おすすめ給与計算ソフト17選を徹底比較!規模・機能別の選び方も解説
執筆: shimomura | |

給与計算ソフトはこれまで手作業で行われていた給与計算・年末調整などの業務を自動化できるソフトウェアのことです。
しかし、給与計算ソフトはたくさんあり、どの給与計算ソフトがおすすめなのかわからないと言う方も多いのではないのでしょうか。
この記事ではおすすめの給与計算ソフトを企業規模別に特徴・初期費用など詳しく比較しています。
ぜひ参考にしてみてください!
- 給与計算ソフトのメリットは業務の効率化、人件費削減、ミスの減少
- 給与計算ソフトにはインストール型・クラウド型・オンプレミス型がある
- 給与計算ソフトを選ぶポイントは企業規模・備わっている機能など
- 企業規模・型別の給与計算ソフトおすすめ17選
- 給与計算ソフト実際の導入例
目次
給与計算ソフトとは?
給与計算ソフトとは従来エクセルをもちいて、手作業で行っていた給与計算を自動化できるソフトです。
以下では、給与計算ソフトの機能やメリットデメリットについて詳しく紹介していきます。
給与計算ソフトの機能
給与計算ソフトは主に以下のような機能が挙げられます。
- 基本給や手当、保険料などの自動計算機能
- 給与明細書や銀行提出書類のデジタル化
- 正社員やアルバイトなど雇用形態に応じた計算方式の設定
近年では勤怠システムとの連携やマイナンバーの管理、法改正に伴うバージョンアップなど様々な機能を供えたソフトウェアもあります。
給与計算ソフトを導入するメリット
給与計算ソフトを利用するメリットは以下の通りです。
- 業務の効率化
- 人件費削減
- 初心者でも使いやすい
給与計算ソフトを導入することで得られる一番のメリットは、給与処理に関わる業務の効率化です。
従来人の手で入力していた計算の大部分を自動化することで、入力ミスなどのヒューマンエラーを防ぎ、人件費の削減も見込めます。
また、給与計算ソフトは初心者でも簡単に使うことも可能。
そのため、人員配置を柔軟に行え、適切に人的リソースを使うことができます。
給与計算ソフトを導入するデメリット
- 費用がかかる
- バックアップやインターネット環境が必要
- 慣れるまでに時間がかかる
給与計算ソフトを導入するデメリットに関してはまず、費用がかかることです。
初期費用・月額の維持費用・カスタマイズ費用など掛かる金額はソフトによって異なることにも注意が必要でしょう。
また、データ消失・破損の対策のためにバックアップが必要になることや、万全なインターネット環境が必要になることもあります。
さらに、給与計算ソフトは便利ではありますが、慣れるまでに時間を要するものです。
特にIT製品に馴染みのない企業は、すぐに効果を得られないことがあります。
給与計算ソフトの提供形態を解説!
給与計算ソフトの提供形態は主に3つあります。
クラウド型、インストール型、オンプレミス型をそれぞれ比較すると以下の表のようになります。
クラウド型 | インストール型 | オンプレミス型 | |
---|---|---|---|
導入方法 | インターネット上でサービスにログインする | パソコン上にソフトをインストールする | 自社サーバーにシステムを構築する |
導入費用 | 0~数万円 | 数万円 | 数十万円~数百万円 |
その他費用 | 月額費用がかかる | 法改正に伴い更新料がかかる | メンテナンス費用がかかる |
特徴 | 常に最新版を使える | 前例が多く安心できる | ランニングコストが低い |
企業規模 | 小規模企業から幅広く使える | 中小企業向け | 大企業向け |
【小規模企業から幅広く】クラウド型
近年クラウド型は初期費用を抑えられ、手軽に導入できることから人気の傾向にあります。
バージョンアップの手間もかからず、利用人数の変更も柔軟に対応可能。
そのため、小規模から中小企業に合っていると言えるでしょう。
しかし、月額制のため大規模企業ではランニングコストが高くなりやすいです。
そのため、結果的にはオンプレミス型の方が安く済むことがあります。
また、機器の導入が必要ない反面、インターネット環境が必要。
月末など利用が集中すると作業が遅くなる可能性もあります。
【中小企業向け】インストール型
インストール型は以前まで主流だったことから前例が多く、安心できます。
また、導入費用はかかりますが、ランニングコストがかかりません。
しかし、インストールしたパソコン以外で使うことができず、データ消失の対策として定期的にバックアップが必要です。
そして、インストール型はオフラインで使うことが可能ですが、法改正でバージョンアップが行われた際、再度インストールが必要なこともあります。
バージョンアップの際、更新料がかかる場合にも注意が必要です。
【大企業向け】オンプレミス型
オンプレミス型は導入費用、開発費用が最も高額ですが、ランニングコストは低く、メンテナンス費以外の維持費はあまりかかりません。
また、他システムとの連携が行いやすく、カスタマイズ性も高いです。
さまざまな雇用形態に合ったシステムの構築を行うことができ、多くの社員を抱える大企業に合った製品でしょう。
しかし、自社により合ったカスタマイズを行うために高額な費用がかかる場合があります。
そのため、事前に費用の算出を行うことが大切です。
給与計算ソフトを選ぶポイント
給与計算ソフトを選ぶポイントとして大切なことは3つあります。
これらを詳しく解説していきましょう。
企業規模に応じて選ぶ
給与計算ソフトを選ぶ際、まず初めに挙げられるのは自社の企業規模に合ったソフトを選ぶということです。
いかに、企業の規模に応じた給与明細ソフトの選び方についてご紹介します。
- 大企業:勤怠データや会計データと連携できるもの
- 小規模・中小企業:給与計算の自動化と給与明細書のデジタル化のみなどシンプルなソフト
一般的に従業員が多く、雇用形態や給与体系が多様化している大企業では給与計算業務も複雑でしょう。
人数が増えるに比例して管理するデータの量も増えるため、勤怠データや会計データと連携できるものを選ぶことが必要です。
連携することでデータの参照や転記といった手間を無くすことができ、給与計算業務の効率化を図れます。
反対に小規模・中小企業では給与計算の自動化と給与明細書のデジタル化のみなどシンプルなソフトを選ぶことでよりコストを抑えられます。
それぞれの企業規模に応じて利用しやすいソフトがあるため、コストだけではなく自社に必要な機能を比較検討することが大切です。
給与計算ソフトに備わっている機能を確認する
給与計算ソフトには基本的な給与計算機能だけではなく様々な機能が備わっています。
その中でもソフトを比較する際に注意して確認すべき機能は以下の3つです。
- 勤怠システムや会計ソフトとの連携
- 年末調整や社会保険手続きなどソフトが対応している業務範囲
- 残業手当や割増賃金など自動計算できる範囲
給与計算ソフトを選ぶために、まず自社が導入している勤怠システムと連携可能かどうか確認しましょう。
次にそれぞれのソフトに備わっている機能の中から、自社に必要な優先度を明確にすることが大切です。
このような要望に対応したソフトを探しましょう。
ソフトの中には無料体験期間が付いている物もあるので、一度使ってみてから決めるのも良い方法です。
おすすめの勤怠管理システムに関しては以下の記事を参考にしてください。
サポート体制・セキュリティは万全か
基本的に有料の給与計算ソフトには電話やメールなどのサポートが付いていますが、サポート内容はソフトによって異なります。
画面共有やリモートアクセスが可能なソフトや専門アドバイザーを置いた相談窓口を設けているソフトもあります。
相談を受け付けている時間や返信までの日時も比較するようにしましょう。
また、給与計算ソフトには人事上のデータも含まれています。
そのため、パスワードを使用した保護の他に、アクセスログが残るなどセキュリティが高いものも検討してみて下さい。
おすすめ給与計算ソフト比較表
これから紹介する給与計算ソフト17個を、比較しやすいよう一覧表にまとめました。
導入形態 | 導入規模 | 明細電子化機能 | マイナンバー管理 | |
---|---|---|---|---|
ジョブカン給与計算 | クラウド | 全ての規模に対応 | 〇 | 〇 |
マネーフォワード給与 | クラウド | 全ての規模に対応 | 〇 | シリーズソフト連携で可能 |
給与奉公クラウド | クラウド | 全ての規模に対応 | 〇 | 〇 |
フリーウェイ | クラウド | 全ての規模に対応 | 〇 | シリーズソフト連携で可能 |
人事労務freee | クラウド | 全ての規模に対応 | 〇 | 〇 |
Jinjer給与 | クラウド | 全ての規模に対応 | 〇 | シリーズソフト連携で可能 |
COMPANY給与計算 | クラウド(オンプレミス可) | 大企業向け | 〇 | 〇 |
Workcloud | クラウド | 全ての規模に対応 | ー | 〇 |
スマイルワークス | クラウド | 全ての規模に対応 | シリーズソフト連携で可能 | シリーズソフト連携で可能 |
やよいの給与計算 | インストール | 個人事業主・中小企業向け | ー | 〇 |
MJSかんたん!給与 | インストール | 小規模企業向け | 〇 | 〇 |
給料らくだ | インストール | 全ての規模に対応 | 〇 | ー |
cells給与 | インストール | 全ての規模に対応 | 〇 | ー |
EXPLANNER/S | インストール | 中小企業向け | 〇 | 〇 |
PCA給与DX | クラウド/インストール/オンプレミス | 全ての規模に対応 | 〇 | 〇 |
MSJLINK DX 給与大将 | クラウド/オンプレミス | 中小企業・大企業向け | 〇 | ー |
TimePro-NX | オンプレミス | 全ての規模に対応 | ー | ー |
おすすめ給与計算ソフト【クラウド型】9選
まずはクラウド型の給与計算ソフト9選から紹介していきます。
ジョブカン給与計算/株式会社DONUTS
出典:https://payroll.jobcan.ne.jp/
ジョブカン給与計算は給与計算に特化したクラウド型のソフトです。
給与計算担当者の「あったらいいな」を実現するため、年末調整やマイナンバー管理などかゆいところに手が届くソフトになっています。
勤怠やワークフローなどを一括管理したい、従業員ごとに支給項目が異なるといった悩みを抱える、あらゆる規模の会社におすすめです。
- 社労士監修、実際の給与計算担当者の声を元に豊富な機能を備えている
- 他のジョブカンシリーズと連携することで業務をより効率化
- 全てのサポートが無料・回数無制限で受けられるため安心できる
初期費用 | 0円 |
---|---|
参考料金プラン | 月額利用料:1ユーザー400円 詳細はHP参照 |
その他 | お試し無料期間:30日間 無料プラン:あり(条件付き) |
導入企業 | 株式会社情熱キャリア、株式会社ナチュレ・ホールディングス、株式会社菓匠緑兵衛 |
マネーフォワードクラウド給与/株式会社マネーフォワード
出典:https://biz.moneyforward.com/
マネーフォワードクラウド給与は給与計算に特化したクラウド型のソフトです。
誰でも簡単に使えることを念頭に開発されているため、5つの設定項目だけで給与計算を始められます。
すぐに導入して使いたい方やカスタマイズしたい方におすすめです。
- 初心者に分かりやすく、とにかく使いやすい画面設計になっている
- 連携できる外部サービスが業界最多クラス
- 給与明細や年末調整など全ての業務がWeb上で完結できる
初期費用 | 要問合せ |
---|---|
参考料金プラン | スモールビジネスプラン:年額プラン1ヶ月あたり2,980円~(月額プラン3,980円~) ビジネスプラン:年額プラン1ヶ月あたり4,980円~(月額プラン5,980円~) |
その他 | お試し無料期間:1ヶ月 無料プラン:なし |
導入企業 | 株式会社キュービック、ウイングアーク1st株式会社、株式会社コズミックホールディングス |
給与奉公クラウド/株式会社オービックビジネスコンサルタント
出典:https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/kyuyo
給与奉公クラウドは給与計算に特化したクラウド型のソフトです。
企業の給与担当者だけではなく、労務の専門家である社労士も導入するほど信頼されています。
社労士や弁護士とのやり取りを効率化したい方や社会保険の手続きまで行いたいと考えている方におすすめです。
- オンプレミス型からのシステム移行が容易
- 専門家ライセンスの利用で、社労士、税理士の直接代行もできる
- 社会保険、労務保険の手続きまで簡単正確に行える
初期費用 | 50,000円~ |
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参考料金プラン | iEシステム(従業員20名まで):年額60,000円(月額5,000円~) 詳細はHP参照 |
その他 | お試し無料期間:1ヶ月 無料プラン:なし |
導入企業 | 株式会社アクワイア、ジー・オー・ピー株式会社 |
フリーウェイ/フリーウェイジャパン
出典:https://freeway-kyuuyo.net/
フリーウェイは給与計算に特化したクラウド型のソフトです。
コストパフォーマンスが高く初心者でも使いやすいため、安く簡単に給与計算の自動化をしたい企業に向いています。
小規模企業や個人事業主など、少人数で費用を抑えたい企業におすすめです。
- シンプルなメニューで簡単に設定できる
- 5人までなら全てのサービスが永久無料で使える
- 6人以上の有料版も登録人数が無制限
初期費用 | 0円 |
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参考料金プラン | 5人まで:0円 6人以上:月額1,980円 |
その他 | お試し無料期間:無料版は永久無料 無料プラン:あり |
導入企業 | 株式会社越佐ロード、有限会社竹隆庵岡埜 |
人事労務freee/freee株式会社
出典:https://www.freee.co.jp/
人事労務freeeは人事労務全般を一貫して管理できるクラウド型のソフトです。
給与計算だけではなく勤怠管理や年末調整、会計などの労務業務を1つのソフトで完結できるため、業務の手間を省くことができます。
人事・労務業務をできるだけ少人数で行いたい企業におすすめです。
- 企業規模に合わせた多様な料金プラン
- 労務業を一元化したソフトなため、人事労務を少数で行える
- セキュリティ・サポート体制が充実している
初期費用 | 要問合せ |
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参考料金プラン | ミニマムプラン:年額プラン1ヶ月辺り1,980円~(月額プラン2,200円~) ベーシックプラン:年額プラン1ヶ月辺り3,980円~(月額プラン4,480円~) プロフェッショナルプラン:年額プラン1ヶ月辺り8,080円~(月額プラン9,280円~) エンタープライズプラン:年額プラン 要問合せ |
その他 | お試し無料期間:30日間 無料プラン:なし |
導入企業 | 株式会社クラウンベーカリー、株式会社アイガ、株式会社パワーハウス |
Jinjer給与/Jinjer株式会社
出典:https://hcm-jinjer.com/payroll/
Jinjer給与は従業員の勤怠や人事情報を簡単に連携できるのが魅力的なソフトです。
シンプルな操作と低コストなことから、初心者でも導入しやすいソフトになっています。
従業員ごとに柔軟な給与支給を行いたい方や個人事業主、中小企業におすすめです。
- Jinjerシリーズとの連携により、必要な情報を自動で反映
- Jinjerシリーズ以外のシステムでもワンクリックで連携できる
- 不正アクセスの防止や暗号化などセキュリティ面でも安心できる
初期費用 | 0円 |
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参考料金プラン | 月額利用料:1ユーザー500円 |
その他 | お試し無料期間:要問合せ 無料プラン:なし |
導入企業 | 株式会社水上、株式会社関東製作所、株式会社学研スタディエスタディエ |
COMPANY給与計算/株式会社Works Human Intelligence
出典:https://www.works-hi.co.jp/products/payroll
COMPONY給与計算は給与計算から人事管理まで一貫して行えるクラウド型のソフトです。
入社から退社まで全ての労務管理をデジタル化できる大手向け統合人事システムになっています。
複雑な雇用や給与形態を持つ大企業や、自治体・公共機関におすすめです。
- 大手法人に多く導入されている労務管理クラウド
- あらゆる業種・業態で必要な機能を「標準機能」として提供している
- 社会保険や福利厚生も一括管理できる
初期費用 | 要問合せ |
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参考料金プラン | 要問合せ |
その他 | お試し無料期間:なし(デモあり) 無料プラン:なし |
導入企業 | コニカミノルタジャパン株式会社、三井化学株式会社、トピー工業株式会社 |
Workcloud/Ceridian Dayforce Japan株式会社
出典:https://ceridian.co.jp/workcloudsystem-solution/
Workcloudは給与計算から勤怠管理まで一つのシステムで行えるクラウド型のソフトです。
Workcloudはクラウド型アウトソーシングサービスであり、システムの導入のみではなく、自社の課題や状況に合わせた業務の効率化を行えます。
人事業務まで一元化して行いたい方におすすめのソフトです。
- 勤怠管理や人事管理システムがあらかじめ備わっている
- 複数拠点管理にも対応している
- 各種書類も全てデジタル化できる
初期費用 | 要問合せ |
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参考料金プラン | 要問合せ |
その他 | お試し無料期間:要問合せ 無料プラン:なし |
導入企業 | 要問合せ |
スマイルワークス/株式会社スマイルワークス
出典:https://www.smile-works.co.jp/functions/kyuyo
スマイルワークスはバックオフィス業務まで効率化できるクラウド型のソフトです。
勤怠情報入力から各種保険や税金の計算など幅広い業務に対応しており、給与計算業務を強くサポートしてくれます。
支払い管理を一括でまとめたい企業におすすめです。
- オプションで販売や会計システムと連携可能
- 給与明細オプションの追加で、従業員が自身の給与・賞与明細を閲覧・印刷できる
- 無料デモ版で給与・販売・会計の3つを体験できる
初期費用 | 30,000円 |
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参考料金プラン | 月額利用料:10,000円~ 給与明細オプション:1ユーザー月額300円 |
その他 | 無料お試し期間:なし(デモあり) 無料プラン:なし |
導入企業 | 株式会社魚金、株式会社笑顔創造 |
おすすめ給与計算ソフト【インストール型】5選
次にインストール型のソフト5選を紹介していきます。
やよいの給与計算/弥生株式会社
出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/products/payroll.html
やよいの給与計算は給与計算に特化したインストール型のソフトです。
やよいの給与計算22は20名程度の小規模企業向け、弥生給与22は100名程度の中小企業向けで、それぞれ対応している機能異なります。
個人事業主や小規模企業におすすめのソフトです。
- シンプルな機能で初心者でも扱いやすい
- スタートアップが用意されている
- 業界最大規模のカスタマーセンターがサポート
初期費用 | 要問合せ |
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参考料金プラン | ベーシックプラン付き直売価格 やよいの給与計算22:27,000円 弥生給与22:80,000円 |
その他 | 無料お試し期間:30日間 無料プラン:なし |
導入企業 | 株式会社ZIKICO、株式会社ミフジ、株式会社マリコくにたち |
MJSかんたん!給与/株式会社ミロク情報サービス
出典:https://miroku.mjs.co.jp/kyuyo
MJSかんたん!給与は給与計算に特化したインストール型のソフトです。
給与計算から年末調整まで年間の給与業務を一元管理できるため、初心者でも効率的に業務を行えるでしょう。
Windowsに対応したソフトであり、50名までの中小企業に適しています。
- 登録できる事務所が無制限
- 「Edge Tracker給与明細参照」と連携することで給与明細をスマホに配信できる
- 法改正時のサポート体制が安心
初期費用 | 要問合せ |
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参考料金プラン | 27,500円(税込) |
その他 | 無料お試し期間:30日間 無料プラン:なし |
導入企業 | 要問合せ |
給料らくだ・かるがるできる給料/BSLシステム研究所
出典:https://www.bsl-jp.com/products/kyuryo/
給料らくだ・かるがるできる給料はBSLシステム研究所が提供する給与計算ソフトの1つです。
他に「給与らくだ普及版」「給与らくだプロ」の計3種類があります。
社労士が作ったソフトであり、企業規模や機能によって選ぶことができるのが魅力です。
- 社労士監修のため、様々な賃金体系・法改正に対応している
- 界最安基準で保守サービスの提供をしている
- 機能追加の際、上位ソフトに乗り換えやすい
初期費用 | 要問合せ |
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参考料金プラン | 本体価格(税込税込) かるがるできる給料22:4,180円 給料らくだ22普及版:14,080円 給料らくだプロ22:21,780円 |
その他 | お試し無料期間:なし(デモあり) 無料プラン:なし |
導入企業 | 株式会社大和基礎設計、株式会社相模螺子 |
cells給与/株式会社cells
出典:https://www.cells.co.jp/kyuyo-p/
cells給与は社労士とその顧問先の関係に着目し、開発されたソフトです。
Excelでソフトが組まれているため、複雑な計算式にも対応しています。
計算が苦手な場合にはサポートセンターに数式作成依頼を行うことも可能です。
- 事業に合わせて独自の計算設定ができる
- 顧問先に無償でcells給与を提供できる
- 遠隔ソフト体験デモなど購入前サポートも充実
初期費用 | 要問合せ |
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参考料金プラン | 新規導入費用:年額71,500円~ 保守契約料金(2年目以降ランニングコスト):年額33,000円~ |
その他 | 無料お試し期間:30日 無料プラン:なし |
導入企業 | 要問合せ |
EXPLANNER/S/NEC
出典:https://jpn.nec.com/soft/explanner/index.html
EXPLANNER/Sは人事システムと給与システムを統合した、即戦力のインストール型ソフトです。
給与情報以外の人事情報や、社員の履歴情報まで一括管理できることで、人材の「見える化」を行えます。
中規模企業から大規模企業におすすめのソフトです。
- 人事データの管理が一括で行える
- 勤怠管理など周辺システムとの連携で業務を効率化
- 顔認証システムや暗号化で安心なセキュリティ
初期費用 | 要問合せ |
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参考料金プラン | パッケージ価格:20万円~ |
その他 | お試し無料期間:なし 無料プラン:なし |
導入企業 | 要問合せ |
おすすめ給与計算ソフト【オンプレミス型】3選
最後に、オンプレミス型のソフトを3つ紹介していきます。
PCA給与DX/ピー・シー・エー株式会社
出典:PCA給与DX公式HP
PCA給与DXは給与計算に特化したオンプレミス型のソフトです。
APIと言われるソフトウェア同士を繋ぐインターフェースによって他のシステムと連携できるため、自社に適したシステムを構築できます。
50名以上の中規模企業や大企業におすすめのソフトです。
- 給与計算の他、算定基礎届や年末調整の提出など幅広く対応可能
- 計算式項目が豊富なため、支給・控除の計算も自動化できる
- アクセス制御やログ管理などセキュリティも安心
初期費用 | 要問合せ |
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参考料金プラン | パッケージ価格:187,000円~ |
その他 | 無料お試し期間:120日間 無料プラン:なし |
導入企業 | 株式会社プレジャーサービス、東海ビジネスサービス株式会社、株式会社サンウッド |
MJSLINK DX 給与大将/株式会社ミロク情報サービス
MJSLINK DX 給与大将は人事データと給与データを一元管理できるオンプレミス型のソフトです。
クラウドサービスと連携させることもできるため、Webからの参照も可能となります。
複雑な条件に合わせた賞与計算が煩わしい方や、従業員との連絡を最小限にしたい方におすすめです。
- 一時金計算や昇給差額計算ができるなど機能が豊富
- Excelシートの入力を連結できる
- 複数会社の給与計算をまとめて実施できる
初期費用 | 要問合せ |
---|---|
参考料金プラン | 要問合せ |
その他 | 無料お試し期間:要問合せ 無料プラン:なし |
導入企業 | 要問合せ |
TimePro-NX/アマノ株式会社
TimePro‐NXは就業・給与・人事・セキュリティまで1つのシステムで行えるオンプレミス型の統合型人事労務パッケージです。
給与情報や人事情報など各システムの情報がスムーズに連携できることでより作業を効率化できます。
また、給与データの移行をせずに、社会保険の電子申請も行えるため、入力の手間も省けるでしょう。
- 給与明細をPDFに変更可能
- 多重チェック機能があり、ミスのない給与計算をサポート
- ワンストップサービスのサポートなため、サポートセンターへ1度の電話で事足りる
初期費用 | 要問合せ |
---|---|
参考料金プラン | 要問合せ |
その他 | 無料お試し期間:要問合せ 無料プラン:なし |
導入企業 | 要問合せ |
給与計算ソフトの導入例
今回は給与計算ソフトを導入した2社をご紹介します。
「株式会社ナチュレ・ホールディングス」
出典:https://www.nsup.jp/company/
株式会社ナチュレ・ホールディングスは企業規模101~300名の食品製造販売会社です。
- タイムカード・シフト表・有給等の申請を別媒体で行っていたため照らし合わせが必要だった
- 複数に拠点があるため、紙ベースだとコストがかかっていた
- 従業員の増加により、管理に時間がかかっていた
↓↓↓
- 有給日数などの自動計算よる工数削減
- Web給与明細書の送付など業務の短縮化
- 紙の消費が減り、コスト削減や環境配慮につながった
ソフトの導入により、業務の効率化だけではなく、デジタル化という観点からSDGsへの取り組みの一環として考えられます。
また、従業員の規模が増えても対応できるのは大きな魅力でしょう。
「株式会社大和基礎設計」
株式会社大和基礎設計は企業規模約20名の地質調査を主要業務として行っている会社です。
- 給与計算を手書きで行っていたため、時間がかかっていた
- 頻繁に行われる税制や保険料の改定に気を配ることに限界を感じていた
↓↓↓
- 2~3日掛かっていた給与業務が1時間弱に短縮された
- 税額や保険料の変更にすぐ対応できる
給与業務にかかる時間の大幅短縮が見込めるため、作業効率が格段に上がります。
おすすめ給与計算ソフトまとめ
給与計算ソフトで従業員の給与計算を自動化することにより、業務を効率化することができます。
しかし、ソフトによって機能や特徴が大きく異なるため、自社に合ったソフトを選択することが何よりも大切です。
資料請求や無料お試し期間を利用して、システムの比較を行ってみて下さい。