【2024年最新】おすすめのCRMツール比較18選!MA・SFAとの違いや選ぶポイントは?
執筆: SaaS辞典 編集部 | |
企業のDX化や業務効率化の影響で、自社でもCRMツールを導入しようという会議が多く行われていると思います。
しかし、初めての導入となるとどれを選べばいいのかわかりませんよね。
本記事では、「初めてCRMツールを選ぶ人」が、安心してCRMツールを導入できるようにまとめました!
この記事を読んで、失敗しないCRMツールの選び方をマスターしましょう!
- CRMツールは顧客管理を効率化してくれるシステム!
- おすすめのCRMツールは「 KnowledgeSuite 」!
- CRMツール導入では失敗よりも改善を意識することが重要
- CRMツールとMA,SFAツールとの違いは?
- CRMツールの導入で顧客満足度アップを狙おう!
〇本記事をお読みの方には以下の記事もおすすめです
おすすめCRMツール18選
様々なCRMツールが存在しますが、「自社に合ったツールを選ぶのが難しい」という悩みがあるのではないでしょうか?
そんな方のために、おすすめCRMツール18選を紹介します!
今回は、大企業向けのCRMツールから、中小企業や営業やマーケティング部などでも使えるツールを集めました!
knowledge Suite
出典:https://ksj.co.jp/knowledgesuite/
- ユーザー数無制限
- 複数の機能が使えるオールインワンツール
- スマホでも使える
- 強いセキュリティ面
Knowledge SuiteはCRMだけでなく、SFA、問い合わせ管理、分析、他システムとの連携など、複数の機能が最初から使えるオールインワンサービスです。
複数の機能が1つにまとまっているので、部署を跨いでの利用が可能です。
情報共有や管理が簡単にできます。
価格(月額)
グループウエア | 10,000円 |
---|---|
SFAスタンダード | 50,000円 |
SFAプロフェッショナル | 80,000円 |
- 他部署との連携や管理も行いたい企業
- 複数の機能を1つのツールで管理したい企業
- 社員がスマホでも活用できるようにしたい企業
CLOUDSIGN Sales Automation
出典:https://www.cloudsign.jp/related/sa/
- 営業業務を電子化
- 高度な問い合わせフォームを作成可能
- 情報の一元管理ができる
- 蓄積されたノウハウによるサポート・コンサルティング
CLOUDSIGN Sales Automationは、弁護士ドットコム株式会社提供するサービスです。
クラウドサインが誇る130万社以上の導入実績による、充実したサポート・コンサルティングを受けることができます。
他にも、様々なニーズに応えられる機能を備えたサービスです。
価格(月額)
要問合せ
- 営業を電子化したい企業
- 充実したサポート・コンサルティングを受けたい企業
- 営業リードタイムの短縮を行いたい企業
SHANONMARKETINGPLATFORM
出典:https://www.shanon.co.jp/
- SFA、MA機能が一体化
- リードの行動履歴を自動で分析
- 定常業務とコミュニケーションを自動化
- Webページのコンテンツをパーソナライズ
SHANONMARKETINGPLATFORMはCRMだけでなく、SFA、MA、メール配信、webページのパーソナライズ機能が一体化したサービスです。
デジタル・アナログに関わらず、顧客の行動履歴を全て情報として記録しているため、顧客分析や顧客に合わせたアプローチが可能です。
他にも、タスク管理やメール一斉送信機能が搭載されています。
価格(月額)
100,000円〜から利用できます。
- MA、SFA、CRMを一つのツールで完結させたい企業
- 企業
- 企業
Senses
出典:https://product-senses.mazrica.com/
- AIによるアドバイス
- 案件ボードで営業とリモートワークをサポート
- スマホでも使える
- 権限設定でワークフローを最適化
Sensesは営業活動に必要な顧客、案件、行動、名刺などのすべての情報を一元管理できます。
さらにレポート機能やAIの力によりリスク分析や案件管理が可能です。
また大企業での導入やサポートにも定評があるため、初めてのCRMでも安心して導入できます。
価格(月額)
Starter | 27,500円~ |
---|---|
Growth | 110,000円~ |
Enterprise | 330,000円~ |
- 顧客管理を含めて営業にも力を入れたい企業
- 受注後のプロジェクト管理により一層力を入れたい企業
- 社員がスマホでもCRMを活用できるようにしたい企業
セールスフォース
出典:https://www.salesforce.com/jp/
- 全世界で利用されている
- 営業活動の効率化・ノウハウ共有ができる
- 高度なセキュリティ
- 目標管理・進歩管理機能で適正評価が可能
セールスフォースは、営業活動や問い合わせ対応、マーケティングなど様々な場面で活用できるツールです。
クラウドタイプなので サーバーなどを用意する必要もありません 。
セールスフォースは全世界で使用されており、そこからも高い機能性とセキュリティ面での期待ができます。
価格(月額)
Essentials | 3,000円 |
---|---|
Professional | 9,000円 |
Enterprice | 18,000円 |
Unlimited | 36,000円 |
- 営業活動を効率化したい
- ノウハウを共有して教育コストを削減したい
- 社員を適正評価したい
Zoho CRM
出典:https://www.zoho.com/jp/crm/
- AIを積極的に活用できる
- 様々な言語に対応しているからグローバル展開も可能
- モバイルアプリにも対応
- 電話やメールなどの情報を一元管理
Zoho CRMはインドで開発されたクラウド型のCRMです。
世界15万社以上で使用されています。(日本では2005年からゾーホージャパンにより運営されている)
特徴としては、「Zia(ジア)」と呼ばれるAIが搭載されています。
このAIによって、「どの顧客を重点的にアプローチするべきか」「いつ電話をかければつながりやすいか」など、 過去の経験に頼らず効率的な業務が可能 になります。
価格(年契約、1ユーザーあたりの月額料金)
スタンダード | 1,440円 |
---|---|
プロフェッショナル | 2,400円 |
エンタープライズ | 4,200円 |
アルティメット | 5,400円 |
- 低価格で利用したい中小企業やスタートアップ
- 部門間の連携をスムーズに行いたい企業
- 多くの機能を使いこなしたい企業
Flex CRM
出典:https://flexcrm.jp
- データベース構築が簡単
- SFAやマーケティング機能など多機能
- マルチデバイス対応
FlexCRMとは、ノイアンドコンピューティング株式会社が運営しているCRMツールです。
顧客管理や業務のワークフローなどをシンプルにし、効率化することによって最大限の効果を発揮できることから、幅広い業界で導入されています。
価格(1ユーザーあたりの月額料金)
スタンダード | 1,200円 |
---|---|
プレミアム | 2,000円 |
エンタープライズ | 企業ごとに見積もり |
- ローコストでCRMが導入できる
- 業種や業態ごとにテンプレートが用意されている
- 90日間の無料トライアル
kintone
出典:https://kintone.cybozu.co.jp/
- 業務アプリを簡単に作成可能
- 外部サービスと連携して高度なカスタマイズが可能
- マルチデバイス対応
- 高いセキュリティレベル
kintoneとは、サイボウズ株式会社が提供している業務アプリケーション作成サービスです。
プログラミングの知識を持たない社員でも自社の業務に合ったアプリを作成 することができます。「ビジネスのバラバラをひとつに」というkintoneのコンセプトのように、コミュニケーション機能などが充実しています。
価格(1ユーザーあたりの月額料金)
ライトコース | 780円 |
---|---|
スタンダードコース | 1,500円 |
- オリジナルアプリを作成したい企業
- ランニングコストを抑えたい企業
- 自社に合った複数のアプリを一括管理できる
GEOCRM.com
出典:https://ksj.co.jp/geocrm/
- 位置情報を活用したCRMツール
- 豊富な連携、カスタマイズ
- マルチデバイス対応
GEOCRMとは、ナレッジスイート株式会社が提供する地図上で顧客を管理、育成できるCRMツールです。
位置情報を最大限に活用したCRMツールで、複数の取引先の位置関係などをデータ化し、効率的な営業活動に役立ちます。
価格(1ユーザーあたりの月額料金)
ライトコース | 780円 |
---|---|
スタンダードコース | 1,500円 |
- 訪問すべき顧客を可視化したい
- 営業効率を上げたい企業
- 位置情報などのデータを有効活用したい
eセールスマネージャー
出典:https://www.e-sales.jp/
- 導入しやすい価格設定
- 操作が簡単
- 日本発による細かいサポート
eセールスマネージャーとは、ソフトブレーングループが提供している国産CRMツールです。
日本の営業スタイルに合わせた機能と導入後のサポートにより、95%という高い定着率を維持しています。
価格(1ユーザーあたりの月額料金)
スケジュールシェア | 3,000円 |
---|---|
ナレッジシェア | 6,000円 |
スタンダード | 11,000円 |
- 海外製のCRMツールで失敗した企業
- 素早く日報作成などを行いたい人
- スピーディーな指示出しをしたい管理職
HubSpot CRM
出典:https://www.hubspot.jp/products/crm
- 顧客とのコミュニケーションを自動記録
- 顧客情報をタイムライン形式で管理できる
- リアルタイムで顧客対応できるCRMツール
HubSpotとは、「集客」「接客」「追客」などの営業活動の作業をワンストップで行えるWEBサービスです。
営業活動にかかせない 顧客情報の取得から管理までを完全無料 で行えます。CRMツールの基本性能が揃っています。
価格
無料(その他のマーケティングやカスタマーサービス機能は別途料金あり)
- とにかく無料で最低限の機能を使用したい方
- 営業部などで顧客管理を行いたい企業
- 業務の効率化をしたい企業
Synergy
出典:https://www.synergy-marketing.co.jp
- データベース管理から分析、実施まで一気通貫で利用できる
- ECサイトを効率化できる
- 無駄な機能を省いた使いやすいデザイン
Synergyはシナジーマーケティングが提供するクラウド型のCRMツールです。
データベースを一元管理し、ECの売上や運営効率を高める ことができます。顧客満足度90%以上のサポート体制も完備されているので、安心して利用できます。
価格
初期費用:118000円+月額15000円~(その他機能など見積もりあり)
- 自社のECサイトを効率的に運営したい企業
- 誰でも使いやすいデザインを求める企業
- 顧客情報から高度な分析を行いたい方
カスタマーリングス
出典:https://www.customer-rings.com
- 顧客セグメントやシナリオ構築が可能
- 在庫との連動が可能
- データ分機能が充実している
カスタマーリングスとは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供しているCRMツールです。
ノンカスタマイズのデータ統合や分析機能などが搭載されています。
国内ではミズノやりそな銀行などで使用されています。
価格
初期費用+月額利用(企業ごとに見積もり)
- 顧客の属性ごとにアプローチを変えたい企業
- 高度な分析が可能なWEBアンケートを作成したい企業
- LINEと連携させてたい企業
Freshsales Suite
出典:https://www.orangeone.jp/freshworks/sales/
- 圧倒的な使いやすさ
- 低コストで導入できる
- クラウドアプリと連携可能
Freshsales Suiteとは、クラウド型のCRM/SFAツールです。
低価格で使いやすく導入もしやすいので、多くの企業から注目されているCRMツールです。
顧客データを分析して効率的な営業管理や戦略立案も可能になります。
価格(年間契約、ユーザー1人あたりの月額料金
FREE | 0円 |
---|---|
GROWTH | 1,800円 |
PRO | 4,700円 |
- 低コストで導入したい方
- AIによる営業支援を行いたい企業
- マーケティング業務の自動化を行いたい企業
Sansan
出典:https://jp.sansan.com/function/online-meishi/
- 名刺をスキャンしてデータ化できる
- 人脈情報を共有できる
- 金融機関も利用するセキュリティ
Sansanとは、 名刺をスキャンして登録することで顧客管理を行う ことができるクラウド型のサービスです。
名刺をスキャンして管理できるサービスの中でもシェアNo.1を誇るサービスです。
価格
企業ごとに見積もり
- 名刺データを上手く活用したい企業
- 営業マンの情報を管理、共有したい企業
- 商談数を増やしたい企業
楽テル
出典:https://www.rakutel.jp
- コールセンター業務を効率化できる
- 操作画面のカスタムが可能
- 会話内容などを自動で書き起こす
楽テルとは、オペレーター業務の支援やクラウドでの情報の管理、共有を素早く行えるように効率化することができるサービスです。
電話対応に特化したサービスで、 オペレーター対応の時間短縮や顧客満足度の向上などが期待 できます。
価格
初期費用150000円+月額費用70000円+各CTIシステム費用(企業ごとに見積もり)
- 顧客対応スピードの改善や効率化を行いたい企業
- コールセンター業務の効率化を行いたい企業
- コールセンターの新規立ち上げをスピーディーに行いたい企業
i-CRM
出典:https://www.icrm.jp/
- 中小企業向けのCRMツール
- CRMだけでなくSFAやMA機能も
- ローコストだから導入しやすい
i-CRMは「中小企業にこそ必要な顧客管理システム」というコンセプトのもと、中小企業向けのシステムを提供しているサービスです。
限られた人手の中で、 新規顧客獲得と既存顧客維持の両立を可能にするCRMツール になります。
価格(月額利用料)
エントリー | 29,000円 |
---|---|
スタンダード | 48,000円 |
プレミアム | 48,000円+お見積り |
- 中小企業向けのCRMツールの導入を考えている方
- ローコストで運営したい企業
- 複数の機能を一元管理したい企業
anybot
出典:https://anybot.me/
- 直感的にチャットボットが作成できる
- 自由度の高いカスタマイズ性
- LINEミニアプリを作成できる
anybotとは、電話やメール、LINE、Facebookなどを統合できるチャットボットです。
問い合わせ対応+CRMとしても活用でき、無料版なら最短3分で簡単な問い合わせフォームを作成できます。
価格(月額利用料)
企業ごとにお問い合わせで確認
- 予約管理やお問い合わせ対応を効率化したい企業
- LINEなどを使ったマーケティングを行いたい企業
- 開発技術はないけどチャットボットを導入したい企業
失敗しないCRMツールの比較ポイント
こんなお悩みはありませんか?
CRMツールは多くの業者から提供・販売されているため、どれを選べばいいのか難しいですよね。
そこで以下では失敗しないCRMツールの選び方を3つ紹介します!
機能面について
「 機能面について 」がまずCRMツールの比較ポイントの1つ目として挙げられます。
せっかく導入したCRMツールが機能不足だともったいないですよね。
そのため、CRMツールの導入を考えている場合は機能について比較しておきましょう。
また、導入するCRMによっては必要な機能だけを選んで実装できるものもあるようです。
CRMの導入を検討している場合は、自社に必要な機能はどんなものなのか事前に把握しておきましょう。
コストパフォーマンスについて
「 コストパフォーマンス 」も導入するCRMツールの比較ポイントの1つです。
CRMツールは多くの業者から提供されていますが、価格の形態はさまざまです。
CRMツールによってはほとんどの機能が無料で利用できるものや、初期費用+月額費用が必要なものもありますよね。
このように一律の費用形態が設けられていないため、勢いで導入したCRMツールの料金が高すぎた…なんてこともあるようです。
よってCRMツールの導入を検討する際は、機能と同様にそれと見合った費用かどうかを確かめておきましょう。
- 初期費用が必要なものがある
- 月額費用は定額制のものや、従量課金制のものがある
使いやすいか
最後のCRMツール比較のポイントは、「 使いやすいか/su_highlight]」です。
CRMツールはかなり多くの従業員が使うことが予想されます。
そのため、従業員にとってなるべく使いやすいようなCRMツールの導入が適切です。
もし、せっかくお金を払って導入したCRMツールが使いにくいと残念ですよね。
また、使いやすいCRMツールの導入により従業員の仕事の効率アップが望めるでしょう。
従業員が効率よく仕事してくれることにより顧客満足度アップにもつながります。
できる限り事前に無料体験期間などを活用し、使いやすいかどうかを見極めておきましょう。
- 使いやすいCRMの導入によって業務がより効率化される
- 顧客も迅速で適切な対応を受けられるため、満足度が上がる
そもそもCRMツールとは?
CRMツールとは、顧客管理を自動で行うツールのことを指します。
CRMとは「カスタマー・リレーションシップ・マネジメント」の略で、日本語では「 顧客関係管理 」と訳されます。
顧客関係管理とは、顧客との良質な関係を維持するために、顧客1人ずつの情報を管理するマーケティング手法です。
顧客管理には以下のようなことが挙げられます。
- 顧客の連絡先・購入履歴
- メール・SNSを通じての顧客とのやり取り
- 商談状況
顧客との関係性を良好にすることができれば、顧客生涯価値(LTV)を向上させることができ、企業を大きく成長させられるでしょう。
しかし最近になり、顧客の購買行動や、ニーズが多様化してくることで顧客の情報を管理するのが大変になってきました。
近点はでは、スマホやインターネットの普及で顧客個人が自分に合った商品を選べるようになってきました。
その影響で、企業は個人に合った商品を提供できる営業やマーケティング戦略が必要となったのです。
そして 営業やマーケティング戦略の課題を解決するのが『CRMツール』 です。
現在CRMツールを導入する企業は急速に拡大しているため、時代に乗って効率的な顧客管理をしていく上でもCRMを導入して損はないでしょう。
- インターネットが発達した現代において、顧客はより広い企業が選択肢になる
- そんな中選んでもらうためには、「顧客満足度」を上げることが重要
- そこで顧客満足度を簡単に上げるには、CRMツールのどにゅうが最適!
CRMツール導入のメリット
CRMツールを導入することには、様々なメリットがあります。
顧客満足度の向上
CRMツールの導入は、顧客満足度の向上を促します。
例えば、お問い合わせ対応をCRMツールなどで代用すると、担当者が不在でも自社の状況を踏まえた対応をとることが可能です。
自社の課題に合わせた提案などをタイミングよく受け取ることも可能です。
また、 多様化する顧客ニーズへの対応も可能 になります。
インターネットの普及により、多くの業界で商品やサービスも一般化が進みました。
そういった多様化したニーズに全て人力で対応するのは難しいものがあります。
そこでCRMツールを導入することで、お問い合わせ対応や営業での対応の幅が広がります。
- CRMツールの導入で、多様化したニーズへも素早く対応できる!
業務効率化
顧客満足度を上げるだけであれば、膨大なコストをかければ可能になります。
しかし、それでは赤字になってしまい、本質的な対応と言えません。
コストを抑えながら顧客満足度を向上させるためには、業務を効率化し応対品質の向上が必要です。
CRMツールでは、 顧客との基礎情報をもとに顧客分析をし、要件ごとの最適な対応パターンを提案 します。
過去の応対履歴を参照しながら話を進められるので、スムーズな対応が可能になり、顧客側のストレスを軽減できます。
- CRMツールはモバイルに対応しているものも多い
- そのため外回り営業者が随時最新の情報を共有できる
- もちろんマネージャーからのノウハウ提供もリアルタイムで可能
- これらの機能により、業務の効率化だけでなく商談の質の向上も見込める
また、CRMツールは後述するSFAなどと連携させることでより一層業務の効率化が望めます。
できればCRMとSFAは一緒に導入しましょう。
SFAについては以下の記事で詳しく紹介しています。
ぜひお読みください。
他部署との連携
これまではメールやビジネスチャットなどでの共有が基本でした。
場合によっては、他部署に直接確認しに行くこともあったでしょう。
しかし、これからは違います。
CRMツールを利用すれば、 ツールにアクセスするだけで簡単に情報の閲覧が可能に なります。
例えば、担当者が不在時にトラブルが発生しても迅速に対応することも可能です。
また、部門間だけで情報が完結してしまうのではなく他部署にも情報をオープンにすることも可能です。
情報をオープンにすることにより、今まで手が届かなかった部分にも対応することが可能になります。
CRMツールとMA・SFAとの違い・それぞれの役割
CRMは、マーケティング活動を支援するツールとして多くの企業が使っています。
しかし、似たような言葉に「MA」と「SFA」があり、よく違いを理解していない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、CRMツールと「MA」「SFA」との違いと、それぞれの役割についてご紹介していきます。
MA(マーケティングオートメーション)との違い
MAとは「マーケティング・オートメーション」の略で、見込み顧客の獲得から、商談できる状態までを効率化することを目的としたツールです。
これまでは、見込み顧客1人1人に対して、営業メールや電話をかけていましたが、数が膨大になると非常に煩雑な作業でした。
そこでMAツールの導入によって、 顧客に対するアプローチをあらかじめ設定しておけば、これまでの煩雑な業務を効率化 してくれます。
面倒な業務を効率化することによって、従業員の負担を大幅に減らすことができるでしょう。
おすすめのMAツールに関しては以下の記事を参考にしてください。
SFA(セールスフォースオートメーション)との違い
SFAは「セールス・フォース・オートメーション」の略で、日本語では「営業支援ツール」と訳されます。
SFAは、 営業の担当者が商談から受注に至るまでを支援・管理するのを自動化するツール です。
営業担当者の業務は多岐にわたり、その業務量は膨大ですよね。
- 営業戦略を立てる
- アプローチ先の選定
- 新規・既存顧客への営業
- 商談・見積もり
- 受注・手配
- 納品・請求
- クレーム対応などのアフターサポート
そんな営業業務には繰り返しのものが多く、時間がかかってしまいますよね。
そこでこの面倒な繰り返しの営業業務はSFAで自動化することができるんです!
SFAによって自動化することで、コア業務に集中することができ会社の売り上げアップにつなげることができます。
おすすめのSFAは以下の記事を参考にしてください。
CRMツール選びでよくある失敗
企業の中には、CRMを導入したにもかかわらず、うまく効果がでなかった、なんて事例も多くあります。
ここでは、多くの企業がCRMツール導入で失敗してしまう原因を解説していきます。
それぞれの原因についてちゃんと理解して、CRM選びに失敗しないようにしましょう。
CRMツールの導入目的が明確ではない
大きな理由のひとつとして、「 CRMツールの導入目的が明確ではない 」といった事例が多くあります。
目的が明確ではないまま導入してしまい、システムを活用できず、想定していた効果を生み出すことができなかったというものです。
導入目的が、顧客満足度の向上なのかどのような目的の上で導入するのかを明確にする必要があるでしょう。
目的が明確ではないまま導入してしまうと、曖昧なまま運用されてしまいます。
そうなると、莫大な費用を投下したのにただの「顧客リスト」や「問い合わせ履歴のデータベース」としてしか機能しないことも考えられます。
適切な運用を行い、最大の利益を上げるためにも目的を持って適切な導入を行いましょう。
自社に合ったCRMツールを使用できていない
CRMツールは様々な企業から提供されていて、シンプルなものから多くの機能を備えたツールなど、様々なものがあります。
「とりあえず費用を抑えたいから安いものにしようかな、、」
「よくわからないので高性能なものを選ぼう!」
というように飛びつくと、目的にあった機能がなかったり、結果的に効果が半減してしまったりします。
事前にどのような機能が必要なのかの吸い上げを行っておきましょう。
CRMツール導入前の準備不足
場合によっては、 「CRMツールを導入すること」自体が目的になってしまっているケース が見られます。
導入自体が目的となってしまうと、失敗の結果に終わってしまうことが多いです。
CRMツールを導入する前に、導入する目的を明確にすることはもちろんですが、
- どんな機能が必要か洗い出す
- 導入の規模やスケジュールを検討する
- 会社内の体制を整える
などの事前準備が必要になります。
CRMツールを導入したあとになって体制が整っていなかったため現場が混乱したり、機能を活かせなかったりします。
「 準備が9割 」といっても過言ではないほど、CRMツール導入の際には準備することの重要性は高いです。
まずはそもそもの課題を見つめなおしたり、情報収集するなど、十分な時間をかけて社内で準備をしましょう!
いきなり会社全体で導入してしまう
CRMツールなどを含めた新しいツールやサービスを導入するとなると、どうしても会社全体的に導入したくなってしまいますよね。
しかしいきなり全体的に導入をしてしまうと、システムの不具合に対応できなかったり、部署間での共有ができなかったりしてしまいます。
こうなると、本来の効果を得られないどころか新たな問題が発生してしまい、余計に時間や労力を使ってしまいます。
CRMの導入を考える際は、小規模での導入から検討してみると良いでしょう。
提供業者のサポートがない
最新のCRMツールなどは、機能が多い分、自社に最適なシステムに調整するのが難しい場合もあります。
サポートがない状態で進めてしまうと、不必要な機能を使ってしまい、工数が増えてしまいます。
これでは本来の目的が達成がむずかしいでしょう。
できる限り サポート体制が厚いCRMツールの導入 により、適切な運用体制を整えましょう。
CRMツールの比較のまとめ
本記事ではおすすめのCRMツールや、CRMツールの比較の方法について紹介しました。
CRMツールは、 顧客との関係を良好なものにすることが可能なツール です。
しかし、最大限の効果を発揮するには、自社のサービスや課題に合ったCRMツールを選び、導入する必要があります。
導入する前に、「自社の課題は何か?」や「なぜ導入を検討するのか?」を明確にしましょう!
その上で、自社に必要な機能があるか、予算内で運用が可能か、他に似たような製品はないか、などの比較が必要です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
- CRMツールは目的をしっかり定めてから導入を検討しよう!
- CRMツールの導入により、様々な業務の効率化が可能
- CRMツールによる業務の効率化によって収益アップも!
- サポート体制の厚いCRMツールの導入により、従業員満足度もアップ!
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