違反契約とは|労働基準法の定義
執筆: 『人事労務の基礎知識』編集部 | |
会社と従業員の間で労働条件について話し合って、合意した結果として契約が有効になると思っている方が多いと思います。しかし、労働基準法では労働基準に達しない労働条件を定めている契約については、違反契約として違反部分を無効にして、労働基準で定める基準まで引き上げて考えることになります。
労働基準法第13条に具体的な記載がありますので見ていきましょう。
第十三条(この法律違反の契約)
この法律で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とする。この場合において、無効となつた部分は、この法律で定める基準による。
そもそも労働基準法とは、労働条件の最低基準を定めた法律です。その基準値まで達していない労働契約がある場合には、無効とする力があります。さらに無効となった部分については労働基準法で定めた最低の基準まで引き上げて捉えることになります。
人事SaaS記事をキーワード検索
人気のSaaS記事
- 【2024年最新】おすすめの無料名刺管理アプリ10選を徹底比較!安全度や選び方もご紹介!
- [ 健康保険証 ] 保険者番号、記号、番号の意味
- 【2024年最新】つながりたくない人におすすめの名刺管理アプリをご紹介!つながらない対策方法も!
- 給与所得者の扶養控除等申告書の書き方。記入すべきは、現住所か住民票か?
- 給与所得者異動届出書の書き方のポイントとは?転職者の住民税処理をマスターしよう
- 在日韓国人の方など「特別永住者」の雇用手続きで注意するポイント
- 【2024年最新】ビジネスマッチングサイトのおすすめ13社を厳選
- 【2024年最新】給与計算におすすめの本10冊を厳選!
- 個人でも使いやすい名刺管理アプリはどれ?名刺管理アプリの選び方とポイント!おすすめの紹介!
- 【2024年最新】関東のおすすめ地方移住先18選!地方移住のメリットや選ぶ基準も解説