った料金のツールを選択することで、無理のない運用を行えるでしょう。
またナレッジ共有ツールを初めて導入する企業は、ツールに入っている情報や知識が少なく、従業員の利用頻度が少ない場合もあります。
こういった場合は、まず 一部のメンバーや部署でスモールスタートする ことで、無駄な経費を抑えられるでしょう。
その後規模の拡大や会社の成長と共に、ツールの機能を拡張するとさらに効率よく運用できます。
セキュリティやサポート
最後にご紹介するナレッジ共有ツールを比較する際のポイントは、セキュリティ対策やサポート体制を確認することです。
特にクラウド型のナレッジ共有ツールは、インターネット上に大切な知識や情報を蓄積するため、セキュリティ対策は欠かせません。
- 事業方針
- KPI
- 機密情報
- 顧客情報
このような会社にとって財産ともいえる知識や情報を、提供会社のサービスに蓄積します。
- データセンターの信頼性
- サーバー監視体制
- 情報漏洩のリスク
上記のようなセキュリティ体制をしっかりと確認しておきましょう。
またナレッジ共有ツールの種類によっては、初期設定を代行してくれるAIチャットボットや、電話やメールで問題点を相談できるものも存在します。
導入後のサポート体制の有無も確認しておくことで、 万が一問題が起きた際も円滑に適切な対応 を行えるでしょう。
おすすめのナレッジ共有ツール【社内wiki型】
ここでは社内wiki型のおすすめのナレッジ共有ツールをご紹介します。
社内wikiとはWikipediaの社内版で、会社の従業員一人一人が持っている経験や知識、情報を集約できるツールです。
- 入力
- 蓄積
- 編集
- 検索
- 閲覧
上記のように一般的なWikipediaと同じく、確認したいことや知りたいことをすぐに把握できるのが特徴です。
その結果、従業員に属人化している知識や情報を、他の従業員や新入社員に共有できます。
また、社内Wiki型のツールに関してはコチラの記事でも紹介しています。
ぜひお読み下さい。
NotePM
出典:https://notepm.jp/
NotePMは登録企業が5,000社を超えている実績のある社内wiki型のナレッジ共有ツールです。
検索に非常に強くナレッジ共有や、マニュアルの作成を得意としています。
ノウハウやマニュアルをインターネット上で簡単に作成できます。
テンプレートや高機能エディタを搭載しており、さまざまなフォーマットの標準化が可能です。
画像編集機能を活用することで、マニュアルの作成も簡単に行えるでしょう。
- Word
- Excel
- PowerPoint
上記のようなさまざまなファイルの中身を、簡単に検索できるのも特徴です。
その他にも外部ページの共有や、動画の共有も可能。
LINEやSlackなどのチャットサービスとの連携を行うことで、さらに情報の共有を円滑に行えます。
パソコンだけでなくスマートフォンからのアクセスも簡単にできるので、場所や状況にとらわれずに利用できるのも嬉しいポイントです。
また変更履歴を自動で保存してくれるので、いつ誰がどういった情報を共有したのかをすぐに確認できます。
料金プラン | 初期費用0円、見るだけの参照専用ユーザーは無料 4,800円 / 8名 / 80GB 9,000円 / 15名 / 150GB 15,000円 / 25名 / 250GB |
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操作性・機能性 | 高 |
セキュリティ対策 | 高 |
公式HP | https://notepm.jp/ |
esa
出典:https://docs.esa.io/posts/125
esaは情報や知識を育てることを目的とした、社内wiki型のナレッジ共有ツールです。
esaの一番の特徴はWIP機能を搭載していることです。
WIP機能とはWork in Progressの略で、不完全なドキュメントのことを指します。
esaのWIP機能を利用し不完全な状態の知識や情報も共有することで、その情報を少しずつ成長させて大きな知識に育ててくれるでしょう。
これは自律的なチームを目指すための取り組みで、情報共有を少しでも早く行うことを大切にしています。
この機能は日報の作成にも重宝し、WIPの状態でTODOをまとめておいて、業務が終了したら日報としてまとめて提出することも可能です。
こうすることで、日報の更新を忘れるリスクを回避できるでしょう。
またesaの特徴として、デザインにこだわっていることもあげられます。
- シンプルで無駄を無くしたUI設計
- 使いごごちの良さ
- 優しい配色
上記のように、利用する従業員の立場に立ったデザインで設計されています。
またサポートが手厚いこともesaの大きな特徴です。
万が一不具合や問題が発生した場合に、サポートの電話がつながりにくい時には、業務が滞ってしまう危険性もあるでしょう。
esaであればサポートへメールを送信した場合、5分〜10分ほどでサポートから連絡が返ってきます。
ユーザーからの連絡がサポートの開発者にIssueやSlack、メールといったさまざまなツールで連絡が届く仕組みになっています。
料金プラン | 500円/1名あたり 無料トライアル期間:2ヶ月 |
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操作性・機能性 | 高 |
セキュリティ対策 | 中 |
公式HP | https://esa.io/ |
Notion
出典:https://smallit.co.jp/blog/886/
Notionは会社内における全てのチームやグループの情報や知識を、一つのスペースに落とし込むことを目的とした社内wiki型のナレッジ共有ツールです。
- タスク
- メモ
- スプレッドシート
- プロジェクト管理
上記のような機能がドキュメント機能と合体したツールです。
プロジェクトやチーム、ドキュメントを一括で管理し、情報が分断することなく一丸となって業務を行えます。
Notionであれば、ナレッジ共有ツールとしての利用だけでなく日常のさまざまなシーンで利用できる機能が揃っています。
そのため従業員が毎日利用することになるので、会社内への浸透がスムーズに行えるでしょう。
また操作性にも長けており、ドキュメントやWEBサイトなどの必要な情報をドラッグ&ドロップするだけで簡単に共有できます。
またMacやWindowsなどのパソコンはもちろんのこと、iOSやAndroidといったスマートフォンでもアクセス可能なのもおすすめポイントです。
料金プラン | 8ドル / 1名(Teamプラン) ※無料プランあり |
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操作性・機能性 | 高 |
セキュリティ対策 | 中 |
公式HP | https://www.notion.so/ja-jp |
Confluence
出典:https://www.ricksoft.jp/atlassian/confluence/
Confluenceは7万5,000を超える企業が利用している実績のある社内wiki型のナレッジ共有ツールです。
Confluenceを導入することで、部署や役職に関係なく知識や情報を共有し、次の世代に渡るまで会社を成長し続けることが可能です。
長々とした会話ではなくリアクション機能を駆使することで、すぐに情報に反応できるので、無駄な手間や時間を省けるでしょう。
またセキュリティも手厚く、データの暗号化やプライバシー制御によって大切な情報を保護しています。
また3,000を超えるサービスとの連携が可能なので、会社に必要な機能を思い通りにカスタマイズ可能なところも大きなポイントです。
料金プラン | 1,200円/10名 30,000円/50名 60,000円/100名 |
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操作性・機能性 | 中 |
セキュリティ対策 | 高 |
公式HP | https://www.atlassian.com/ja/software/confluence |
おすすめのナレッジ共有ツール【社内SNS型】
ここでは社内SNS型のおすすめのナレッジ共有ツールをご紹介します。
- 社内コミュニケーションの減少
- 残業時間の増大
- 人手不足
企業の成長において、上記の課題への取り組みは大切なことです。
その解決策として社内SNS型のナレッジ共有ツールがあげられるでしょう。
一般的にSNSといえば、FacebookやInstagramなどがあげられますが、社内SNSはその会社版とイメージできます。
SNSでは娯楽や趣味を通して世界中の人とコミュニケーションを図れます。
社内SNSは会社内の従業員と、業務におけるコミュニケーションに特化したサービスです。
電話やメールでのコミュニケーションよりも使い勝手が良く、送信した後の編集や既読未読機能などのさまざまなメリットがあります。
Talknote
出典:https://talknote.com/
Talknoteは社内のあらゆる情報を資産化し、コミュニケーションを活性化させ文化醸成や理念浸透を促進する、社内SNS型のナレッジ共有ツールです。
Talknoteを導入することで、組織のコンディションを一目で把握できます。
会社の文化を形成し、その文化が浸透している組織は安定した経営を行うことが可能です。
従業員同士が共通の文化や価値観のもとで、コミュニケーションを取ることができるからです。
Talknoteの組織活性スコアでは、会社や部署のコミュニケーションを定量化でき、文化の浸透度を心理的安全性として可視化できます。
また人材レポートという機能を利用することで、従業員のコンディションを常に把握可能なので、万が一の事態に備えられるでしょう。
またTalknoteは業務に必要なコミュニケーションを、一括で管理できるのも特徴です。
スピーディにやりとり可能なチャットも、フィード形式で情報を蓄積しておくこともできます。
スレッド形式でコミュニケーションを取れるので、大切な情報が流れることなく一つ一つに着目してトークが可能です。
過去の情報も見つけやすい構造なので、月日が経って情報を検索したい際にもすぐに見つけられるでしょう。
料金プラン | 要お問合せ 初期費用+基本プラン+オプション |
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操作性・機能性 | 中 |
セキュリティ対策 | 中 |
公式HP | https://talknote.com/ |
Yammer
出典:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.yammer.v1&hl=ja&gl=GB
Microsoft社が運営するYammerは、組織内のエンゲージメントを向上し、コミュニケーションを広げる社内SNS型のナレッジ共有ツールです。
会社内のさまざまなアイデアやフィードバックを収集し、従業員に共有することで足並みを揃えた運営を行えます。
セキュリティ面が手厚く、Microsoft 365と同様の強力な保護が嬉しいポイントです。
- セキュリティ
- コンプライアンス
- 管理の機能
- データの保護
YammerとOffice管理センターの二つのシステムで問題の分析を行うため、簡単に問題を把握してどのような課題があるのかを確認できます。
またYammerは炎上しにくい社内SNSでも有名です。
SNS特有のコミュニケーションの難しさにも、「いいね機能」や「リアクション機能」を活用して円滑に対応可能です。
料金プラン | 無料(ベーシック) ※機能制限あり エンタープライズ版はOffice 365ユーザーに含まれる。 |
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操作性・機能性 | 高 |
セキュリティ対策 | 高 |
公式HP | https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/yammer/yammer-overview |
SKIP
出典:https://www.skip-sns.jp/
SKIPはさまざまな大企業が利用している、安心と信頼のおける社内SNS型のナレッジ共有サービスです。
通常のSNSではユーザーは各々の目的に向かって利用しますが、SKIPでは利用する従業員の目的を同じものにすることで業務の効率化に繋げます。
SKIPは社内SNSの導入が初めての企業に向けて、 コンサルタントにより無料相談が可能 です。
ツールを売り込む営業スタイルではなく、企業の導入目的や背景に寄り添ったサービスを行っています。
また運営担当者はツールの導入の際にマニュアルなどの資料を作成しますが、SKIPはそのマニュアルのサポートも手掛けます。
万が一何か問題が発生したとしても、すぐに悩みを解決してくれる社内SNSの専門家が存在することは大きなメリットでしょう。
さらにSKIPではスモールスタートを実現できます。
新しいツールを会社内で一斉に展開してしまうと、そのツールがうまく浸透しなかった場合、無駄な費用が発生してしまう可能性があります。
こういった事態を防ぐためにSKIPではユーザーのみを課金対象としているので、安心して導入できるでしょう。
料金プラン | 100,000円/〜200名 200,000円/〜500名 300,000円/〜1000名 |
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操作性・機能性 | 中 |
セキュリティ対策 | 中 |
公式HP | https://www.skip-sns.jp/ |
Beat Shuffle
出典:https://www.beat.co.jp/
Beat Shuffleはノウハウの共有や情報の蓄積、横のつながりを強化してくれる社内SNS型のナレッジ共有ツールです。
社内SNSを会社内にしっかりと定着させるために、従業員の立場になって考えられた操作性や、利用する事に愛着の湧くデザインとなっています。
ITの能力が低い従業員でも問題なく使用できる仕組みになっています。
ツールの機能やサイトタイトル、「いいね」の名称などを、会社で独自にカスタマイズできるのも大きな特徴です。
またフィード中心の読みやすいトップページや、お知らせやQ&Aなどもすぐに閲覧できます。
1対1のビジネスチャットはもちろんのこと、複数人でも連絡を取れます。
セキュリティ対策の面は、会社のセキュリティポリシーに沿った自由な運用ができるのも特徴でしょう。
管理者は全ての投稿を確認や削除できます。
非公開コミュニティの非表示やゲストユーザー招待などの機能の制限を設定できるので、ツールを利用するユーザーを常にコントロールできます。
料金プラン | 540円/1名あたり(ビジネス) 1,200円/1名あたり(エンタープライズ) |
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操作性・機能性 | 高 |
セキュリティ対策 | 高 |
公式HP | https://www.beat.co.jp/ |
おすすめのナレッジ共有ツール【オンラインストレージ型】
ここではオンラインストレージ型のナレッジ共有ツールをご紹介します。
オンラインストレージとは、オンライン上で情報の共有や保管を行えるストレージのことです。
クラウドストレージと呼ばれることもあるでしょう。
パソコンのブラウザでアクセスすることが一般的でしたが、スマートフォンのアプリなどで、場所にとらわれずにアクセスできるものも存在します。
会社の情報や知識が会社内のサーバーだけで収まりきれない場合には、オンラインストレージ型のナレッジ共有ツールの導入をおすすめします。
Google Drive
出典:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.docs&hl=ja&gl=US
Google DriveはGoogle社が提供するオンラインストレージで、G Suiteに含まれているサービスの一つです。
G Suiteアカウントを作成すること で利用できます。- Googleドキュメント
- Googleカレンダー
- Gmail
上記のような他のサービスも利用でき簡単に連携可能なので、導入にあまり費用をかけたくない方におすすめです。
Googleドキュメントは容量無制限で利用可能なので、多くのファイルを保存したい方にも嬉しいツールでしょう。
- Excel
- Word
このようにさまざまなファイルの形式で保存・書き出し可能なので、非常に便利です。
またセキュリティ対策もしっかりしており、Googleのデータセンターは強固なセキュリティで保護されています。
ハッキング対策やデータ保全など、通常の企業以上のさまざまな対策が整っているため、安心して利用できるでしょう。
またiOSやAndroidといったスマートフォンにも対応しているので、出張や外出の多い従業員でも場所にとらわれずスムーズにアクセスできます。
検索精度も非常に高く、ファイルの共有も簡単です。
ファイルごとにリンクが作成されるので、そのリンクを共有するだけで完了します。
動画の共有も可能で、アップロードすれば社内限定の動画として共有できるのも嬉しいポイントです。
料金プラン | 680円/1名(Basic):30GB 1,380円/1名(Business):容量無制限 3,000円/1名(Enterprise):容量無制限+高度なセキュリティ機能 |
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操作性・機能性 | 高 |
セキュリティ対策 | 高 |
公式HP | https://www.google.com/intl/ja_jp/drive/ |
OneDrive for Business
出典:https://www.pc-world.jp/blog/microsoft_ofb/
OneDriveはMicrosoft社が提供するOffice製品と連携可能なオンラインストレージ型のナレッジ共有ツールです。
- Excel
- Word
- PowerPoint
上記のような、 Office製品と連携することで、さまざまな情報や知識を効率よく共有 できます。
どんな端末からでもインターネットがつながっていれば、どこからでもアクセスできます。
万が一インターネットが繋がらない環境で編集する場合でも、次にインターネットに接続したタイミングで自動で同期されます。
またOneDriveのモバイルアプリでは、さまざまな便利な機能が搭載されているのも嬉しいポイントです。
- 領収書
- ホワイトボード
- 名刺
- 書類
外出先でも上記の内容を保管しておきたい際には、撮影してOneDriveに保存できます。
またセキュリティ面も優れており、ファイルや情報を間違って消してしまった場合もすぐにファイルを復元できます。
外部からの攻撃を受けた際でも、簡単にファイルの回復が可能です。
料金プラン | 540円/1名:1TB 1,090円/1名:1TB+高度なセキュリティ機能 1,360円/1名:1TB+高度なセキュリティ機能+Officeアプリケーション |
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操作性・機能性 | 高 |
セキュリティ対策 | 高 |
公式HP | https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/onedrive-for-business |
Dropbox Business
出典:https://smabiz.jp/solution/detail/solution-231.html
Dropboxは世界で45万を超えるチームで導入されているオンラインストレージ型のナレッジ共有ツールです。
- Googleスプレッドシート
- ドキュメント
- スライド
- Officeでの作成ファイル
- Dropbox Paperのクラウドコンテンツ
上記のようなさまざまなコンテンツの作成や編集・共有が可能です。
またビジネスシーンで利用するコミュニケーションツールであるZoomやSlackとも連携でき、オンライン会議やミーティングを円滑に行えるでしょう。
また大容量のファイルも問題なく共有でき、簡単に送信できます。
ファイルの閲覧制限やパスワードのカスタマイズが可能なため、ファイルのセキュリティを強固なものにできます。
またファイルを共有した相手がファイルを保存した際に通知が届くので、相手に状況を確認する必要はありません。
また万が一スマートフォンを紛失してしまった場合でも、 スマートフォン内のDropboxフォルダの遠隔削除や同期の停止も可能 です。
権限設定も部署ごとやチームごとなど、詳細に分割できるのも特徴です。
セキュリティ対策として2段階認証でのログインが可能なため、不法な侵入を避けられるでしょう。
料金プラン | 1,250円/1名あたり(スタンダード) 2,000円/1名あたり(アドバンス) |
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操作性・機能性 | 中 |
セキュリティ対策 | 高 |
公式HP | https://www.dropbox.com/ja/business |
Fleekdrive
出典:https://www.fleekdrive.co.jp/
Fleekdriveは企業の情報資産を、会社内やそれ以外でも有効に活用することを目的としたオンラインストレージ型のナレッジ共有ツールです。
ビジネスニーズに必要なさまざまな機能や誰にでも利用しやすいインターフェースが特徴のツールです。
出張や外出が多い企業でのスマートフォンを利用した現場でのファイルの共有、サテライトオフィスやテレワークでのやりとりに適しています。
また24時間どこからでもアクセス可能なので、日本国内はもちろん海外に拠点がある企業にもおすすめです。
企業の規模や業種を問わず、世界190カ国で導入されている実績と経験のあるナレッジ共有ツールです。
料金プラン | 550円/1名あたり(Team) 1,650円/1名あたり(Business) 4,400円/1名あたり(Enterprise) |
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操作性・機能性 | 高 |
セキュリティ対策 | 高 |
公式HP | https://www.fleekdrive.com/ |
ナレッジ共有ツールまとめ
今回はおすすめのナレッジ共有ツールをタイプ別にご紹介しました。
タイプによって活用方法や運用方法が異なってくるので、会社の目的に合ったタイプのツールを選択しましょう。
また比較するポイントを確認しながらツールを選択することで、安全な運用を長期的に続けられます。
会社の目的やツールを導入する背景をしっかりと定めた上で、ツールを比較し導入しましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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