【平成29年(2017年)4月・料率変更】子ども・子育て拠出金(旧:児童手当拠出金)とは
執筆: 『人事労務の基礎知識』編集部 | |
厚生年金保険と一緒に、事業主(会社)が年金事務所に納めるお金(拠出金)です。「児童手当拠出金」とかつて呼ばれていた制度が、平成27年4月より「子ども・子育て拠出金」として再スタートしたものです。厚生年金保険とは異なり、従業員本人負担はありません。事業所の100%負担(従業員の給与から天引き無し)となります。
子ども・子育て拠出金の、計算方法
1)厚生年金の被保険者全員の標準報酬月額を合算する
2)「1」の金額に、一定料率(子ども・子育て拠出金率)をかける
※注意:「全員」という点に注意が必要です。会社の従業員に子どもがいるかどうかに関係なく、全員が支払う必要があります。厚生年金の被保険者全員が、子ども・子育て拠出金の計算対象となります。
子ども・子育て拠出金を算出する際の「子ども・子育て拠出金率」は、0.13%→0.15%→2.0%と上昇しており、平成29年(2017年)4月より0.23%に改定されました。
最新の料率は、日本年金機構のホームページで確認しましょう。
※この情報は、2017年4月1日時点のものです。
関連情報:[社会保険の基礎知識]健康保険と厚生年金保険とは
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