クラウドストレージ10選を徹底比較!選ぶポイントやメリット、おすすめの機能はコレ!
執筆: Saas辞典編集部 | |
クラウドストレージとは、インターネット上にデータを保管できる便利なサービスです。
クラウドストレージには多種多様な特徴があり、どれを選んで良いか迷ってしまう方も少なくないでしょう。
そこで今回はおすすめのクラウドストレージを、 個人と法人に分けて 比較してご紹介します。
クラウドストレージを選択する際のポイントもご紹介しますので、最後までぜひご覧ください。
- クラウドストレージはインターネット上にデータを保存できるサービス
- クラウドストレージのメリットは、手間やコストを抑えて場所にとらわれず、容量も気にせずに導入可能
- クラウドストレージを導入する際にポイントは、容量、操作性、セキュリティ対策を確認する
- 個人向けのおすすめクラウドストレージサービスは「 DropBox 」!
- 法人向けのおすすめクラウドストレージサービスは「 DirectCloud-BOX 」!
- クラウドストレージを導入する際は、コストやセキュリティ、目的に合った機能を備えているかに注意する
クラウドストレージとは?
クラウドストレージは、 インターネット上に設けられた場所にデータを保存できるサービス です。
別名「ファイル・ホスティング」や「オンラインストレージ」とも呼ばれています。
パソコンやスマートフォンのストレージやファイルサーバーを利用せずに、大切な情報をインターネット上に保管できます。
- クラウド上での情報の保管
- クラウド上の情報をそのまま相手に転送できる
- デバイス上での情報の読み込みの手間が不要
クラウドストレージにはセキュリティ面を強化した企業向けのものや、無料で利用可能な個人向けのものが存在します。
クラウドストレージを利用するメリット
ここではクラウドストレージを利用する上でのメリットをご紹介します。
メリットをしっかりと確認した上で、本当に必要か、導入した後にどんなことが可能になるのかなどを検討しましょう。
場所にとらわれず情報を共有できる
1つ目にご紹介するクラウドストレージを利用するメリットは、 場所や時間にとらわれることなく情報を共有できること です。
前述しましたが、クラウドストレージはインターネット上に設けられた場所に、情報を保管します。
インターネットが利用可能でさえあれば、いつでも情報にアクセスできます。
例えばUSBメモリやCD-ROM等で情報をやり取りする場合には、読み込みや差し込みに物理的な時間がかかりますよね。
さらに郵送の手間や、実際に会って受け渡しを行わなければなりません。
クラウドストレージであれば、物理的な手間や時間をかけずに利用可能です。
運用や管理の手間やコストを抑えられる
2つ目にご紹介するクラウドストレージを利用するメリットは、運用や管理の手間やコストを抑えられることです。
会社内にサーバーを設けた場合、情報を充分に保存できるように膨大な容量を確保しなければなりません。
セキュリティ面にも気を配る必要があるため、設置環境を整えるための多額の初期費用や維持費がかかってしまいます。
しかしクラウドストレージを利用した場合では、システムのメンテナンスやアップグレードなどの運用は、サービスの業者が行います。
情報を保存する場所はインターネット上なので、 サーバーを設置する必要もなく初期費用を抑えて で導入できます。
これまで情報管理に多くのコストをかけていた企業でも、簡単にコスト削減できるのは魅力的ですよね。
容量の上限がなくバックアップも不必要
3つ目にご紹介するクラウドストレージを利用するメリットは、容量の上限がなくバックアップも不必要なことです。
クラウドストレージであれば、万が一ストレージの容量が足りなくなった場合でも、容量を追加できます。
管理画面から簡単に申請できるので、容量不足によって業務が滞ってしまうこともありません。
さらにクラウドストレージであれば バックアップを自動で行ってくれる ので、無駄な手間を省けるでしょう。
データ消失の恐れがない
クラウドストレージを利用するメリットの4つ目は、データが消えてしまう恐れがないことです。
会社内にサーバーを設置している場合、火事や地震などの災害が起きた時に大切な情報が消失してしまう恐れがあります。
さらに、ウイルスの感染などで同じLANにつながるサーバー全てがバックアップも含め破壊されてしまうこともあるかもしれません。
そこでクラウドストレージであれば、 大切な情報は全てインターネット上に保管されている ので、データが消えてしまうことはありません。
さらにインターネットがつながるエリアであれば、場所にとらわれることなくアクセスできます。
災害などで会社の建物が崩壊していたとしても、復旧を待つことなく業務を行えることもメリットの1つです。
クラウド上で編集可能
最後にご紹介するクラウドストレージを利用するメリットは、クラウド上でさまざまな編集ができることです。
会社内でサーバーを設置している場合、サーバーにファイルを保管しても複数の従業員で編集することは難しい可能性があります。
例を挙げると、従業員の1人がファイルの編集を行っていた際に、別の従業員がデータの更新をするためにファイルを開くことがあるでしょう。
しかし後からファイルにアクセスした従業員は、最初の従業員の編集作業が完了するまで待たなければなりません。
クラウドストレージ内に保管しているファイルは、 複数の従業員が編集可能 です。
複数の従業員が同時に同じファイルを編集、更新したい場合でも、前の人の作業を待つことなくスムーズに作業できます。
クラウドストレージを比較する際のポイント
ここではクラウドストレージを比較する際のポイントをご紹介します。
クラウドストレージを選ぶ際は、これからご紹介するポイントをしっかりと把握した上で、利用目的に合ったサービスを選択することが重要です。
容量がどのくらいか
1つ目にご紹介するクラウドストレージを比較する際のポイントは、どのくらいの容量があるかということです。
具体的にお伝えすると、 会社の業務内で1アカウントに必要な容量 です。
請求書や見積書等の書類の保存が主な業務であれば、容量は数GBで充分でしょう。
しかし、高解像度の画像や映像ファイルを多く取り扱う業務では、数TBといった容量が必要となります。
たくさんのファイルをストレージに保存しておくことで、業務の効率化や業績アップを見込めるのであれば、容量無制限のクラウドストレージを選択しましょう。
無制限のクラウドストレージで容量を追加する場合は、基本的な容量料金に追加する形で容量の追加料金が発生します。
繁忙期は多くのファイルを保存する必要があるため追加容量料金を支払い、閑散期は必要なファイルとそうでないファイルに整理することで無駄なコストを省けます。
必要な機能が備わっているか
クラウドストレージを導入する際の2つ目のポイントは、個人や社内の目的に必要な機能が備わっているかを確認しましょう。
管理者の配置方法や、直感的な操作ができるサービスを選択することが大切です。
データをクラウドストレージへ移行した後も、通常のファイルサーバーと同様にフォルダの階層設計が可能かどうかも重要なポイントです。
導入時だけでなく、 実際に運用する際に大切な機能もしっかりと確認する必要がある でしょう。
費用が適切か
3つ目にご紹介するクラウドストレージを比較する際のポイントは、ストレージの導入や運用にかかる費用が適切かどうかを見極めましょう。
クラウドストレージには初期費用が有料のものや、月額料金が無料のものまで多種多様です。
導入に費用がかからない場合でも、月額や年額使用量を定期的に支払い続ける必要がある場合がほとんどです。
同じ業者の同じサービスでもプランや容量の変更、利用人数が変わると、並行して利用料金も変動します。
導入や運用の際に必要になるコストと、それに見合った容量や機能かどうかをしっかりと比較検討しましょう。
そうすることで 安全で長期的に継続できるサービス を選択できます。
対応している端末の種類
クラウドストレージを比較する際のポイントの4つ目は、対応している端末の種類と操作性を比較しましょう。
スマートフォンでのクラウドストレージの利用を検討している場合は、スマートフォンやタブレットに対応しているかの確認が必要です。
クラウドストレージをスマートフォンで使用するに当たって、必要な機能をリストアップしましょう。
そのリストを確認することで、必要な機能が備わっているサービスかどうかの比較を的確に行えるでしょう。
使いやすいシステムかどうか
業務で利用する場合には、 クラウドストレージサービスの管理機能や操作性も重要なポイント です。
管理機能はデータのセキュリティ面で大切な機能です。
アクセス管理やアクセス権限の共有方法など、サービスによって異なります。
URLを送るだけでアクセス可能なクラウドストレージも存在しますが、情報漏洩やデータ消去などのリスクが高まるでしょう。
またアップロードの速度もサービスによってばらつきがあるため、しっかりと確認しておく必要があります。
有料版であってもアップロード速度が遅いサービスも存在するので、どのくらいのスピードが必要かを明確にして検討しましょう。
セキュリティ対策とデータの保存地域
最後にご紹介するクラウドストレージの比較するポイントは、セキュリティ対策の有無とデータの保存地域についてです。
インターネットの利用が必然となっている企業がほとんどですが、会社内で「情報セキュリティポリシー」を策定している企業も少なくありません。
まずは会社内での情報セキュリティポリシーをしっかりと確認しましょう。
また、セキュリティポリシーの中には、サービスの導入である程度の予算がかかったとしても、データは社内に留めるといった可能性もあります。
その場合は、会社内にサーバーを設置するオンプレミス型のサービスを活用すると良いでしょう。。
さらに社外にデータを保存する際に、 保存される地域について規定しているセキュリティポリシー も存在します。
社外のサーバーへの保存は問題ないが、保存場所が日本国内に限定されるといった規定であれば、その規定に沿った内容のサービスを選択しなければなりません。
クラウドストレージサービスの中には海外に保存地域があるものや、日本国内に設置されているものまでさまざまなので、導入前に確認しましょう。
【法人向け】おすすめのクラウドストレージ5選
ここでは法人向けにおすすめのクラウドストレージをご紹介します。
DirectCloud-BOX(株式会社ダイレクトクラウド)
出典:https://directcloud.jp/
DirectCloud-BOXはクラウドアワードのASP・SaaS部門 支援業務分野でベスト連携賞を受賞したクラウドストレージです。
導入実績は1,500社を超えている、経験と実績のあるサービスです。
ユーザー数は無制限で利用でき、しっかりとしたセキュリティ対策と高い費用対効果を実現しています。
特にセキュリティの強固さには定評 があり、国内のデータセンター、24時間365日での管理、ファイアウォールなどさまざまな対策が施されています。料金 | 【ビジネス】90,000円〜 【プレミアム】180,000円〜 【エンタープライズ】300,000円〜 |
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容量 | 【ビジネス】3TB 【プレミアム】10TB 【エンタープライズ】30TB |
操作性 | 中 |
セキュリティ | 高 |
サポート | 中 |
Smooth File
出典:https://www.smoothfile.jp/
Smooth Fileは導入実績が1,000社を超える、法人向けのクラウドストレージです。
大容量のファイル転送や、ユーザー無制限での導入が可能になります。
クラウドアワードのASP・SaaS部門で ASPIC会長特別賞を受賞 しています。
セキュリティ面も強化されており、暗号化での通信やウイルスチェックなどが搭載されていることも嬉しいポイントでしょう。
また5W1Hなどの詳細が確認可能なログ機能や、ログイン許可IP制限、上長の承認機能などの機能が豊富なクラウドストレージサービスです。
料金 | 【5GBプラン】初期費用:50,000円〜 月額費用:25,000円〜 【100GBプラン】初期費用:55,000円〜 月額費用:33,000円〜 |
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容量 | 【5GBプラン】5GB 【100GBプラン】100GB |
操作性 | 高 |
セキュリティ | 高 |
サポート | 中 |
IMAGE WORKS
出典:https://sp-jp.fujifilm.com/image_works/
IMAGE WORKSは動画や画像などのデジタルデータの管理を得意とするクラウドストレージです。
広告業界や印刷業会で、映像や画像などのデジタル素材の共有で利用されています。
たくさんのファイルの中から必要なファイルを検索できる、 検索性や閲覧性に長けている ことが特徴です。
ファイル情報を100項目から選択可能なので、業務別の検索項目を自由にカスタマイズできるでしょう。
セキュリティ面でもさまざまな機能が搭載されています。
ファイルの閲覧のみを許可するセキュアプレビューや、ウイルスチェックをリアルタイムで行う機能などの機能が充実しています。
料金 | 【ミニマムプラン】初期費用:15,000円〜 月額費用:15,000円〜 |
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容量 | 【ミニマムプラン】要問い合わせ |
操作性 | 高 |
セキュリティ | 高 |
サポート | 中 |
Fileforce
出典:https://www.fileforce.jp/
Fileforceは個人から中小企業まで、さまざまな分野、規模での導入が可能なクラウドストレージです。
日本の法律のもとで開発され、運用や管理体制も徹底されていることも特徴のひとつでしょう。
データセンターが国内に設置されていることはもちろんのこと、 開発やサポートの拠点も日本国内に設置 されています。
万が一問題が発生した場合でも透明性の高い環境で、安全に問題を解決できるでしょう。
ユーザー数も無制限で導入可能なことも、企業にとっては嬉しいポイントです。
セキュリティ面でも2段階認証や、パスワードの有効期限設定などの管理機能も充実しています。
クラウドストレージでありながら、通常のサーバーと同じく業務内容に沿ったフォルダ構成を構築可能です。
料金 | 【エントリー】900円〜 【アンリミテッド】50,000円〜 【エンタープライズ】要問い合わせ |
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容量 | 【エントリー】30GB 【アンリミテッド】1TB〜 【エンタープライズ】要問い合わせ |
操作性 | 中 |
セキュリティ | 高 |
サポート | 高 |
Everidays
出典:https://everidays.com/
Everidaysはユーザー数無制限で利用でき、テレワークなどに適したセキュリティ対策が整ったクラウドストレージです。
データセンターは日本国内に設置されており、多重バックアップが施されているためセキュリティ面でも安心できるでしょう。
また操作性も高く、ファイルの編集、チャットワーク連携など生産性を高める機能が豊富に搭載されています。
マウスの操作やショートカットキーなどもローカルの操作と同じように利用できることも大きなポイントです。
ユーザー数は無制限で、 初期費用も必要なく容量に沿った料金 で利用できます。
初めて導入する際は、少ない容量で低価格でスタートし、利用人数が増えてくれば容量を増やすこともできるでしょう。
料金 | 【スターター】7,600円〜 【プロフェッショナル】19,800円〜 |
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容量 | 【スターター】200GB 【プロフェッショナル】1TB |
操作性 | 高 |
セキュリティ | 高 |
サポート | 中 |
【個人向け】おすすめのクラウドストレージ5選
ここでは個人向けにおすすめのクラウドストレージをご紹介します。
Dropbox
出典:https://www.dropbox.com
Dropboxは世界中で7億人のユーザーに利用されているクラウドストレージです。
人気の理由は誰でも簡単に操作可能な高い操作性で、ファイルを共有できることです。
パソコンやスマートフォンなど、さまざまな端末からアクセスできます。
またどんな環境下においても高いパフォーマンスを発揮し、独自の技術でアップデートの速さを実現しています。
さらに企業が必要とする管理機能を網羅しており、実際に利用する従業員目線の設計を心がけているのです。
Dropboxは 高い操作性、スピード、セキュリティ において、おすすめしたいクラウドストレージです。
料金 | 【Standard】1,250円 / 月/最小 3 ユーザー 【Advanced】2,000円 / 月/最小 3 ユーザー 【Enterprise】お問い合わせ |
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容量 | 【Standard】3 TB、その他プラン要問い合わせ |
操作性 | 高 |
セキュリティ | 高 |
サポート | 中 |
Google Drive
出典:https://www.google.com/intl/ja_jp/drive/
Google DriveはGoogleが提供しているクラウドストレージです。
その特徴は操作性の高さで、GoogleフォトやGmailと同じような感覚で利用できます。
個人用のストレージとしても、ビジネス用のストレージとしても利用可能です。
無料版は15GBまで利用でき、有料版にアップデートすればさらに多くの容量で目的に合わせた活用ができます。
Google DriveはGoogleの製品である 「G Suite」の一部として、さまざまな機能を利用できる ことも大きな特徴といえます。
料金 | 【ベーシック】680円〜 【ビジネス】1,360円〜 【エンタープライズ】3,000円〜 |
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容量 | 【ベーシック】30GB、その他プラン無制限 |
操作性 | 高 |
セキュリティ | 高 |
サポート | 中 |
OneDrive
出典:https://onedrive.live.com/about/ja-jp/signin/
OneDriveはさまざまな企業で導入されている、 マイクロソフトのOffice365の一部として利用可能 なクラウドストレージです。
Office365のプランを利用することで、OneDriveだけでなくワードやエクセルなどの多種多様な機能を利用できます。
他のサービスで作成した資料を、OneDriveでそのまま保存できるのも嬉しいポイントでしょう。
オフィスサービスとして長年の実績を持つマイクロソフトのサービスなので、操作性が非常に優れており、導入企業も数多く存在しています。
料金 | 【ビジネスプラン1】540円〜 【ビジネスプラン2】1,090円〜 【Office365ビジネスプラチナム】1,360円〜 |
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容量 | 要問い合わせ |
操作性 | 高 |
セキュリティ | 中 |
サポート | 高 |
Box
出典:https://www.box.com/ja-jp/home
Boxは世界の高収益企業ランキングに載った、約70%の企業が利用しているクラウドストレージです。
世界では9万5,000社、日本国内でも5,200社を超える企業が利用しています。
主であるビジネスプランはもちろんのこと、個人向けの無料プランや有料プランも用意されているのが特徴です。
ビジネスプランは容量無制限で利用でき、必要とする機能によって料金が追加されます。
さらにBoxはクラウドストレージという概念ではなく、 パートナーと団結してシステム開発の運用 を構築しています。
企業が必要とするデザインや機能をカスタマイズすることで、独自のクラウドサービスの連携を可能としているのです。
セキュリティ面も充実しているため、多種多様な企業に人気のクラウドストレージです。
料金 | 【無料プラン】無料 【ビジネスプラン】1,800円 / 月/ユーザー 【ビジネスプラスプラン】3,000円 / 月/ユーザー |
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容量 | 【無料プラン】10GB、その他のプラン無制限 |
操作性 | 高 |
セキュリティ | 高 |
サポート | 中 |
iCloud Drive
出典:https://apps.apple.com/jp/app/icloud-drive/id1070072560
iCloud DriveはApple社の製品を使っている方向けのクラウドストレージです。
AppleIDだけでアクセスでき、5GBの容量を無料で利用できます。
容量の追加も可能で、どのプランも非常にリーズナブルで利用できるでしょう。
Apple製品を利用しているユーザーだけのサービスではなく、 Windows専用のiCloudもリリース されています。
iCloud Driveは、保存した画像やファイルをリアルタイムで共有可能で、他のスマートフォンやパソコンからも編集可能です。
さらにオフラインでの編集も可能なので、インターネットに接続されていなくても編集できるでしょう。
次に端末がインターネットに接続された際にデータがアップロードされ、共有しているほかの端末にも自動でアップデートされます。
料金 | 【無料プラン】無料 【50GBプラン】130円〜 【200GBプラン】400円〜 【2TBプラン】1,300円〜 |
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容量 | 【無料プラン】5GB 【50GBプラン】50GB 【200GBプラン】200GB 【2TBプラン】2TB |
操作性 | 中 |
セキュリティ | 中 |
サポート | 中 |
クラウドストレージを利用する際の注意点
最後にクラウドストレージを利用する際の注意点をご紹介します。
クラウドストレージを導入することによって多くのメリットがあります。
しかしメリットだけではなく注意点も把握しておくことが重要でしょう。
注意点が原因となって問題が起きた場合でも、知識を身につけておくことで対応力は変わってきます。
導入や運用にコストがかかる
最初にご紹介するクラウドストレージを利用する際の注意点は、導入や運用にコストがかかってしまうことです。
利用している ユーザーやアカウント数、容量に応じて料金が変わる ことを覚えておきましょう。
クラウドストレージを利用する従業員が100人いるのであれば、100人分の料金がかかります。
会社内に設置するサーバーであれば、利用人数やアカウント数での価格変動はありません。
しかし会社内のサーバーは容量に限度があり、最新の状態を常に保つためには追加費用が発生する場合もあります。
クラウドストレージを導入する際には、導入後も視野に入れて総合的に判断しましょう。
セキュリティや情報漏洩対策が必要
クラウドストレージを導入する上での注意点の2つ目は、セキュリティや情報漏洩対策が手厚いかどうかを確認しましょう。
クラウドストレージはインターネット上で大切なデータを管理するので、セキュリティ対策は欠かせません。
会社の重要情報を狙うハッキングや攻撃を心配される方も少なくないでしょう。
ほとんどのクラウドサービスでは、強固なセキュリティ対策が施されています。
セキュリティ面での判断基準として 「ISO27001」というISMSの国際規格を取得しているか を確認することが大切です。
さらに従業員に向けてクラウドストレージのセキュリティ対策も含めた、運用方法の研修等を行うことも挙げられます。
クラウドストレージの利用にはパスワードが必須です。
パスワードがなければアクセスできないため、セキュリティ対策が万全という見方もできます。
しかし逆の視点で考えると、インターネットが使える状況でパスワードさえ知っていれば、誰でもアクセスできるのです。
パスワードの漏洩対策は厳重に行う必要があります。
会社内で退職者が出た場合も、充分に注意しましょう。
退職者が利用していたパスワードは削除し、利用不可能にしなければなりません。
定期的にパスワードを更新することも、セキュリティ対策として挙げられます。
従業員への社内研修や、情報漏洩のリスクについての呼びかけを行うことも効果的でしょう。
インターネットがないと利用できない
クラウドストレージを導入する際の注意点の3つ目は、インターネットが繋がっていないと利用できないことです。
クラウドストレージはインターネット上にある場所に、データを保存します。
インターネットに繋がっていることが、クラウドストレージの大前提となるので、オフラインでは利用できません。
クラウドストレージが利用できない場合は、まずインターネットに接続されているかどうかを確認する必要があるでしょう。
またクラウドストレージは、 インターネットの回線強度次第でパフォーマンス が変わります。
インターネットに繋がりにくい場所では、途中で回線が切れてしまったり、サーバーとの接続が不安定になる場合もあるでしょう。
自由度が低い
最後にご紹介するクラウドストレージを利用する際の注意点は、自由度が低いことです。
一般的なクラウドストレージサービスはデザインや機能などは固定されており、各企業に合わせたカスタマイズはできません。
会社内の必要に合わせて設置する会社内のサーバーに比べると、自由度は低くなるでしょう。
しかしクラウドストレージサービスには、 設置型のサーバーにはない機能が豊富に搭載 されています。
クラウドストレージを導入する前に、会社内で必要な機能を明確にし、その機能を搭載しているサービスを選択することが大切です。
導入した後に「もっと違った機能が欲しかった」といったことにならないように、検討段階で必要な機能を洗い出しましょう。
クラウドストレージの利用でよくある質問
ここまでで本記事をお読みの皆様もクラウドストレージについての知識が深まったと思われます。
それでは最後に、ここまでの知識をよりしっかりとしたものにするためにクラウドストレージの利用でよくある質問について紹介します。
これを読んでよりスムーズなクラウドストレージの導入に役立てていただけると幸いです。
アカウントのない社外の人間でもファイルはアップロード可能か
結論から言うと、アカウントのない社外の人間でもファイルのアップロードなどの作業を行うことは可能です。
例えば本記事で紹介したDropBoxなどもURLさえ知っていればアクセス可能な場合が多いです。
また、利用するツールによってはファイルの操作にパスワードをかけるなどして、不正な操作を防ぐことができます。
権限のない人に自分のファイルをいじられることがないように、URLを公開する際はパスワードの設定をおすすめします。
ユーザーにアクセス制限を設けることは可能か
先ほどとは逆に特定のユーザーなどからのアクセスに制限を設けることなどは可能なのでしょうか?
こちらも結論から言うと未許可のユーザーにアクセス制限を設けることは可能です。
具体的にはアクセス制限リストに該当するipアドレスを登録することで制限をかけることができます。
特に機密文章を扱うという場合にはアクセス制限は有効な機能でしょう。
クラウドストレージ比較まとめ
今回はおすすめのクラウドストレージを、個人と法人に分けて比較してご紹介しました。
クラウドストレージを利用することで、 場所やタイミングにとらわれることなく業務を効率化 できます。
個人で利用する方にとっても、インターネットが繋がっていればどこでも利用可能なので、非常に便利なサービスです。
クラウドストレージにはさまざまな種類が存在するので、目的に合ったコストや容量、機能が搭載されているサービスを選択しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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