給与計算ってどうやるの?初心者でも安心な給与計算ソフトもご紹介!
執筆: Saas辞典編集部 | |
給与計算は初心者だとむずかしいと感じるかもしれませんが、全体の流れとポイントを抑えておけば比較的簡単に行うことができます。
この記事では初心者でもわかる給与計算の基礎知識や実務の流れ、安心して給与計算ができる給与計算ソフトもご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 給与計算は初心者でも要点を抑えれば簡単!
- おすすめの給与計算ソフトは「 ジンジャー(jinjer)給与 」
- 給与計算をするときは就業規則や保険についてもしっかりと確認しよう
- 給与計算をするときは控除や手当も忘れずに!
- 給与計算ソフトを選ぶときは規模感も比較のポイント
初心者がおさえておくべき給与計算の基礎知識
給与計算を正確でスムーズに行うためには、まず最初に給与計算に必要な基礎知識を身につけておくことが大事です。
基礎用語や専門用語、法律で決められていることなどもあるので、しっかり理解しておきましょう。
そもそも、給与ってなに?
給与計算を正しく行うためには、給与とはどんなものなのかを理解しておく必要があります。
まず、 給与とは、会社が労働の対価として従業員に支払うお金のこと をいいます。
その中には基本給や割増賃金、各種手当があり、固定のものもあれば変動するものもあります。
- 基本給
- 割増賃金(時間外労働、深夜労働、休日出勤)
- 各種手当(役職手当、資格手当、住宅手当、通勤手当、食事手当など)
固定か、変動かについては手当の性質や会社でのルール決めによりますが、一般的にはこのようになっています。
「1.基本給」は固定です。
たとえば、月給20万円の場合20万円は固定です。
時給1000円の場合1000円は固定です。
「2.割増賃金」「3.各種手当」は固定の場合もあれば、変動の場合もあります。
とくに残業については、実際の残業時間に対して支払うルールになっている場合は変動です。
実際の残業時間にかかわらず毎月一定の残業時間があることを見越して「月20時間分の残業手当として5万円支払う」場合はこの残業手当5万円は固定になります。
(残業時間が20時間未満でも5万円は支払われます。)
この場合、もし残業時間が20時間を超えた場合は別途残業代を計算する必要があります。
これらはすべて就業規則や給与規定に定められていますので、 給与計算をするときは就業規則、規定を読んで理解し、正しく計算 しなければいけません。
【必ず守る!】賃金支払いの5原則
給与を支払う時は、「賃金支払い5原則」を必ず守らなければなりません。賃金支払い5原則は労働基準法第24条で定められています。
労働の対価は通貨で支払わなければなりません。
自社の製品やサービス、商品券などで払うことは原則認められていません。賃金は必ず本人に支払わなければなりません。
本人に手渡しするか、銀行口座等に振り込む場合は必ず本人名義の口座に振り込みます。
未成年であったり、アルバイトだからといって、親に手渡ししたり、親の口座に振り込むことは認められていません。賃金は全額を支払わなければなりません。
経営状況が苦しいからといって分割で支払うことは認められていません。賃金は毎月1回以上支払わなければいけません。
1カ月半に1回、2カ月に1回といった支払いは認められていません。
賃金は一定期の期日に支払う必要があります。
たとえば、毎月25日、毎月末日、毎週水曜日などです。
賞与など臨時に支払われるものはこれには当てはまりません。
この賃金支払いの5原則を守らない場合、30万円の罰金の対象になります。
賃金支払いの5原則は必ず守りましょう。
最低賃金に注意
労働者の賃金は最低賃金額以上にしなければならない と決められています。最低賃金は地域ごとに設定されているものと、特定の職種について決められているものがあります。
地域別の最低賃金は地域ごとに定められた最低賃金で、毎年変更になります。
毎年9月の中旬から末までに厚生労働省のホームページで新しい最低賃金が発表されます。
特定の職種の最低賃金も厚生労働省のホームページで確認できます。
自社が特定最低賃金が設定されていないかどうか確認しておくようにしましょう。
そして、 最低賃金はすべての労働者が対象 になります。
最低賃金は正社員だけに適用される、未成年者は対象外、といった認識をしている人もいるようですが、これは間違いです。
働き方、年齢に関わらず、労働者であれば必ず最低賃金以上を支払わなければならない ことを覚えておきましょう。給与の仕組みを知って効率よく給与計算を!
給与計算をスムーズに行うためには、給与の仕組みを知っておく必要があります。
給与は基本給や手当などの総額をすべて労働者に支払うのではなく、そこから、社会保険料や税金などを差し引いた額を支払います。
- 総支給額―控除額=給与(差引支給額)
総支給額:基本給や割増賃金、各種手当などの総額
控除額:社会保険料、税金、組合費、などです。国で決められているものと、会社が独自に決めて控除しているものがあります。
この仕組みを知っておくだけで給与計算の業務が理解しやすくなりますので覚えておきましょう。
そもそも給与計算は何のためにするの?
給与計算とは、何のために行うのでしょうか。
1つは従業員に賃金を支払うために行います。
そして、もう1つは給与計算を行うことで、従業員ひとりひとりに社会保険料や税金を収めさせる、という納税の義務のために行います。
もし、会社が給与計算をせず、総支給額をそのまま従業員に支払い、社会保険料保険料や税金の支払いを従業員が個々でする仕組みだったらどうなるでしょうか。
おそらく、社会保険料や税金を支払わない人がでてくるでしょう。
また、従業員ひとりひとりが役所に手続きに行ったら、役所の業務が増えて大変です。
つまり、 給与計算というのは会社として労働者に賃金を支払うと同時に、国への納税義務を果たすという公的な意味をもった業務 なのです。
給与計算の前に必ず確認すべき重要な2項目!
給与計算をスムーズに行うために、必ず確認する重要なことが2つあります。
この2つを確認しておくことで、その月の給与計算の作業ボリュームや段取り、作業予定が組みやすくなります。
逆にこの確認を怠ってしまうと、作業が滞ったり、やり直しが発生したり、納期がギリギリになったり、焦ってミスが発生してしまいます。
これからお話しする2つの重要な項目とその重要性についてしっかり理解しましょう。
従業員の最新情報の確認
給与計算は、各従業員に関するさまざまなデータが必要になります。
そして 従業員に関するデータは最新でなければなりません 。
たとえば、入退社、基本給や手当の変動、社会保険料や住民税、家族情報の変更などです。
変更や追加、削除がある場合、情報の更新は給与計算をする前に終わらせておいたほうが給与計算はスムーズになりますし、ミスも減ります。
また、給与計算にかかわる作業は、口頭ではなく書類と照らし合わせて行いますので、必要書類が提出されているかどうかも重要です。
必要書類の提出が確実になるような仕組みづくりができると良いでしょう。
給与計算スケジュール納期(締切日)の確認
給与計算には「締め日」、「支給日」、「振込手続き完了日」があります。
「締め日」というのは、その日までで勤怠情報を区切るという意味です。
たとえば、末締めということであれば、月初~末日までの期間の勤怠情報で給与を計算することになります。
「支給日」は給与を実際に支給する日です。
給与を銀行振込にしている場合には「支給日」には注意が必要です。
支給日が土日の場合は、支給日が前倒しになります。
週明けの月曜日が支給日の場合は金曜日までに振込の手続きを完了しておかなければなりません。
「締め日」「支給日」がわかるとおのずと「振込手続き完了日」が決まってきます。
給与計算の実質の期限は「振込手続き完了日」 です。そこから逆算して作業スケジュールを決めていくので、給与計算スケジュールを把握しておくことはとても重要です。
初心者が効率よく給与計算をするために必要なもの
給与計算をスムーズに進めるためには、必要なものを不足がない状態で手元にそろえておくことが大事です。
何か1つでもかけていると、確認に時間がかかったり、取り寄せたり、依頼したりするなどして余分な仕事が増えるほか、作業の中断が発生して非効率です。
就業規則・給与規定
賃金支払いの5原則を守って給与計算をするために必要なものです。
割増賃金の計算の仕方や、イレギュラーがあったときなどはその都度、就業規則・給与規定を確認して正しく計算 しなければいけません。就業規則が手元にないことで確認がモレたり、誤った計算をしてしまわないように就業規則・給与規定は必ず手元に置いておきましょう。
勤怠資料
従業員の勤怠データの資料は給与計算に必ず必要です。
そして、そのデータは人数分あるかどうか、不明確、不鮮明、打刻漏れなどがないかを事前に確認しておくことがとても重要です。
モレや確認しないといけないことがあった場合、給与計算をいったん中断することになり、その分時間のロスになります。
勤怠資料は資料を集めるだけではなく、その中身を事前にチェックしておくところまでやる ようにしましょう。社会保険料、税金、最低賃金の最新資料
社会保険料や税金、最低賃金は一定ではありません。
変動します。
たとえば、社会保険料は毎年9月頃になると変わります。
住民税は毎年5月頃に変更の通知が届きます。
また、それ以外にも変更になることもあります。
常に最新の資料を用意しておきましょう。
初心者でもわかる!給与計算の流れ3ステップ
給与計算は3ステップです。
自分が今どのステップの作業をしているのかを常に意識しておくと、正確にスムーズに給与計算することができます
ステップ1総支給額を計算する
勤怠データから勤務時間を集計します。
毎月の労働時間はあらかじめ決められているはずなので、その時間以上働いていた場合は残業が発生していることになります。
一般的に「残業=賃金が割増になる」と思っている人が多いのですが、これは誤りです。
まず、 賃金が割増になるのは、国で決められている法定労働時間8時間を超えて労働した場合 です。
対して、残業は、本来の勤務時間を超えて仕事をした時間なので、それが法定労働時間を超えているのかどうかはわかりません。
たとえば、1日6時間労働の人が1時間多く働いた場合は1時間残業ですが、法定労働時時間の8時間を超えていないので、割増にはなりません。
正社員として働いている人が多かった時代は、1日8時間、週40時間の労働時間になっているので「残業=割増賃金」でしたが今はそうではありません。
割増になるのかどうかをきちんと見分けるようにしましょう。
時間外手当とは、法定労働時間を超えて働いた時間に対する手当の額です。
たとえば、
1日8時間を超えて働いた場合:25%以上の割増
週40時間を超えて働いた場合:25%以上の割増
深夜労働(22時~翌朝5時まで)働いた場合:25%以上の割増
法定休日に労働をした場合:35%以上の割増
割増率は一定ではないので、計算するときは注意が必要 です。従業員の給与には、基本給の他に、通勤手当、役職手当、資格手当、家族手当といった手当があります。
これらは会社ごとにルールが異なり、そのルールは就業規則・給与規定に明記されています。
また、手当を計算する場合に重要なのは、その手当が税法上、課税なのか非課税なのかという点です。
課税なのか非課税なのかによって所得税がかわってきますので注意しましょう。
欠勤や、早退があった場合、その分の基本給は控除します。
労働基準法では「ノーワーク・ノーペイの原則」といって、労働していない分の賃金は支払わなくていいという原則があります。
控除額の計算方法は就業規則・給与規定を確認しましょう。
1~4までを計算したら合算して総支給額を計算します。
基本給+時間外手当+各種手当ー欠勤・早退控除=総支給額
この計算式にあてはめて総支給額を算出しましょう。
ステップ2社会保険料、税金等控除額を計算する
ステップ2では、総支給額から控除する金額の計算をします。
住民税の額は各自治体が計算をして「住民税の特別徴収税額通知」で通知してくれます。
通知書をよく確認して控除しましょう。
給与計算で扱う社会保険料は、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料の3つです。
健康保険料と厚生年金保険料は日本年金機構から送られてくる「社会保険料納入告知書」をもとに天引きすれば問題ありません。
「社会保険料納入告知書」は毎年6月に行われる健康保険料と厚生年金保険料を見直しす手続き(算定基礎届)にもとづいて送られてきます。
この手続きは毎年4~6月の給与に基づいて算定基礎届を提出することで額が決まりまり、通知は9月頃です。
この通知を大事に保管し、給与計算の際はこの通知を見て控除します。
雇用保険の計算方法は以下です。
給与額×雇用保険料率
雇用保険料率は毎年変更になりますので最新の雇用保険料率表を確認して計算し、端数処理には注意してください 。給与から天引きして収める所得税のことを源泉所得税といいます。
源泉所得税の計算は「源泉所得税額表」に記載がありますので、表を見て控除する額を確認します。
この「源泉所得税額表」は年に1回変更になりますので税額表を見るときは常に最新のものかどうかを確認しましょう。
組合費や、レクレーション費の積み立て、親睦会費など会社が独自で決めて天引きしている金額を計算します。
就業規則・給与規定を確認して正しく費計算しましょう。
1~4の控除額を合計したものが総支給額から差引する控除額です。
住民税+社会保険料+源泉所得税+その他控除=控除額
この計算にあてはめて計算しましょう。
ステップ3支給額を決定する
総支給額から控除額を引いた金額が差引支給額、つまり給与です。
- 総支給額ー控除額=給与(差引支給額)
この金額を銀行口座に振込み、給与明細を渡して給与計算は完了です。
給与計算ソフトを選ぶポイント
給与計算ソフトと一口に言っても、たくさんあって何を基準にどう選んだらいいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。
ここでは、給与計算ソフトを選ぶときのポイントを解説します。
会社の規模に合ったものを選ぶ
給与計算ソフトの選びでもっとも大事なことは、 会社の規模に合ったものを選ぶ ことです。
給与計算ソフトには、シンプルなものからカスタマイズもしやすいものもあります。
まずは、価格を抑えてシンプルなものがいいのか、いろんな機能が使えてカスタマイズしやすいものがいいのかで判断してみましょう。
効率化したい業務を基準に選ぶ
給与計算ソフトを選ぶときは、 どの業務を効率化したいのかというこを明確にしてから選ぶ ことをおすすめします。
給与計算だけでいいのか、人事データも管理できるほうがいいのかによって選ぶものが大きく変わります。
給与計算だけでいいのならシンプルなものがいいでしょうし、人事データも一括管理したいということであれば、多機能なものが必要になります。
一番に解決したいことは何なのかを明らかにしましょう。
勤怠管理の方法で選ぶ
給与計算には従業員の勤怠データが必要です。
すでになんらかの勤怠システムがあって、それと連動する形で給与計算をしたいのであれば勤怠システムと相性のいい給与計算ソフトが必要です。
今アナログな方法で勤怠管理をしていて、今後もその方法を変えるつもりがないのであれば、純粋に給与計算だけができるソフトを選ぶほうがいいでしょう。
給与計算ソフトの導入と一緒に勤怠管理もシステム化したい場合は、勤怠管理もできる給与計算ソフトを選ぶとより効率的です。
現在どのような勤怠管理をしているのか、そして今後はどうしていきたいのか、に合わせて給与計算ソフトを選びましょう 。給与ソフトを比較するときのポイント5つ
自社にあった給与計算ソフトの候補が絞れたら、具体的にサービス内容を比較していきます。
その時のポイントを5つあげましたので、順番に解説します。
費用や料金体系
給与計算ソフトを導入するにあたり、予算内で収まるかどうかは重要です。
いくら便利な機能であっても、予算オーバーでは会社の利益を圧迫します。
また、料金体系も重要です。
月額制の製品もあれば、人数に応じた従量課金制のものもあります。
人数の少ない中小企業であれば、従量課金制のものの方が良いでしょう。
さらに初期費用が必要になる場合もあるため、総額でどのくらいかかるのかは見積もりを出してもらう方が良いでしょう。
現在の従業員数と今後の従業員数の見込みに合わせて、自社に合ったものを選びましょう。
給与ソフトのタイプ
給与計算ソフトには2つのタイプがあります。
➤インストール型
パソコンにインストールして使うタイプの給与計算ソフトです。
買いきり型のため導入するときに費用がかかりますが、ランニングコストはかからないのが一般的です。
➤クラウド型
ネット上のサービスにアクセスし、ログインして使うタイプの給与計算ソフトです。
導入費用を安く抑えることができ、法令も最新情報にアップデートされます。
欲しい機能がついているか
給与計算ソフトを検討しているということは、今の方法に不満や不足があるはずです。
その不満や不安が解消される機能がついているかどうかはとても重要です。
たとえば、給与明細を電子化したい、社会保険料を間違えるので自動化したいなどであれば、それができる製品を選ぶ必要があります。
どんな機能が、どんなふうに使えて、どう効率化できそうなのかをしっかり比較しましょう。
サポートがあるか
給与計算に関わる法律は改正が多く、かつ給与計算はミスが許されない業務です。
使い方がわからなかったり、間違えたときにどう対応するのかといったサポートがあるのか確認しておきましょう。
24時間サポートのものもあれば、サポートはしていない、もしくは時間帯や対応ツールが限られている場合もあります。
お試しや無料プランはあるか
給与計算ソフトは実際に使ってみないと操作性や使いやすさはわかりません 。実際に使い始めたら思っていたよりも使いづらかったといったことのないように、お試し期間はあるのか、無料プランはあるのかも確認しておきましょう。
初心者でも安心な給与計算ソフト11選!
ここでは、初心者でも安心して給与計算ができるソフトをご紹介します!
ジンジャー(jinjer)給与
出典:https://hcm-jinjer.com/payroll/
ジンジャー(jinjer)給与はクラウド型の給与計算ソフトで、シンプルな操作性と低コストで初めての方でも導入しやすい給与計算ソフトです。
給与計算に必須の勤怠管理や人事情報を連携することもでき、ジンジャー(jinjer)給与以外のシステムを利用している場合でも連携が可能です。
給与明細はもちろん、源泉徴収票もWeb配信できます。
無料トライアルも可能なので、操作性や使用感もしっかり確認できるので本格的に使う前に実際に使ってみたい人におすすめです。
不正アクセスの防止などセキュリティにも力を入れているので、安全性も大事にしているのでデータ管理の面でも安心できる給与計算ソフトです。
給与ソフトのタイプ | クラウド型 |
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初期費用 | 要問合せ |
費用・料金体系 | 月額500円~ |
特徴 | シンプルな操作性と低コストを実現。 セキュリティにも力を入れている。 |
人事労務Free
出典:https://www.freee.co.jp/hr/
人事労務Freeは給与計算だけでなく、人事労務に関する業務も管理できるサービスです。
入社手続きやマイナンバーの収集なども可能です。
これから従業員数が増えて入退社が増える予定だけど、少ない人員で業務をしたい、従業員情報の管理まで効率化したい場合におすすめです。
給与ソフトのタイプ | クラウド型 |
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初期費用 | 0円 |
費用・料金体系 | 料金:月額3,980円、500円/ユーザー |
特徴 | ミスの防止に役立つチェック機能とアラート通知が充実している。 業員情報まの管理まで効率化することが可能。 |
弥生の給与明細オンライン
出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/products/payroll-ol/index.html
弥生の給与明細オンラインはクラウド型の給与計算ソフトです。
給与計算に必要最低限なものだけを揃えたシステムで給与の支給や控除額の業務を効率化したい人にはぴったりでしょう。
ただし、年末調整や社会保険料の算定基礎届の業務はできません。
それらの業務は別のシステムもしくは会計事務所に任せているという場合で、給与計算だけを効率化したい小規模の会社におすすめです。
機能も操作もかなりシンプルになっています。
給与ソフトのタイプ | クラウド型 |
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初期費用 | 0円 |
費用・料金体系 | 月額料金:450円〜 |
特徴 | 給与計算に必要なものを最低限そなえた給与ソフト。 年末調整、社会保険の手続き業務はできない。 |
ジョブカン給与計算
出典:https://payroll.jobcan.ne.jp/
ジョブカン給与計算は給与計算に特化したソフトで、給与計算だけを効率化したい場合にピッタリです。
給与の自動計算やWEB明細の機能が付いており、出力したい項目を選択することができます。
ジョブカンの勤怠管理システムもあるので、ゆくゆくは勤怠管理もシステム化したい場合に便利です。
給与ソフトのタイプ | クラウド型 |
---|---|
初期費用 | 0円 |
費用・料金体系 | 月額400円/人 |
特徴 | 途中入社や退職時の給与計算など、担当者の負担を減らず便利機能が多い。 カスタマイズの幅が広い。 |
給与奉行クラウド
出典:https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/kyuyo
給与奉行クラウドは給与計算に特化したインストール型の給与計算ソフトです。
労務の専門家である社労士も使っているシステムの1つです。
給与計算の基本的な機能に加え、企業独自の計算ルールなども設定できます。
手当が多い、時間外手当の計算が複雑という場合に役立ちます。
チャットやリモート画面を共有したサポートも受けられるので、困ったときに視覚的にわかる形でサポートを受けたい人におすすめです。
給与ソフトのタイプ | クラウド型 |
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初期費用 | 0円 |
費用・料金体系 | 月額5,000円~(20人までの場合) |
特徴 | 給与計算の基本機能に加え、企業独自の計算ルールの設定も可能。 画面を共有したサポートが受けられる。 |
マネーフォワード クラウド給与
出典:https://biz.moneyforward.com/payroll/
マネーフォワードはクラウド型の給与計算ソフトで、誰でも簡単に利用できることを念頭に作られたサービスです。
最低限必要な5項目を設定することで、最新の法令を守った給与計算が自動でできるので、すぐに導入して使いたい人にはおすすめです。
マネーフォワードクラウドの他のシリーズ(勤怠、マイナンバー、社会保険)と連動させることもできます。
給与ソフトのタイプ | クラウド型 |
---|---|
初期費用 | 0円 |
費用・料金体系 | 月額2980円(5人まで) 6人以上は300円/人 |
特徴 | 使いやすい画面設計。 給与計算に最低限必要な5項目を設定すればすぐに給与計算が可能。 |
フリーウェイ給与
出典:https://freeway-kyuuyo.net/
フリーウェイ給与はコストパフォーマンスの良さが特徴のクラウド型の給与計算ソフトです。
5名までは無料で、6名以上になると月額1,980円で人数無制限で使うことができます。
給与計算だけでなく、年末調整、社会保険の算定手続き、所得税、マイナンバー対応など複数の機能、帳票作成ができます。
給与ソフトのタイプ | クラウド型 |
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初期費用 | 0円 |
費用・料金体系 | 永年無料(従業員5人まで) |
特徴 | 操作方法を解説したマニュアル、動画、FAQなどが充実している。 法改正への対応はワンボタンで更新。 |
MJSかんたん!給与
出典:https://miroku.mjs.co.jp/kyuyo
MJSかんたん!給与はWindowsに対応した給与計算ソフトで、誰でも簡単に使えるのが特徴です。
計算項目を増やして会社独自のカスタマイズで自社に合った給与明細を作ることができます。
最新法令に即座に対応しているだけでなく、利用者に案内することもできます。
中小企業など、従業員50人までの会社にピッタリの給与計算ソフトです。
給与ソフトのタイプ | インストール型 |
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初期費用 | 0円 |
費用・料金体系 | 25000円買いきり |
特徴 | 複数の作業もワンクリックで画面の切り替えが可能。 お気に入り登録機能、アシストメニューや見やすく便利。 |
スマイルワークスクラウド給与計算システム
出典:https://www.smile-works.co.jp/functions/kyuyo/kyuyo-funclist/kyuyo_kintainyuryoku
スマイルワークスクラウド給与計算システムはクラウド型の給与計算ソフトです。
操作画面が業務ごとにカテゴライズされているので直感的に操作がしやすいのが特徴です。
シンプルでありながら、独自のルールや計算項目などのカスタマイズもできるので、手当や計算がややこしい場合でも対応できます。
給与計算だけでなく、年末調整、社会保険関連などオールマイティに使え、体験サービスもあるので、実際に確認してから導入の検討ができます。
給与ソフトのタイプ | クラウド型 |
---|---|
初期費用 | 30,000円 |
費用・料金体系 | 月額1000円 |
特徴 | 勤怠情報、給与計算、社会保険関連、届出、年末離調整までトータルサポート。 操作画面がカテゴライズされているので直感的に操作がしやすい。 |
給与らくだ・かるがるできる給料
出典:https://www.bsl-jp.com/products/kyuryo/select/
給与らくだ・かるがるできる給料はインストール型の給与ソフトです。
労務の専門家である社労士が必要な機能だけをわかりやすく配置した画面構成です。
簡単に明細書を発行したい、給与計算の間違いを防ぎたい、手当や控除を自動計算したいといった給与計算の悩みの解決にぴったりです。
上位版のソフトにすれば勤怠管理など、その他の便利機能も使えます。
給与ソフトのタイプ | インストール型 |
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初期費用 | 0円 |
費用・料金体系 | 4180円買いきり |
特徴 | 労務の専門家がつくった給与ソフトで、必要な機能だけをわかりやすく配置。 上位版ソフトあり。 |
円簿給与
出典:https://www.yenbo.jp/service-info/kyuyo.html
円簿給与はクラウド型の給与計算ソフトで、従業員が何人であっても無料で使うことができます。
永久に完全無料で使うことができるにもかかわらず、給与計算はもちろん、書類の提出や年末調整まで可能です。
ただし、ソフトの操作画面に広告が掲載されますので体験版を利用してみて、広告が気にならないようであれば使ってみるといいでしょう。
給与ソフトのタイプ | クラウド型 |
---|---|
初期費用 | 0円 |
費用・料金体系 | 0円 |
特徴 | 永年無料ですべての機能が使える給与ソフト。 ただし、画面上に広告が表示される。 |
まとめ
給与計算の初心者のために、準備するものや正しい計算方法、流れを紹介しました。
正しく給与計算をするためには、まず事前の準備が大切です。
計算方法や基礎知識など、注意すべきことは多くありますが、基礎をしっかり押さえれば初心者でもきちんと給与計算をすることができます。
そのうえで、給与計算ソフトを使えばより効率的に作業をすることができます。
給与計算は、従業員の給与の支払いや納税に関わるとても大事な業務ですので、基本に忠実に、焦らず作業を進めてミスなく計算ができるようになりましょう。
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