おすすめのWEB請求書5選を徹底比較|選ぶポイントまでわかりやすく解説
執筆: SaaS辞典 編集部 | |
このように考えていませんか?
WEB請求書は便利なシステムですが、どれを導入したら良いか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではWEB請求書の基本からおすすめWEB請求書システムまでわかりやすく解説しています。
- WEB請求書とは請求書をWeb上で作成してやり取りできるシステムのこと
- WEB請求書を比較するポイントは連携性能など
- おすすめのWEB請求書はMisocaなど
- WEB請求書のメリットは請求書の作成を効率化できることなど
ぜひ参考にしてみてください。
また請求書だけでなく契約書も電子化をしたい方は、「電子契約システム」の活用がおすすめです。
書面契約書と同等の法的効力を持ちながらも、契約書作成や管理の時間を大幅に短縮するとともに、契約書の検索が簡単にできます。
電子契約システムについて理解を深めたい方は、下記記事を参考にしてみてください。
WEB請求書とは?
WEB請求書とは、請求書をWeb上で作成してやり取りできるシステムのことです。
リモートワークが広がる現在、請求書のために出社する必要がない点が注目を集めています。
請求書の他にも、見積書、納品書、領収書など多くの帳簿に対応しているシステムが多いです。
WEB請求書を比較する5つのポイント
WEB請求書を比較するポイントは主に以下の5つです。
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
ポイント①:連携性能
WEB請求書を比較するポイントとしてまず挙げられるのは、連携性能です。
特に会計系システムとの連携性能が充実していれば、手軽にWEB請求書を発行することが可能になります。
すでに自社でシステムを導入している場合には、連携性能も確認しておきましょう。
ポイント②:電子帳簿保存に関する法律に対応しているか
WEB請求書を比較するポイントとしては、改正電子帳簿保存法への対応も挙げられます。
改正電子帳簿保存法は2022年1月に改正され、請求書をよりゆるい条件でデータ保存できるようになりました。
最新の法律に準拠しているシステムがベストでしょう。
ポイント③:セキュリティ
WEB請求書を比較するポイントとしては、セキュリティも挙げられます。
請求書の内容が流出すると取引先からの信頼も損なわれてしまう可能性があります。
セキュリティ性能も注目してみましょう。
ポイント④:サポート
WEB請求書を比較するポイントとしては、サポートも挙げられます。
特にIT技術に疎い会社の場合には、サポートが充実していないとシステムを十分に活用できない可能性があります。
その場合には、初期導入サポートなどがあると安心でしょう。
ポイント⑤:機能
WEB請求書を比較するポイントとしては、機能も挙げられます。
自社が求めている機能が搭載されているものを選びましょう。
おすすめのWEB請求書システム5選
おすすめのWEB請求書システムは主に以下の5つです。
それぞれのWEB請求書システムについて詳しく見ていきましょう。
Misoca
Misocaの特徴は下記のようにまとめられます。
- 請求書の作成は豊富なテンプレートから選択するだけ
- ワンクリックでPDF発行や郵送代行も可能
- 売上レポートなどの管理機能も充実
- 他の会計ソフトと連携が可能
Misocaで請求書を作成する場合は、テンプレートが豊富にあるため選択するだけで作成ができます。
したがって請求書だけでなく見積書なども、業種問わずすべての会社に導入できると言っても過言ではありません。
また社内には繰り返し発行するような請求書があると思いますが、都度イチから作成するのは面倒ですよね。
Misocaには繰り返し発行するような請求書を、指定した日に自動で作成・メール送付してくれる機能が搭載されています。
つまり、作成漏れや請求漏れを防ぐことに大きく役立ちます。
送付した後はステータス管理機能により、見積〜入金までの状況を画面上で管理できるため安心して利用できるでしょう。
さらに他の会計ソフトと連携が可能なため、請求書の内容を社内の財務情報に反映できるため非常に便利です。
現在では請求書の作成と管理もできる会計ソフトが増えきました。
そのため財務諸表の作成を自動化したい方は会計ソフトの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
BtoBプラットフォーム請求書
BtoBプラットフォーム請求書の特徴は下記のようにまとめられます。
- 受取〜発行までオールインワンで完結
- 大手企業を中心に導入実績は736,445社
- 電子帳簿保存法に対応
- 不正アクセス対策など徹底したセキュリティ性能
BtoBプラットフォーム請求書は約70万社以上から利用されている、導入実績ではNo.1のWEB請求書ツールです。
請求書の発行だけでなく、受取から支払金額の通知など請求業務全体を効率化できる仕組みがあることが、高い導入実績の裏付けと言えるでしょう。
ただ先程のMisocaと比較すると、テンプレートの豊富さやステータス管理の機能性は劣るでしょう。
操作のしやすさや見やすいデザインなどを兼ね備えたMisocaは、初めてWEB請求書ツールを導入する場合におすすめです。
豊富な導入実績を誇るBtoBプラットフォーム請求書に興味がある方は、まずは資料請求をしてみましょう。
board
boardの特徴は下記のようにまとめられます。
- 請求書の作成だけでなく、売上やキャッシュフロー予測も把握可能
- 継続率99%の使いやすさと手厚いサポート体制
- プロのデザイナーが洗練されたテンプレートを作成
boardは請求書の作成以外に、受注状況の把握、原価管理など周辺の業務の効率化まで考えて作られたWEB請求書システムです。
特に売上見込の把握やキャッシュフロー予測など、経営分析機能は他のWEB請求書ツールと比較しても高精度です。
boardがおすすめなのは、従業員数が数人〜数十人の中小企業。
多機能を武器にするというよりは、請求書の作成簡易化と経営分析に特化したWEB請求書ツールと言えるでしょう。
INVOY
INVOYの特徴は下記のようにまとめられます。
- 請求書の発行を中心に無料で利用可能
- 契約している法人口座とオンライン連携で一括管理
- 取引先も画面で一元管理
INVOYは無料で使えるWEB請求書ツールです。
かつ請求書の作成が自動で可能な点など、操作のしやすさに定評があります。
ただ無料で利用できる反面、他のWEB請求書と比較すると扱える機能が少ないことも事実。
ステータス管理や経営分析機能を求めるのであれば、他のWEB請求書ツールを導入した方が良いでしょう。
INVOICEPOST
INVOICEPOSTの特徴は下記のようにまとめられます。
- 請求書の形式を問わず完全ペーパーレス化を実現
- 受領やスキャン、原本の保管を代行
- 電子帳簿保存法に対応
INVOICEPOSTはすべての請求書の処理を代行・データ化できるサービスです。
他のWEB請求書ツールと異なる点は、INVOICEPOSTが受け取る請求書の電子化から管理まで全行程を代行する点です。
受け取った請求書を電子化するため、自社で請求書作成を自動化する必要はありません。
ただ他のWEB請求書ツールと比べると、自社内での請求書作成を自動化するわけではありませんし、豊富な機能があるわけでもありません。
月額の基本利用料は1万円以上となり、請求書の作成から管理を効率化したい企業には向いていないでしょう。
あくまで「請求書の代行管理」にのみメリットを感じる場合はおすすめです。
WEB請求書の3つのメリット
WEB請求書のメリットは主に以下の3つです。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット①:請求書の作成を効率化できる
WEB請求書のメリットとしてまず挙げられるのは、請求書の作成を効率化できることです。
紙での請求書では印刷などに多くの手間がかかっていました。
これがWEB請求書になると簡単に行えます。
メリット②:
WEB請求書のメリットとしては、リモートワークに最適なことも挙げられます。
WEB請求書であれば、わざわざ請求書のために出社する必要がなくなります。
メリット③:請求書トラブルを防止できる
WEB請求書のメリットとしては、請求書トラブルを防止できることも挙げられます。
WEB請求書は紛失などのアクシデントを避けることが可能だからです。
ただ、情報漏えいのリスクはあるのでセキュリティ性能が十分なシステムを選ぶと良いでしょう。
WEB請求書のデメリット
請求書の作成から管理まで効率化してくれるWEB請求書ですが、下記のようなデメリットも存在します。
それぞれのデメリットについて詳しく解説していきますね。
取引先の了承を得るのに時間がかかる場合がある
自社でWEB請求書を導入しても、取引先が応じてくれるとは限りません。
社内DXに苦戦している、あるいは関心のない企業ですと書面で請求書を取り決めすることが当たり前になるでしょう。
仮に取引先への協力を仰ぐ場合は、下記のポイントで相談を持ちかけてみるのがおすすめです。
・返送の手間が省ける
・データ照合や入力作業をしなくて済む
・発行、郵送から到着までにタイムラグがない
上記のように効率面で取引先にもメリットがあることを提示してあげましょう。
セキュリティリスクが0ではない
請求書をWEB上で管理していることから、情報漏えいや改ざんなどのリスクを0にすることはできません。
先述したようにセキュリティ性能の高いWEB請求書ツールを選ぶことはもちろん。
それだけでなく、セキュリティリスクが顕在化したときに提供会社がどのようなサポートをしてくれるかを確認しておきましょう。
データ改ざんに関しては、改ざんされていないことを証明する「タイムスタンプ」を請求書に付与するなど、抜かりない対策が必要です。
WEB請求書に印鑑は必要?
結論から言ってしまえば、WEB請求書に印鑑は必要ありません。
法的な義務付けがないですし、物理的に印鑑を押すことはできないでしょう。
ただしWEB上の場合は、印鑑の代わりとして「電子署名」が必要になります。
一般的に多くのWEB請求書には電子署名を付与する機能がついておりません。
代替案として請求書を始めとしたビジネスで重要な書類を電子化でき、電子署名書を付与できる「電子契約システム」がおすすめです。
もし電子契約システムについて理解を深めたい場合は、下記記事を参考にしてみてください。
WEB請求書の比較のまとめ
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
この記事を読んだことで、下記のようにWEB請求書の理解が深まったのではないでしょうか。
- WEB請求書とは請求書をWeb上で作成してやり取りできるシステムのこと
- WEB請求書を比較するポイントは連携性能など
- おすすめのWEB請求書はMisocaなど
- WEB請求書のメリットは請求書の作成を効率化できることなど
自社に適したWEB請求書を導入することで、請求書の作成や管理にかける時間を削減し、より重要な仕事に集中できるようにしましょう。
また請求書を始めとした契約書を電子化したい場合は、電子契約システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
人事SaaS記事をキーワード検索
人気のSaaS記事
- [ 健康保険証 ] 保険者番号、記号、番号の意味
- 【2024年最新】おすすめの無料名刺管理アプリ10選を徹底比較!安全度や選び方もご紹介!
- 給与所得者の扶養控除等申告書の書き方。記入すべきは、現住所か住民票か?
- 年末調整の配偶者特別控除の必要書類とは?書き方を詳しく説明!
- 【2024年最新】つながりたくない人におすすめの名刺管理アプリをご紹介!つながらない対策方法も!
- 給与所得者異動届出書の書き方のポイントとは?転職者の住民税処理をマスターしよう
- 在日韓国人の方など「特別永住者」の雇用手続きで注意するポイント
- 【2024年最新】関東のおすすめ地方移住先18選!地方移住のメリットや選ぶ基準も解説
- 【2024】九州地方人気の地方移住先おすすめ14選!地方移住のメリット・おすすめの市町村を紹介
- 労働保険番号と、雇用保険 事業所番号とは