【2024年最新】おすすめのオフラインでも使える名刺管理アプリを徹底比較!
執筆: Saas辞典編集部 | |
丁寧な名刺管理をすることは、仕事をしていくうえで重要です。
名刺管理アプリは、名刺管理を効率的に行うことができるので、企業・個人を問わずに多くの人が利用しています。
中にはインターネット環境が必須のアプリもあり、データを自動的に更新する機能があるアプリもあります。
しかし、中には オフライン環境でもアプリを使いたい人やデータを外部に登録したくない人もいるのではないでしょうか。
この記事では、名刺管理アプリを選ぶときのポイントを説明したうえで、オフラインでも使えるアプリを8つ紹介します。
さらに、オフラインで名刺を管理するメリットとデメリットについても説明しています。
ぜひ参考にしてください。
- 名刺管理アプリとは、名刺情報をカメラなどで読み取り、名刺の管理を行うアプリ
- 名刺管理アプリを選ぶポイントは、セキュリティ体制やデータの保存方式など5つ
- オフラインでも使えるおすすめの名刺管理アプリは 「CamCard」 !
- オフラインで名刺管理アプリ使うメリットは、どこでも好きなタイミングで使える
- オフラインで名刺管理アプリ使うデメリットは、スマホのデータ容量圧迫やデータ共有不可
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名刺管理アプリを選ぶときのポイント
名刺管理アプリを選ぶときのポイントは以下の5つがあります。
これらについてそれぞれ説明していきます。
セキュリティ体制が万全か
名刺は個人情報であり、適切な管理が必要です。
流出や紛失してしまうと相手だけではなく、相手が働いている企業および自社にも迷惑をかける可能性があり、信頼を失ってしまいます。
セキュリティレベルが低いものやスマホ内のデータを抜き取る悪質なアプリも存在しているので、十分に注意しましょう。特に無料で使えるアプリや保存形式がクラウドの場合に、多い傾向があるのでアプリを利用する前にセキュリティ体制を確認してください。
具体的にセキュリティ体制を確認するには、以下の項目を確認すると良いでしょう。
- 通信が暗号化されているか
- 二段階認証のログイン方式を設定できるか
- アプリ提供企業がプライバシーマークを取得しているか
- IPアドレスの制限をかけることができるか
- パスワード設定がされているか
- 信頼できる導入実績があるか
データの保存方式は端末かクラウドか
名刺管理アプリのデータ保存方式として、「端末(オフライン)」と「クラウド(オンライン)」の2種類があります。
端末保存は読み込んだ名刺情報がスマホに保存されるので、オフラインで参照した場合や名刺データを外部に保存したくない場合におすすめです。
一方でクラウド保存は、社員同士など他社と名刺情報を共有したい場合や他のシステムと連携したい場合におすすめです。
それぞれに長所と短所があるため、 名刺を管理するうえで重視したいポイントで選ぶと良いでしょう。
名刺の登録枚数は何枚か
名刺管理アプリによっては、名刺の登録枚数が制限されています。
企業規模が大きい場合や名刺交換する機会が多い経営層や営業社員などは、1つのアプリで名刺を管理しきれない可能性もあります。
複数のアプリで名刺を管理することやデータ削減をしながら使い続けるのは、大変で非合理的です。
そのため、 アプリを使う前に名刺交換する機会(名刺を管理したい枚数)がどの程度か想定しておくと良いでしょう。
また、個人差はありますが、基本的に名刺は増え続けていくので、枚数制限があるアプリを使うなら多少の余裕を見るのがおすすめです。
名刺のデータ化は自動か手動か
一般的に名刺を読み取りデータ化する方法は、OCR(自動入力)とオペレーターによる入力(手動入力)の2つです。
なお、OCRとは、紙や画像に書かれている文字をカメラやスキャナで読み取り、テキスト(文字)データに変換する技術のことです。
現在はOCR入力を採用しているアプリが多いですが、読み取り精度が悪いと正確に反映されない可能性があります。
そのため、 OCR入力の場合は精度が高いアプリを選びましょう。
また、オペレーターによる手動入力だとOCRと比べるとミスが少ないので、精度にこだわりたい場合はおすすめです。
しかし、オペレーターによる入力では反映されるまでに時間がかかります。
スピードを重視するならOCR、正確さを重視するなら手動入力と考えると良いでしょう。
アプリは個人向け法人向けか
名刺管理アプリは個人向けと法人向けの2種類があります。
- 個人向け:無料で提供されているアプリが多く、機能も名刺管理に必要な基本的なものが備わっている
- 法人向け:月額でライセンス費用が発生するケースが多いが、機能面やサポートが充実しており企業全体で管理しやすい
個人で利用する場合は、自分の使いやすいアプリを選ぶと良いでしょう。
法人で利用する場合は、名刺管理に必要な機能を考えてから選ぶのがおすすめです。
中には個人・法人を分けずに無料で使えるアプリもあり、費用を払わなくても十分な名刺管理ができる場合もあります。
オフラインで使えるおすすめの名刺管理アプリ8選
オフラインで使えるおすすめの名刺管理アプリ8選を紹介します。
特徴や費用についてまとめてあるので、参考にしてください。
それぞれの名刺管理アプリについて詳しく見ていきましょう。
CamCard
出典:https://www.camcard.jp/
CamCardは、INTSIGInformationCorporation(イントシグ)が提供している名刺管理アプリです。
全世界で1億人以上のユーザーがアプリを使用しており、言語も日本語、英語を含む17カ国語に対応しています。
そのため、海外にもビジネスを展開している企業や取引先・顧客に外国人が多い企業にはおすすめです。
また、名刺を読み取ってから5秒という速さでデータ化が完了し、認識精度が99%と正確さも兼ね備えているアプリです。
対応OS | iOS/Android |
---|---|
参考料金 | 個人版:無料 法人版:STANDARD 1,700円(月額) PROFESSIONAL 2,500円(月額) |
登録可能枚数 | 無制限 |
データの読み取り形式 | OCR(自動入力) |
特徴 | ・全世界で1億人以上のユーザー数を誇る ・名刺の認識精度99%かつ名刺のデータ化が5秒 ・日本語、英語を含む全17カ国語に対応 |
Wantedly People
出典:https://people.wantedly.com/
Wantedly Peopleは、ウォンテッドリー株式会社が提供している名刺管理アプリです。
1度で最大10枚まで同時に読み込み、即時データ化が可能なため、経営層や営業職などの名刺交換をする機会が多い人におすすめです。
企業名、氏名、役職などさまざまな条件で検索できるので、登録後も探しやすく時間や手間がかかりません。
また、名刺の登録枚数は無制限で、エクセルへの書き出しやデータ移行などの全ての機能を無料で利用できます。
対応OS | iOS/Android |
---|---|
参考料金 | 無料 |
登録可能枚数 | 無制限 |
データの読み取り形式 | OCR(自動入力) |
特徴 | ・1度で最大10枚まで同時読み取り可能 ・全ての機能を無料で使える ・企業名、氏名、役職などさまざまな条件で検索できる |
Evernote Scannable
出典:https://evernote.com/intl/jp
Evernote Scannableは、Evernote Corporationが提供している名刺管理アプリで、メモアプリの「Evernote」と連携すると便利です。
名刺はもちろんのこと、書類や領収書、ホワイトボードの情報を読み取れば、見やすく読みやすい形でデータ化されます。
また、名刺情報(電話番号やメールアドレスなど)をそのまま連絡先に登録することができるので、手入力の手間が省けるのも特徴です。
そのため、既に「Evernote」活用をしている人や書類の電子化をする機会が多い人におすすめです。
対応OS | iOS |
---|---|
参考料金 | 無料 |
登録可能枚数 | 無制限 |
データの読み取り形式 | OCR(自動入力) |
特徴 | ・名刺をはじめ書類や領収書などの自動読み取りが可能 ・電話番号やメールアドレスをそのまま連絡先に登録できる ・Evernote(メモアプリ)と連携するとさらに便利 |
メイシー
出典:https://maysee.jp/
メイシーは、株式会社もぐらが提供している名刺管理アプリです。
プライバシーマークの取得、通信の暗号化、アクセス制限など、万全のセキュリティ体制を整えているため安心して利用できます。
そのため、セキュリティ管理を徹底したい人にとっておすすめです。
BOXIL SaaS AWARD2021において、「機能満足度」「使いやすさ」など4項目でNO.1を受賞と実績もあるアプリです。
また、無料アプリと比べるとデータの読み取りを正確に行えることを強みとしています。
対応OS | iOS/Android |
---|---|
参考料金 | 2,178円~(月額) |
登録可能枚数 | 無制限 |
データの読み取り形式 | OCR(自動入力) |
特徴 | ・安心のセキュリティ対応 ・BOXIL SaaS AWARD2021で営業・顧客管理部門で受賞 ・データ読み取りの正確性が高い |
WorldCard Mobile Lite
出典:https://apps.apple.com/jp/app/worldcard-mobile-lite-%E5%90%8D%E5%88%BA%E8%AA%8D%E8%AD%98%E7%AE%A1%E7%90%86/id369323525
WorldCard Mobile Liteは、Penpower Inc.が提供している名刺管理アプリです。
約200ヵ国のビジネスカテゴリでTOP10にランクインしているアプリで、世界中で使用されています。
対応言語も25ヵ国と多く、名刺を読み取り後は正確に認識して自動的に分類されます。
また、Card Holderという機能が搭載されており、ワンクリックで電話やメールの送信が可能です。
対応OS | iOS/Android |
---|---|
参考料金 | 要問い合わせ |
登録可能枚数 | 要問い合わせ |
データの読み取り形式 | OCR(自動入力) |
特徴 | ・約200ヵ国のビジネスカテゴリランクでTOP10 ・日中英韓語など25ヵ国の言語に対応 ・ワンクリックで電話やメールの送信が可能 |
myBridge
出典:https://jp.mybridge.com/home
myBridgeは、LINE株式会社が提供している名刺管理アプリです。
国際規格(ISO)の情報保護で、全てのデータが暗号化されており、24時間365日リアルタイムでモニタリングと万全のセキュリティ対策が行われています。
LINEアプリのトーク画面などで社内メンバーと名刺の共有が手軽に行うことができ、共同管理も可能です。
また、myBridgeに名刺が登録されていると着信時に名刺情報は表示されます。
対応OS | iOS/Android |
---|---|
参考料金 | 無料 |
登録可能枚数 | 無制限 |
データの読み取り形式 | OCR(自動入力)、手動入力 |
特徴 |
・LINEアプリのトークでも名刺共有ができる |
BizCards
出典:https://nagisaworks.com/
BizCardsは、株式会社NagisaWorksが提供している名刺管理アプリです。
登録した名刺の閲覧がカバーフローのように次々と表示されるので、便利なだけではなく楽しんで使える点が特徴です。
名刺情報の登録、編集が簡単で、グループ分けも可能なので、会社ごとや連絡の頻度などに分けて管理できます。
また、機能が非常にシンプルで名刺管理に特化しているので、余計な機能を必要とせずクールに管理したい人におすすめです。
対応OS | iOS |
---|---|
参考料金 | 250円 |
登録可能枚数 | 要問い合わせ |
データの読み取り形式 | 手動入力 |
特徴 | ・名刺情報がクールに表示される ・名刺情報の登録、編集が簡単にできる ・シンプルな機能 |
名刺de商売繁盛 カメラ
出典:http://www.yamato-meishi.jp/
名刺de商売繁盛 カメラは、ヤマトシステム開発が提供している名刺管理アプリです。
アプリのカメラ機能を使って名刺の読み取りを行い、専属のオペレーターが手動入力します。
そのため、登録される情報の精度が高いのが特徴です。
また、法人向けのアプリで利用するには「名刺de商売繁盛」のサービス契約が必要になるため、同サービスの契約している人は検討してもいいかもしれません。
対応OS | iOS/Android |
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参考料金 | 要問い合わせ |
登録可能枚数 | 要問い合わせ |
データの読み取り形式 | 手動入力 |
特徴 | ・専属オペレーターによる手動入力 ・法人向けアプリ ・利用には「名刺de商売繁盛」のサービス契約が必要 |
そもそも名刺管理アプリとは?
名刺管理アプリとは、名刺情報(企業名、氏名、メールアドレスなど)をカメラやスキャナで読み取り、名刺の登録・管理を行うアプリケーションです。
アプリに名刺情報を登録することで、物理的な管理場所がいらず必要なときにすぐに名刺を取り出すことができます。また、アプリによっては名刺情報を共有できるので、営業活動を円滑に進められる点もメリットです。
このように名刺管理アプリでは名刺を紙で管理したときと比べると、さまざまな面で効率化されるため企業だけでなく個人でも利用されています。
名刺管理をオフラインで行うメリット
名刺管理をオフラインで行うメリットは以下の通りです。
本当に自分はオフラインで名刺管理を行う必要があるのかを確認しましょう。
インターネット環境や通信状況を気にする必要がない
名刺をオフラインで行う大きなメリットは、 インターネット環境や通信状況を気にせずにどこでも使えることです。
オンラインタイプのアプリは、インターネット環境がないとアクセスすることができず、通信状況によっては接続に時間がかかりストレスを感じます。
オフラインで名刺を管理すると、場所や通信スピードなどに関わらず必要なときにすぐに名刺を取り出すことができます。
また、アプリ上でインターネット環境を必要としない分、名刺データの検索にかかる時間が安定する点もメリットです。
データ流出やウイルス被害のリスクが低い
オフラインの場合は端末上でデータを管理していることから、取り扱いに気をつけさえすればデータが流出や漏洩する心配がいりません。
オンラインタイプのアプリだと、クラウド上で管理するため、アプリ提供会社のセキュリティを確認する必要があり、管理も任せることになります。
万が一提供会社がデータを流出させてしまうと被害を受けてしまいます。
そのため、 オフラインで名刺管理するとデータ流出やウイルス被害のリスクが低い と言えるでしょう。
名刺管理をオフラインで行うデメリット
名刺管理をオフラインで行うデメリットは以下の通りです。
データ容量を消費する
名刺をオフラインで管理する場合は、名刺データが全てスマホに保存されます。
無制限で登録できるアプリでもスマホの保存容量が少ないと、名刺データが保存できません。
オンラインタイプではクラウドに保存され、容量を気にする必要がないことを考えるとこの点はデメリットです。
さらに、スマホの故障や誤操作によりデータが消滅したときはバックアップがないと復旧ができないので、注意しましょう。
情報の共有ができない
オンラインで名刺管理するとお互いに名刺情報を共有できますが、オフラインの場合は共有ができません。
データの読み取りも各自で行う必要があるので、作業効率を考えると悪いです。
そのためオフラインでの名称管理は、チーム単位で仕事する機会が多い場合や名刺データを共有したい場合に向きません。
さらに、スマホのセキュリティ対策や情報の暗号化などのデータ管理も自己責任で行う必要があります。
名刺管理アプリについてよくある質問
最後に、名刺管理アプリに関するよくある質問を紹介します。
これまでの内容と合わせて参考にしてみてください。
オンラインで名刺を管理するメリットは?
名刺を オンラインで管理したときのメリットは、「社内での情報共有ができる」「セキュリティ管理を任せられる」などが挙げられます 。
営業活動時などに社内全体で名刺情報を活用したい場合は、簡単に共有できるので、オンラインの方がおすすめです。
また、オンラインの場合は名刺情報がクラウドに保存されるため、情報の管理はアプリを提供している企業に任せることができます。
そのため、自分でセキュリティ管理をする必要がありません。
ただし、利用前にセキュリティ体制が十分に整っているかを確認した方が良いでしょう。
有料のアプリを使った方がいいの?
有料のアプリの方が、機能面が充実しておりサポートもあるため名刺管理は効率的に行えます。
ただ、無料でも名刺管理に必要な機能を兼ね備えているアプリも多いので、必ずしも有料のアプリを使った方が良いというわけでもありません。
月額でコストを支払わなくても、管理できるならその方が良いですよね。
そのため、有 料のアプリを使う場合は機能と費用のバランスを考えてから導入するのがおすすめです。
また、アプリによって無料トライアルもあるので一度試してから継続して使うかを検討する手段もあります。
名刺管理アプリオフラインのみまとめ
今回は、名刺管理アプリを選ぶときのポイントを説明したうえで、オフラインでも使えるアプリを8つ紹介しました。
また、オフラインで名刺を管理するメリットとデメリットについても説明しています。
名刺をもらう機会や交換する機会は、多かれ少なかれあると思いますが、名刺管理アプリを導入することで名刺の管理が効率的かつ楽に行えます。
場所や環境を気にせず、セキュリティ被害にも考慮して名刺を管理したい場合はオフラインでも使えるアプリがおすすめです。ただし、オフラインで名刺を管理する場合は、名刺情報の自己管理やスマホ容量を確保する必要があるので注意してください。
名刺管理アプリは数多くあるため、導入するときは自分や自社にあったアプリを選びましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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