人口100人でみた日本・日本の1日 〜平成29年版厚生労働白書付録〜

執筆: 『人事労務の基礎知識』編集部 |

100人でみた日本/日本の1日

平成29年の「厚生労働白書」が公表されました。
 

社会保障や、働き方改革、子育て・介護の問題など、厚生労働省が管轄する分野の重要なテーマについての最新情報が網羅された内容となっています。
 

でも、467ページもある大作で、すべて読むのは困難。ということで、ビジュアル化してサマライズされた「日本の1日」「人口100人でみた日本」という資料も同時公開されています。
 

今回はこの「日本の1日」と「人口100人でみた日本」を紹介します。
 

1日で904人も減少中!

人口減少数
まず最初に、「日本の1日」という資料を紹介します。
 

この資料は、1日に日本で起こる出来事を数値化して説明しています。
 

もっとも目を引くのは、人口減少数。1日あたり904人も減少しています。7年前の白書(平成22年版)では、197人となっていますので、その差は707人です。
 

「人口減少スピードが早まっている」と聞いてもイメージが湧きづらいですが「1日に904人減少している」と聞くと、危機感とともにイメージが鮮明になります。
 

「日本の1日」は、2ページだけのシンプルでカラフルな資料

日本の1日
平成29年版「日本の1日」は、直近6年間の厚生労働に関するデータを、たった2枚にまとめた資料です。
 

精細なPDF版が、厚生労働省のWebサイトからダウンロード可能です。
 

厚生労働省『日本の1日』(PDF)

75歳以上が13.3人、15歳未満が12.4人。

75歳以上の比較
次に紹介するのは「人口100人でみた日本」です。
 

もっとも目を引くのは、75歳人口。7年前の白書(平成22年版)に比べ、2.5人増加しています。
 

「人口100人でみた日本」は、日本の人口全体を100人に例えて、わかりやすく紹介する資料

人口100人でみた日本

「世界がもし100人の村だったら」というベストセラーがありますが、それにインスピレーションを得て作成したと思われるのが「人口100人でみた日本」です。
 

精細なPDF版が、厚生労働省のWebサイトからダウンロード可能です。
 

厚生労働省『人口100人でみた日本』(PDF)

出典