違反契約とは|労働基準法の定義

執筆: 『人事労務の基礎知識』編集部

会社と従業員の間で労働条件について話し合って、合意した結果として契約が有効になると思っている方が多いと思います。しかし、労働基準法では労働基準に達しない労働条件を定めている契約については、違反契約として違反部分を無効にして、労働基準で定める基準まで引き上げて考えることになります。

 

労働基準法第13条に具体的な記載がありますので見ていきましょう。

第十三条(この法律違反の契約)
この法律で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とする。この場合において、無効となつた部分は、この法律で定める基準による。

 

そもそも労働基準法とは、労働条件の最低基準を定めた法律です。その基準値まで達していない労働契約がある場合には、無効とする力があります。さらに無効となった部分については労働基準法で定めた最低の基準まで引き上げて捉えることになります。

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『人事労務の基礎知識』編集部
『人事労務の基礎知識』編集部
株式会社BEC内で、Gozal(ゴザル)の編集制作を担当する部門です。社会保険労務士/弁護士/税理士などの専門家執筆陣とともに、中小企業の労務・給与計算担当の方が実務上感じる不安を払拭できるよう、情報発信しています。「こんな記事を読みたい!」とTwitterやFacebookでメッセージいただければ、可能な限り執筆いたします。