<社労士の横顔シリーズ> 有馬美帆 氏(社労士シグナル)

執筆: 『人事労務の基礎知識』編集部

有馬美帆 氏(社労士シグナル)

全国各地の社会保険労務士に、その人となりを聞くインタビュー。今回は、東京都にある「社労士シグナル」の代表・有馬美帆氏に話を伺います。

 

自身の体験から、人事・労務面で企業支援する社労士を選択

ー 社労士になった経緯・きっかけを教えてください。

また従業員が辞めたいって言ってきたんだよ。」  中学生の頃、リビングで父と母が話しているのを聞いてしまいました。

父は中堅都市で事業をやっており、従業員が定着しないことに悩んでおりました。今にして思えば、この時の父の事業は急成長しており、攻めの人事ばかりしていたので、企業の基盤となる守りの人事・労務が疎かになっていたのだと思います。

そんな父の苦悩から子供ながらに学んだことは、企業にとって人は財産、従業員に長くパフォーマンスを上げながら働いてもらう環境作りが重要、人材採用のためにも上場という手段があるということでした。

大学生の時に、それらを企業に支援できる社会保険労務士を目指すことに決めました。

社会保険労務士試験は、全体の合格率は数%、しかも20代の合格率はその中でも10数%でしたが、23歳の時に合格しました。

すぐには独立せず、2社の社会保険労務士事務所で7年間の実務経験を積み、社会保険労務士の平均年齢45歳と言われる中、2014年の29歳の時に独立し「社労士シグナル」を設立しました。

顧客は、ベンチャー企業中心

ー どのようなお客様が多いですか?

急成長しているベンチャー企業の、若い経営者、採用担当者の方が多いです。同世代であることを活かした気軽なコミュニケーションを心がけ、問題が起こるよりも前に先回りした提案を行っている点、スタートアップから中規模までの各フェーズにおいて適切な支援を行っている点などを、お客様には評価いただけていると感じています。

急成長する企業は、従業員が増えていくごとに壁が出現します。30人の壁、50人の壁、100人の壁…と続いていき、IPOを目指す際にはIPOの壁も出現します。これらの壁の原因の一つに、「人事・労務」の壁があります。これらの壁を、早い段階から予防し除去し、企業の成長スピードを速めて頂くサポートをしています。

成長スピードを加速させるためのパートナーとして

ー 読者の方に、メッセージをお願いします。

人事・労務の業務は、企業のフェーズごとに大きく変化します。

創業当初は採用がメインだと思いますが、従業員数が増えてくると、教育・人員配置・労務・人事評価とやらなければいけないことが雪だるま式に増大します。

それらを全て社内で行うには、途中で限界が来ます。そのため、企業の成長基盤を強化するために必要な、教育・人員配置・労務・人事評価などをおざなりにする企業も多いと感じています。ですが、それでは企業成長は確実に鈍化します。

人事・労務部分は、法律が絡み、その法律も頻繁にアップデートされるので、社内で行うよりも信頼できる社労士に依頼した方が、工数的にもコスト的にもお得です。それぞれの「壁」の早期発見、早期治療も行いながら、ご一緒に、企業の成長スピードを加速させましょう。私どもは、御社の成長スピードを加速させる、パートナーとなります。

「社労士シグナル」について

顧問契約をした場合に受けられるサービス

  • 各種労務手続き
  • 給与計算及び監査
  • 労務トラブル相談及び対応
  • 定期打合せ

顧問契約の費用感

  • 従業員10人までの会社の顧問料:〜10万円/月
  • それ以上の会社の顧問料の考え方:従業員数によって変動します。詳しくは、お問合わせください。

顧問契約外のサービス内容・料金

ー 顧問業務以外で、依頼の多い仕事Best3を教えてください。

 

1. 労務トラブル相談

労務トラブル解決には、方程式はありません。その企業と、その従業員に合った最適な解決方法をご提案しております。労務トラブル内容により算定致しますが、単発契約ですと、料金は10万円~100万円です。顧問契約であれば、無料の場合もございます。

従業員の5%は、メンタルヘルスやパワハラ問題、パフォーマンスが低い、退職予備軍等の何らかの問題を抱えています。もし従業員が過労死自殺をしてしまったら、最近の判例では1億円の損害賠償請求が認められています。これを早期に解決するか、放置するかによってその後の企業成長に直結します。放置したままだと、問題社員が原因で企業成長が停滞、最悪の場合は衰退します。社労士にご依頼頂くのをオススメします。

 

2. 就業規則作成

従業員数や盛り込みたい内容によって算定致しますが、料金は50万~100万円です。

就業規則は、企業と従業員との守るべきルールを記したものです。ルールが未整備なために、労務トラブルが起きても適切に対処できない事例を多数みてきました。そして、そのルールは企業ごとに異なるので、他社の就業規則をコピペでは通用しません。

100社以上の就業規則を作成してきた実績から、他社の良いルール設定例をご紹介しつつ、ご提案します。

 

3. IPOコンサルティング

IPO時は、労務の法令遵守もチェックされます。法令遵守できていなければIPOできません。そのため、労務監査を行い、その結果に基づき、労務改善コンサルティングを行います。未払残業代の精算や長時間労働是正、離職率低下、労務未整備書類の作成等について助言・指導を行います。料金は、企業の事業内容、規模、支店数、子会社の数等により算定致します。

問合せ先

事務所名:社労士シグナル

業務対応可能エリア:全国

営業時間:9:00〜18:00

電話番号:050-3736-0388

メールinfo@sharoushisignal.com

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『人事労務の基礎知識』編集部
『人事労務の基礎知識』編集部
株式会社BEC内で、Gozal(ゴザル)の編集制作を担当する部門です。社会保険労務士/弁護士/税理士などの専門家執筆陣とともに、中小企業の労務・給与計算担当の方が実務上感じる不安を払拭できるよう、情報発信しています。「こんな記事を読みたい!」とTwitterやFacebookでメッセージいただければ、可能な限り執筆いたします。