MA(マーケティングオートメーション)ツールとは?基本機能やおすすめのツールについても解説!
執筆: Saas辞典編集部 | |
近年MAツールを導入する企業が増えており、ツール自体も国内から海外までさまざまな特徴を持ったものが提供されています。
そのため、MAツールを耳にする機会や導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。
一方で、自社にMAツールは必要なのか、MAツールでは何ができて、どのように選べば良いかといった疑問を持っている方も少なくないでしょう。
この記事では、MAツールの概要、メリット・デメリットから、ツールを選ぶときのポイントなどについて説明していきます。さらに、実際にMAツールを導入して成功につながった企業の事例についても紹介します。
ぜひ参考にしてください。
- MAツール導入のメリットは、営業活動の効率化、見込み顧客の取りこぼし防止など
- MAツール導入のデメリットは、コスト・人的リソースの用意が必要など
- MAツールとは、一連のマーケティング活動を効率化させるためのツール
- MAツールを選ぶときのポイントは、目的にあった機能の有無、サポート体制の充実
- MAツールの導入は、課題の洗い出し→ツール選定→シナリオ設計→PDCAの流れ
- おすすめのMAツールは「List Finder」、「b→dash」
〇本記事をお読みの方には以下の記事もおすすめです。
MAツール導入のメリット
MAツールについて説明する前にMAツール導入のメリットとデメリットをそれぞれ3つずつ紹介します。
マーケティング業務の自動化がMAツールの最大のメリットと言えますが、それ以外にも導入するメリットは多くあります。
順番に見ていきましょう。
またおすすめのMAツールについては以下の記事でも詳しく紹介しているのでぜひお読みください。
営業・マーケティング活動の効率化
MAツールの導入による大きなメリットとして挙げられるのが、営業およびマーケティング活動の効率化です。従来の方法では、時間と手間をかけてそれぞれの活動を行う必要がありましたが、MAツールを活用することで負担が軽減されます。
また、これまで行っていた機械作業の多くが自動化されるため、より本質的な業務への集中や手が回らなかった業務に着手もできます。
- 商談の可能性が高い顧客に絞ったアプローチ
- 見込み度合いに応じた顧客への営業活動
- 潜在顧客の発掘
- タイミングの悪い営業活動の回避
- 闇雲な営業の必要性がない
- データ入力やリスト作成の自動化
- 作業ミスや漏れといった人的エラーの軽減
- データの一元管理
- 部門間の連携強化、情報の有効活用
- 上記などの工数減による、生産性の向上
見込み顧客の取りこぼし防止
「名刺交換だけ」「問い合わせだけ」「メルマガ登録だけ」といった見込み顧客は、受注精度が不明瞭なため、アプローチが後回しになりがちです。
営業個人でデータを保管しそのまま顧客情報が眠ってしまい、いつの間にか他社が受注していたというケースもあるでしょう。
しかし、 MAツールを導入すると顧客情報が統合され、メールやWebを通じたコミュニケーションによって、見込み顧客の動きが視覚化できます。
例えば、メルマガのURLをクリックしていれば、製品に興味があるうえにどのような情報を求めているかまでわかるので、アプローチがしやすくなります。
定期的に状況を確認することで、見込み顧客の取りこぼしを防ぎ、顧客ごとに有効な営業をかけられるのはMAツールの大きなメリットです。
属人化しない営業体制の構築
MAツールを活用すると、検討度合いの高い見込み顧客を抽出できるので、案件化や受注につながりやすい顧客相手に商談する機会が増えます。
つまり、 営業力の低い担当者であっても成果を出しやすい環境が生まれ、組織全体の生産性を上げることができます。
また、ツールによって自動化される作業、データで管理される情報も増えるため、アプローチの仕組み作りやマネジメントがしやすい点もメリットですね。
そのため、担当者の力量に左右されない属人性の低い営業体制を構築していくことが可能です。
MAツール導入のデメリット
続いてMAツール導入のデメリットについても3つ紹介します。
メリットばかりに目がいきがちですが、デメリットを理解しておくことは導入の失敗を避けることにもつながります。
また、メリットと比較することで、自社にとってMAツールは必要なのか判断材料にすると良いでしょう。
コストが発生する
当然ながら、MAツールの導入にはコストが発生します。
そして、MAツールは比較的高額で、後述するように効果が出るまで時間がかかるうえにリソースの準備が必要です。
先行して支払うコストが大きく、上手く進めるためには全社的な協力が不可欠になるため、経営層の理解のもと、中長期的な視点で考えなければなりません。- 初期費用
- 月額利用料
- サポート料金
- オプション
- 人件費
人的リソースが必要になる
MAツールは、これまで手動で行ってきた業務を自動化でき効率化が図れますが、全てを自動化してくれるわけではありません。
特に成果に影響を及ぼす部分は、担当するマーケター(部門)の腕によって左右されることが多く、運用していくには十分なリソースの確保が必要です。さらに、ツールを使いこなすためには、Webマーケティングに明るい人材が望ましいと言えます。
- Webマーケティング全般
- ITスキル全般
- コンテンツ制作
- データ分析
- シナリオ設計
- 施策改善や顧客へのアプローチ戦略
- 分析結果からのターゲット選定
- メール配信スキル
該当する人物が自社にいない場合は、新しく人材を確保するか、外部へコンサルティングを依頼しなければなりませんが、別でコストが発生します。
そのため、総合的な側面から慎重に判断のもとMAツールを導入しないと、高額なコストが無駄になってしまう可能性があります。
効果が出るまでには時間がかかる
MAツールを導入したからといってすぐに期待する効果が出るわけではありません。導入後は以下のようなサイクルを回して、試行錯誤を繰り返しながら自社にとって最適なマーケティングを確立していきます。
- 運用開始までの準備期間
- 初期設定の確認、最適化
- 仮説の計画、施策
- 施策の効果測定、分析
- スコアリングの抽出、判断 ※運用当初は精度が安定しにくい
また、担当者がツールの運用に慣れる必要もあるため、導入後から効果が出るまではある程度時間がかかると考えておいた方が良いでしょう。
そもそもMAツールとは
MA(マーケティングオートメーション)ツールとは、集客や販売促進といった一連のマーケティング業務をサポートするためのツールのことです。見込み顧客の育成、顧客情報の管理などを行うための施策を効率化・自動化し、生産性を向上させることを目的としています。
インターネット普及による顧客の購買プロセスの多様化、従来の営業手法の限界などの理由からMAツールが注目され始めました。
詳しく見ていきましょう。
MAツールの機能
一般的なMAツールに搭載されている機能は以下の通りです。
- リード管理:見込み顧客データを一元管理し、必要なときに出力できる機能
- スコアリング:見込み顧客の興味関心や購買意欲に基づき点数を設定し、行動を数値化できる機能
- シナリオ作成:顧客が特定の動きをしたときに対する対応を自動化する機能
- 分析レポート:マーケティング施策の結果を検証するための機能
- 既存システムとの連携:CRM、SFA、広告などのシステムと連携し相乗効果を促す機能
- メール配信:見込み顧客の状況に合わせて最適なメールを送る機能
- Webページ作成:LPやお問い合わせページなどユーザーへの情報提供サイトを作る機能
CRM・SFAツールとの違い
MAと似たような意味を持つ言葉として、「CRM」と「SFA」があります。
そこで、どのような違いがあるのか説明します。
顧客情報を管理し、継続的な関係構築や優良顧客への育成などをも目的としたツール。
顧客の囲い込み、リピーターの獲得、購入単価の向上などが期待できる。
MAは主に新規顧客が対象になる一方で、CRMは既存顧客が対象。
営業の効率化や成果の向上など営業活動を支援するためのツール。
主にMAとCRMの中間で使用され、商談開始から成約までのプロセスをサポートする。
ここで得た顧客データをCRMに活用することで、顧客関係の維持・向上などに役立てられる。
それぞれのツールは、似たような機能を備えている場合もありますが、目的や役割は異なります。
また、 各ツールは独立しているわけではなく、営業・マーケティング活動をサポートするという共通の役割も持っているので、併用もできます。
おすすめのCRM・SFAについては以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひお読みください。
MAツールを選ぶときのポイント
MAツールは注目度が上がったこともあり、現在では各社からさまざまツールが提供されています。
自社が期待すべき効果が出るように、MAツールを選ぶときのポイントを3つ紹介するので、参考にしてください。
MAツールがBtoB向けかBtoC向けか
MAツールは「BtoB向け」と「BtoC向け」の大きく2つに分類できます。
それぞれは販売対象やマーケティング施策が異なるように、ツールが持っている特徴、機能も変わってきます。
そのため、 MAツールにおいても自社のビジネスに適切なものでないと課題を解決できません。
検討しているツールがどちらに向けなのかは必ず確認してください。
以下のようなポイントについても見ると良いでしょう。
- 外部の営業支援ツール、システムと連携できる
- 資料請求や問い合わせフォームなどのコンテンツを簡単に作成できる
- 顧客ごとの分析機能(スコアリング)に優れている
- リード(データ)管理の上限が多い
- 対応チャネル(Webサイト、メール、SNS、LINEなど)の範囲が広い
- 顧客の行動パターンや趣向に合わせたアプローチができ、多くの情報を自動化できる
自社の目的に合った機能があるか
「機能の充実・豊富さで選んだ」というのが、MAツール選びでよくある失敗です。なお、機能が充実していることが悪いのではなく、自社にとって課題を解決するために必要な機能は何かという視点で選ぶことが重要です。
たくさんの機能に魅了されがちですが、実際に使わなければ意味はなく、機能が多ければ多いほど使いこなすのに時間がかかるデメリットもあります。
- 何を解決するためにMAツールを導入するか目的を明確にする
- 自社にとって必要な機能、活用したい機能は何か
- 高度な機能は必要か、その機能は使いこなせるか
- 将来的にはどのように展開、活用していきたいか
MAツールは、幅広く充実した機能を持っているものから、何かしらに特化しているものまでツールごとにさまざまです。
目的を明確にしたうえで、目的にあった機能を搭載しているツールを選ぶことが失敗を避けるポイントと言えるでしょう。
サポート体制が充実しているか
導入後のサポート体制もMAツール選びでは重要です。
特に初めてMAツールを導入する場合や本格的にマーケティングに取り組む企業にとっては、着目したいポイントと言えます。
使い方や活用の仕方がわからないなどの問題が発生する可能性は高く、自力でツールを効果的に運用することは困難な場合が多いでしょう。このようなときにサポート体制が充実していると、時間・手間をかけずにツールの理解が進み、使いこなすスピードが早くなります。
なお、サポート方法、範囲、内容は各社によって異なるので、事前に確認するのがおすすめです。
おすすめのMAツール比較5選
おすすめのMAツールを5つ紹介します。
ここで紹介しているものは、知名度や実績が高い代表的なツールで、費用や特徴、導入企業を中心にまとめています。
そのため、まずは有名なツールを知りたい方や実績のあるツールを導入したいと考えている方は参考にしてください。
またおすすめのMAツールについては以下の記事でも詳しく紹介しているのでぜひお読みください。
List Finder
出典:https://promote.list-finder.jp/
List Finderは、株式会社Innovation&Coが提供している主にBtoB向けのMAツールです。
初期費用および月額料金がかからないフリープランが用意されているので、無料で操作性や使い勝手などを試せます。
有料コースも各種サポートプログラム込みで月額39,800円~利用できるため、他システムよりも比較的安いのが特徴です。
もちろん基本的なMAの機能は備えており、1,6000以上のアカウントの導入実績を持っています。
また、同ツールは導入して終わりではない徹底的な運用サポート体制が強みです。
専任コンサルタントの半年間併走支援をはじめ、個別相談会や活用セミナーの開催など成果を出すためにさまざまサポートを受けられます。
初期費用 | 10万円 |
---|---|
参考料金 | ライト:月額39,800円 スタンダード:月額59,800円 プレミアム:月額79,800円 |
特徴 | ・フリープランあり(初期費用、月額利用料0円) ・徹底的な運用サポート体制 |
導入企業 | 株式会社イナリサーチ、三菱電機システムサービス株式会社、東芝ITサービス株式会社など |
SHANON MARKETING PLATFORM
出典:https://www.shanon.co.jp/
SHANON MARKETING PLATFORM は、株式会社シャノンが提供している主にBtoB向けのMAツールです。
リードの獲得から購買意欲の引き上げまで一気通貫で実施が可能なほか、流入経路や行動履歴の把握などスコアリングによるリード管理もできます。
また、業務負担の軽減に貢献するランディングページやアンケートフォームの自動作成は同ツールならではの特徴です。
さらに、セミナー管理機能では、事前準備から当日の運営、事後フォローまでをワンストップで対応できるので、間接コストが約50%削減されます。
そのため、イベントや展示会の出展が多く、顧客情報の管理や営業案件の育成が必要な企業におすすめです。
初期費用 | 要問い合わせ |
---|---|
参考料金 | 月額10万円~ |
特徴 | ・リードの獲得から購買意欲の引き上げまで解決するツール ・ランディングページやアンケートフォームの自動作成に対応 |
導入企業 | 株式会社ケーメックスONE、株式会社アイアットOEC、池田金属工業株式会社など |
Synergy!LEAD
出典:https://www.synergy-marketing.co.jp/
Synergy!LEADは、シナジーマーケティング株式会社が提供している主にBtoB向けのMAツールです。
Salesforceと連携していて、シンプルで使いやすさにこだわっているのが同ツールの特徴です。
データベースやダッシュボードなどSalesforceの優れた機能とシンプルなマーケティング機能が組み合わさったと考えるとわかりやすいでしょう。
高機能なMAツールは必要としていないものの、マーケティングを強化したいと考えているSalesforceユーザーにおすすめです。
初期費用 | 0円 |
---|---|
参考料金 | フォーム:月額10,000円~ メール配信:月額30,000円~ Webトラッキング:月額10,000円~ |
特徴 | ・フリープランあり(初期費用、月額利用料0円) ・徹底的な運用サポート体制 |
導入企業 | 株式会社イナリサーチ、三菱電機システムサービス株式会社、東芝ITサービス株式会社など |
b→dash
出典:https://bdash-marketing.com/
b→dashは、株式会社データXが提供している主にBtoC向けのMAツールです。
600社以上の企業が導入している業界No.1ツールで、マーケティングの課題に応じて5種類のプロダクトが用意されています。
同ツールはSQL(データベース言語)を使わずにノーコードかつAll in oneでデータ操作(取込,結合など)を実現できるのが特徴です。
つまり、専門的な言語の知識がなくとも簡単に画面操作やシームレスなデータ活用ができるということです。
また、「誰でも操作できるプロダクト」をコンセプトに使いやすく、分かりやすい画面を追及しているので、初心者の方におすすめと言えるでしょう。
初期費用 | 50万円 |
---|---|
参考料金 | 要問い合わせ |
特徴 | ・業界シェアNo.1、導入企業600社以上のツール ・ノーコードかつAll in oneによるデータ操作の実現 |
導入企業 | 株式会社クレディセゾン、株式会社セブンネットショッピング、株式会社ルネサンスなど |
MOTENASU
出典:https://motenasu.info/
MOTENASUは、株式会社FIDが提供している主にBtoC向けのMAツールです。
「心に届くおもてなしの接客」をコンセプトに、顧客に対する細やかなアプローチを得意としています。
特許取得済みの配布物発注システムによる、顧客の属性に合わせた「自動DM機能」は他システムにはない大きな特徴です。
配布物発注システムとは、設定に従ったトリガーをもとにDMデータと宛先情報を抽出し、個々の顧客に最適なDMを印刷できる仕組みです。
そのため、これまで難しかったDMによるone to oneマーケティングを実現し、同ツールならでは施策や訴求を可能にしています。
また、豊富な分析機能(RFMなど)やチャネル(SNSなど)が用意されているので、属性に応じて適切な方法でマーケティングが実施できるでしょう。
初期費用 | 30万円 |
---|---|
参考料金 | 月額10万円~ 詳細:https://motenasu.info/freespace/motenasu_option/contents_fee.html |
特徴 | ・配布物発注システムによるOne to One DMマーケティングを実現 ・顧客に対する細やかなアプローチが得意 |
導入企業 | ゲンナイ製薬株式会社、株式会社光文社、株式会社エスロッソなど |
MAツール導入から運用の流れ
MAツールを導入して運用するまでの流れを簡単に説明します。
実際に導入する際は、各所との調整や諸々の準備が必要になるため、多くの段階を踏んで進めなければなりません。
そのため、状況によっては検討を開始してから問題なく運用するまでに1年近くかかることもあるでしょう。
- 1.課題の洗い出しおよび具体的な目標の設定
- 2.MAツールの選定~導入
- 3.コンテンツ作成・シナリオ設計
- 4.他部署との連携・PDCAを回す
そして、自社にあったMAツールの選定に入りますが、課題解決には他のツールの方が向いている場合やMAは不要という判断になる可能性もあります。
導入後は、MAツールを活用するために、コンテンツ作成やシナリオ設計を進めていきます。
PDCAを回しながら効果検証と改善を繰り返して、成果につながるように施策を続けていくことがポイントです。
MAツール導入の成功事例
最後にMAツールを導入したことで成果・改善につながった企業の成功事例を紹介します。
ここでは、上記で紹介した「SHANON MARKETING PLATFORM」と「Synergy!LEAD」の2ツールの事例をピックアップしました。
ブラザー販売株式会社/SHANON MARKETING PLATFORM
出典:https://www.shanon.co.jp/case/wholesale/brother/、https://www.brother.co.jp/
ブラザー販売株式会社は、ブラザーグループの国内マーケティングを担い、製品やソリューションを提供している企業です。
- 国内での法人向け販売を強化するため
- 複数ある商材を横断した顧客志向のマーケティングへの転換が必要と感じていた
- 高度な機能実現できる機能の豊富さと現場の用途に応じてカスタマイズできる点が導入の決め手
↓ ↓ ↓
- 受注までの顧客データを見える化による分析で、中堅・中小規模の重要性が判明した
- リードからの業務を一気通貫に行え、BtoBマーケティングのためのデータ基盤が拡充した
- オフラインで集めたデータとオンラインで集めたデータの双方を一元管理できる
ブラザー販売の売上は代理店経由の法人顧客が多くを占めていたため、顧客ニーズの察知が難しいという課題を抱えていました。
この課題に対してマーケティンググループを立ち上げ、広範囲のBtoBマーケティングを展開するためのプラットフォームとして同ツールが選ばれます。
同社では初めての本格的なMAツールの導入でしたが、業務に合わせてさまざまな機能を活用し、着実に目的達成に向かっています。株式会社LOCUS /Synergy!LEAD
出典:https://www.synergy-marketing.co.jp/showcase/locus/、https://www.locus-inc.co.jp/
株式会社LOCUSは、動画・映像制作およびコンサルティングを中心とした動画制作企業です。
- 若い組織ということもありWebマーケティングが機能していなかった
- 多くのリストを保持しながらも案件創出のための機会を損失していた
- 高機能なツールは必要なく、自社のやりたいことを実現できる同ツールの再活用を決めた
↓ ↓ ↓
- 見込み顧客にとって最適なタイミングで、期待値にあった情報を提供できる
- 多くのリソースを割くわりに成果が出なかったリード対応が改善された
- 営業のリテンション面において有効な活動になっている
LOCUS社は、創業10年ほどの成長企業であり、マーケティング専門の部署がなくリソースにも限りがあります。
また、見込み顧客や資料請求への対応が不十分でマーケティングが機能していないという課題に直面していました。
これらを解決すべくさまざまツールの導入を検討した結果、もともと導入していた同ツールの活用が最適という決断にたどり着いています。
ツールの機能やWebマーケティングの可能性を認識しきれていなかったことが、これまで活用できていない要因でした。
その後は リードの育成や顧客へのアプローチなど、最小のコミュニケーションで最大の成果を出すことに成功しています。
MAツールとはまとめ
今回は、MAツールの基本的な内容、メリット・デメリットから、ツールを選ぶときのポイントを中心に説明してきました。
MAツールは、使いこなせることができれば、自社の課題を助ける非常に便利なツールです。
しかし、導入しただけでは効果が出ることはなく、導入にはそれなりのリソースやコストがかかります。
また、長期的な運用が必要になるため、MAツールの導入には本気で取り組む覚悟がないと失敗する可能性が高まります。
失敗を避けるためにも、MAツールを導入する目的を明確にしたうえで、自社にあったツールを選びましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
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