【無料あり】おすすめの請求管理業務システム10選を徹底比較!|選び方やメリットは?
執筆: Saas辞典編集部 | |
この記事を読んでいるあなたは「請求管理システム」に興味を持っており、このように考えているのではないでしょうか。
請求管理システムはこれまでの手作業で行っていた請求管理業務を自動化できます。
しかし、請求管理システムの数が多いため、 何を基準に選べば良いのか、導入費用の目安はどの程度 かといった疑問がお持ちの方も少なくないでしょう。
この記事では、請求管理システムの導入形態から選ぶときのポイント、メリットとデメリットについて説明していきます。
さらに、おすすめの請求管理システム10選を比較表とともに紹介します。
ぜひ最後までお読みください。
- おすすめの給与計算ソフトは「 TOKIUMインボイス 」
- 請求管理システムを選ぶポイントは連携性!
- 請求管理システムには3種類の導入形態があり、クラウド型が主流
- 請求管理システムのメリットは業務の効率化ができること!
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請求管理システムを選ぶときのポイント
請求管理システムを選ぶときのポイントとして大切なことは以下の5つがあります。
システム導入による業務範囲はどこまでにするか
請求管理システムは以下の通り、さまざまな機能があります。
- 請求書の発行
- 納品書の発行
- 支払明細の発行
- 請求書の発送代行
- 売上レポートの作成
- 入金管理
- 支払催促
- 入金消込
- 決算書の作成
- 各種書類の保存、管理
全ての機能が揃ったシステムであれば業務の効率化ができますが、その分利用料金は割高になります。
とは言っても、つねに全ての機能が必要であるとは限りませんよね。
そのため、 まずは自社ではどこに課題(負担)があるかを明確にして、必要な機能とシステムで自動化する範囲を決めるのがおすすめです。
例えば、書類関連の業務を効率化したい場合は請求書の発行~発送までについての機能が搭載されたシステムで十分と言えます。
入金管理・支払督促などについても課題があるならば、それらの機能を搭載したシステムの検討が必要です。
郵送代行や保守サポートなどを有料オプションで追加できるサービスもあります。
このように、システムの導入でどこまでの業務をカバーしたいかによって選ぶべきサービスが異なってくるでしょう。
料金体系も考慮しながら、自社に合った機能が搭載されているシステムを選んでください。
自社で利用している他システムと連携できるか
自社で利用している既存のシステムと連携ができるか、またどのような方法で連携するかは請求管理システムを選ぶときの重要なポイントです。検討している請求管理システムが幅広い機能を搭載している場合は、請求書発行機能以外にも販売管理やCRMシステムとも連携ができるかも確認が必要です。
また、請求データをシステムに取り込む方法は以下の「CSV形式」と「API連携」の2種類があります。
- 【CSV形式】別のシステムのデータを一度「CSVファイル」に落とし込み、それを請求管理システムにインポートする方法
- 【API連携】他のシステムと「API(異なるソフトウェアやシステムをつなげる仕組み)」で直接連携してデータのやりとりをする方法
請求書を発行する頻度が高い場合は、毎回CSVファイルを経由するCSV形式では手間がかかるのでAPI連携ができるシステムを選んだ方法が良いでしょう。
反対に、それほど請求書を発行しないならばCSV形式で十分な場合が多いです。
電子帳簿保存法(法改正)に対応しているか
2022年1月に電子帳簿保存法の改正が行われ、請求書をデータで保存するための要件が緩和されました。
ただ、いずれにしても検索要件や保存の義務化などの対応が必要でこれらの確認には時間がかかります。
そのため、電子帳簿保存法に対応したシステムを導入すれば自動的に対応してくれるので、業務の効率化が図れます。
また、2023年の10月からインボイス制度(適格請求書等保存方式)が導入されるなど今後も法改正が行われる可能性もあります。
最新の法律や制度に対応していないと請求書に不備が発生するため、迅速に対応をしてシステムに反映されるかも確認のポイントです。
特に法律への対応に不安がある場合や改正による業務負担を増やしたくない場合は、しっかりとチェックすると良いでしょう。セキュリティ体制が整っているか
クラウド型の請求管理システムを利用するうえでネックとなるのが情報漏えいなどのセキュリティリスクです。
請求書などは機密情報が含まれていることが多く、万が一のことがあると信頼を失い大きな損害を受ける可能性が高いです。そのため、導入するシステムにセキュリティ体制が万全に整っているかはしっかりと確認する必要があります。
セキュリティ体制について確認するときは以下の項目をチェックすると良いでしょう。
- データセンターの安全性が確保されているか
- 監視体制に問題はないか
- 通信データの暗号化はされているか
- 二段階認証やIPアドレス制限などの情報漏えい対策がされているか
- データのバックアップは常時行われているか
- 信頼できる導入実績はあるか
取引先へのサポートはあるか
請求管理システムを導入する際は、自社だけでなく取引先の状況についても配慮する必要があります。
システム導入にあたっては、 取引先に電子請求書導入の案内および説明、理解をお願いしなければなりません。
また、取引先によってはシステムの導入が難しい場合や電子請求書では処理ができず紙媒体の請求書を必要とする企業もあります。
このようなときに、対応が可能で取引先に対しても十分なサポート体制が整っているかどうかはシステムを選ぶうえで重要なポイントです。
おすすめの請求管理システム比較表
請求管理システムには数多くの種類があります。
これから紹介するおすすめ請求管理システム10選についてわかりやすいように比較表にまとめました。
システム名 | 初期費用 | 月額料金 | 無料プラン | 無料トライアル |
---|---|---|---|---|
TOKIUMインボイス | 要問い合わせ | 1万円~ | なし | なし |
請求管理ロボ | 要問い合わせ | 2万円~ | なし | なし |
会計freee | 0円 | 2,380円(税抜) | あり | 30日間 |
MakeLeaps | 0円 | 500円(税抜) | あり | 30日間 |
Misoca | 0円 | 800円(税抜) | あり | 1年間※キャンペーン実施中 |
board | 0円 | 980円(税抜) | なし | 30日間 |
BtoBプラットフォーム請求書 | 10万円(税抜)~ | 2万円(税抜)~ | なし | なし |
楽楽明細 | 10万円(税抜)~ | 2.4万円(税抜)~ | なし | あり※要問い合わせ |
INVOY | 0円 | 980円(税込) | あり | 1日から月末を含む期間 |
マネーフォワードクラウド請求書 | 0円 | 2,980円(税抜) | なし | 1ヶ月 |
おすすめの請求管理システム10選
請求管理におすすめのシステム10選を紹介します。
特徴や費用についてまとめてあるので、導入検討に向けて参考にしてください。
それぞれの請求管理システムについて詳しく見ていきましょう。
TOKIUMインボイス
出典:https://www.keihi.com/
TOKIUMインボイスは、株式会社TOKIUMが提供しているクラウド型の請求管理システムです。
請求書の受け取りを紙、PDF、Webなど形式を問わずTOKIUMが代行して行うため、完全ペーパーレス化を実現できます。
また、データの入力精度は99.9%を誇るため、入力ミスが起きることがほとんどないと言えるでしょう。
インボイス制度、電子帳簿保存法にも完全に対応しているので、安心して利用できます。
- 完全ペーパーレス化の実現
- データ入力精度99.9%
- インボイス制度、電子帳簿保存法完全対応
初期費用 | 要問い合わせ |
---|---|
参考料金プラン | ビジネスプラン:月額10,000円~ エンタープライズプラン:月額100,000円~ |
無料トライアル | なし |
導入企業 | 株式会社フィット、株式会社アントステラ、株式会社アイエスアイなど |
またTOKIUMは他にも経費精算システムや文書管理システムを提供しています。
良ければそちらもご覧ください。
請求管理ロボ
出典:https://robotpayment.co.jp/
請求管理ロボは株式会社ROBOT PAYMENTが提供しているクラウド型の請求管理システムです。
請求管理ロボの一番の特徴と言えるのが、請求業務、入金消込作業の自動化です。
必要事項を登録、入力するだけで自動的に書類・送付されるので、請求漏れを防ぎ未入金対策にも貢献します。
また、決算手段は銀行振込、口座振替、クレジットカード決済、コンビニ払込票と4種類を用意しているのは請求管理ロボだけです。
- 請求業務、入金消込作業の自動化で大幅な業務効率化
- 4種類の決済手段で取引先のニーズに対応
- 導入から3ヶ月は集中支援により確実で効果的なシステムの運用をサポート
初期費用 | 要問い合わせ |
---|---|
参考料金プラン | 電子化プラン:月額20,000円~ 請求管理プラン:月額40,000円~ ※請求件数によって料金が異なる |
無料トライアル | なし |
導入企業 | 株式会社ニュースピックス、スマートニュース株式会社、株式会社CHINTAIなど |
会計freee
出典:https://www.freee.co.jp/
会計freeeは、freee株式会社が提供しているクラウド型の請求管理システムです。
クラウド会計ソフトでNo.1のシェアを誇る会計freeeは、わかりやすい操作設計がされているため、経験の浅い担当者でも正確な経理業務が行えます。
さらに費用も比較的安価であるため、個人事業主や小規模企業におすすめのシステムです。
- クラウド会計ソフトシェアNo.1でコストパフォーマンスにも優れる
- 簿記や経理の知識や経験が少ない担当者でも利用できるような設計
- 決算書の作成がワンクリックでできる
初期費用 | 0円(ミニマム、ベーシックプラン) |
---|---|
参考料金プラン | ミニマムプラン:月額2.380円(税抜) ベーシックプラン:月額4,780円(税抜) おまかせパック:月額29,800円(税抜) |
無料トライアル | あり:ミニマム、ベーシックプランは30日間無料お試し |
導入企業 | 千代田ゴム株式会社、木下会計事務所、九州朝日放送株式会社など |
MakeLeaps
出典:https://www.makeleaps.jp/
MakeLeapsは、リコーグループであるMakeLeaps株式会社が提供しているクラウド型の請求管理システムです。
MakeLeapsは日英2種類の書類テンプレートが用意され、30種類以上の外貨にも対応しているためグローバルな取引にも活用できます。
また、利用対象者に合わせてプランを用意しているので個人事業主から大企業まで業界を問わず幅広く利用されています。
- 30種類以上の外貨に対応して、書類テンプレートも日英2種類の用意
- 業界業種を問わず、個人事業主から大企業まで幅広く利用されている
- グッドデザイン賞も受賞したスタイリッシュな操作画面
初期費用 | 0円 |
---|---|
参考料金プラン | 無料プラン:0円/1ユーザーまで 個人プラン:月額500円(税抜)/3ユーザーまで 法人プラン:月額800円(税抜)/1ユーザー エンタープライズプラン:月額25,000円/ユーザー無制限 |
無料トライアル | あり:30日間全ての機能を利用可(終了後は無料プランに移行) |
導入企業 | ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社、カネカ食品株式会社、一般社団法人ドローン操縦士協会など |
Misoca
出典:https://www.misoca.jp/
Misocaは株式会社弥生が提供しているクラウド型の請求管理システムです。
Misocaは見積書、納品書、請求書が1分で作成でき、請求書はワンクリックで取引先に送付が可能なので業務の効率化を実現します。
また、Misocaは24時間365日問い合わせ可能とカスタマーサポートが充実しており、高い顧客満足度を誇っています。
- 1分で見積書、納品書、請求書の作成が可能
- 安心のカスタマーサポートもあり高い顧客満足度を誇る
- 現在初年度無償キャンペーン中
初期費用 | 0円 |
---|---|
参考料金プラン | 無料プラン:0円 プラン15:年額8,000円(税抜) プラン100:年額30,000円(税抜) |
無料トライアル | あり:初年度無償キャンペーン実施中1年間無料 |
導入企業 | 株式会社ユーフォリア、株式会社カヤヌマコーヒー、株式会社中日ドラゴンズなど |
board
出典:https://the-board.jp/
boardは、ヴェルク株式会社が提供しているクラウド型の請求管理システムです。
boardの有料継続率は99%超を誇り、個人事業主、中小企業を中心に高い満足度と評価を受けています。
また、実用性とデザイン性のバランスを考えられて作られた書類のテンプレートは美しいと評判が高いです。
- 有料継続率99%超と高い満足度を導入効果の実現
- 洗練された美しい書類デザイン
- カラーユニバーサルデザインに対応
初期費用 | 0円 |
---|---|
参考料金プラン | Personal:月額980円(税抜) Basic:月額1,980円(税抜) Standard:月額3,980円(税抜) Premium:月額5,980円(税抜) |
無料トライアル | あり:全プラン30日間お試し利用可 |
導入企業 | 株式会社昭和製作所、株式会社ナラティブベース、株式会社リベロ・コンサルティングなど |
BtoBプラットフォーム請求書
出典:https://www.infomart.co.jp/
BtoBプラットフォーム請求書は、株式会社インフォマートが提供しているクラウド型の請求管理システムです。
クラウド請求サービス国内No.1シェアで利用企業は75万以上と多くの大企業も導入しています。
インターネット環境があればどこでも請求書の確認ができるため、テレワークや在宅勤務でも経理業務が快適に行えます。
- クラウド請求サービス国内No.1シェアで利用企業は75万以上
- インターネット環境があればどこでも請求書の確認ができる
- 既存の業務システムを大きく変えることなく導入可能
初期費用 | 100,000円(税抜)~ |
---|---|
参考料金プラン | 20,000円(税抜)~ |
無料トライアル | なし |
導入企業 | 株式会社ソラスト、株式会社叙々苑、NDIソリューションズ株式会社など |
楽楽明細
出典:https://www.rakurakumeisai.jp/
楽楽明細は、株式会社ラクスが提供しているクラウド型の請求管理システムです。
請求書のほか、納品書や支払明細とあらゆる帳票を発行先に応じて自動で割り振り電子書類の発行、発送が楽楽明細で対応できます。
電子帳簿保存法に対応しているため、請求書の原本保管の必要もありません。
また、システムを使うことに苦手意識や自信がない人でも直感的に利用できる操作画面になっています。
- 請求書類の自動割り振りで作成、発送
- 電子帳簿保存法、インボイス制度に対応
- システムが苦手な人でも簡単に操作できる
初期費用 | 100,000円(税抜)~ |
---|---|
参考料金プラン | 24,000円(税抜)~ |
無料トライアル | あり:要問い合わせ |
導入企業 | 株式会社丹青社、ラクスル株式会社、全日本空輸株式会社など |
INVOY
出典:https://www.invoy.jp/
INVOYは、FINUX株式会社が提供しているクラウド型の請求管理システムです。
請求管理に必要な基本機能を期限なく無料で利用できるのが、INVOYの大きな特徴です。
無料ではあるものの他のシステムと遜色ない機能を持ち、シンプルで使いやすい点も評価されています。
また、請求書の作成、発行をスマートフォンからも行えるので、外出や緊急時などにも対応ができます。
- 基本機能が全て無料で期限なく利用可能
- スマートフォンからも請求書管理を行える
- 口座の一括管理ができる
初期費用 | 0円 |
---|---|
参考料金プラン | Free:0円 Standard:月額980円(税込) |
無料トライアル | あり:1日から月末を含む期間 |
導入企業 | 株式会社クロスプレイス、株式会社ANDART、株式会社ポートイットなど |
マネーフォワードクラウド請求書
出典:https://biz.moneyforward.com/
マネーフォワードクラウド請求書は、株式会社マネーフォワードが提供しているクラウド型の請求管理システムです。
作成した請求書はワンクリックで郵送もしくはメールで発送されるので、業務の手間を省くことができます。
また、入金のステータスが「下書き」「送付済み」「受領済み」などひと目で確認できるので、請求漏れや未回収を防げます。
- 請求書の送付がワンクリックで完了
- 入金ステータスがひと目で確認できる
- 電子帳簿保存法、インボイス制度に対応
初期費用 | 0円 |
---|---|
参考料金プラン | スモールビジネス:月額2,980円(税抜) ビジネス:月額4,980円(税抜) IPO準備・中堅~大企業向け:要問い合わせ |
無料トライアル | あり:1ヶ月無料トライアル |
導入企業 | 株式会社ファミトラ、株式会社フォワード、プラスオートメーション株式会社など |
そもそも請求管理システムとは
請求管理システムとは、請求書の作成・送付をはじめとした請求管理に関する全般の業務を効率化するためのシステムです。
請求管理業務をエクセルや手作業で行うには手間がかかり作業時間も膨大です。
また、取引や取引先が増加すると負担が大きくなりミスの発生率が上がるリスクもあります。
そういった課題解決に請求管理システムが活用されています。
請求管理システムを導入すると業務の一部が自動化されネットワーク上で完結するため、業務の効率化やミスの削減につながります。
請求管理業務システムの導入で効率化をしたいとお考えの方には以下の記事もおすすめです。
請求管理システムの導入形態
請求管理システムには主に3つの導入形態があります。
現在の主流はクラウド型で、ほとんど企業がクラウド型のシステムを提供しています。
それぞれについて説明していきます。
クラウド型
クラウド型の請求管理システムは、業者が提供しているインターネット上のサーバ(クラウド)を活用してサービスを利用する方法です。
サーバ(クラウド)が用意されているため、自社でハードウェアなどを準備する必要がなくメンテナンスやアップデートと言ったシステムの管理も不要です。
利用人数の変更なども柔軟に対応できるので、システムの導入が比較的しやすいのが特徴と言えます。
一方で、業務における機密情報もサーバ(クラウド)に預けることになるので、情報漏えいやハッキングのリスクが伴います。
また、サーバ(クラウド)に障害が発生した場合やメンテナンスなどでネットワークが停止するとその影響を受けるので注意が必要です。
オンプレミス型(パッケージ)
オンプレミス型の請求管理システムは、自社でサーバなどのハードウェアを用意してシステムを運用する方法です。
クラウド型と比較するとハードウェアを用意する分初期費用が高くなる傾向があります。
パッケージ型は、業者からシステムのパッケージを「買い切り」もしくは「年単位」等のライセンス契約にて導入をします。
そのため、システム自体の構築は行いません。
システムも一般化されているので、基本的な業務はコストをかけず利用できます。
ただ、パッケージの更新に影響を受けることが多くトラブルが発生する可能性と自社業務に合わせた仕様変更が難しい(高コスト)点がデメリットです。
オンプレミス型(独自システム)
独自システム型もパッケージ型と同様にサーバなどのハードウェアを用意してシステムを運用する方法です。
独自システム型は、自社の業務内容に合わせて独自でシステム構築(開発)をする点がパッケージ型とは異なります。
自社の要望をもとにシステム構築(開発)を行うため、拡張性も高く機能を追加するなどの柔軟な対応も可能です。
そのため、大幅な業務の効率化を期待できます。
一方で、構築(開発)から導入までには長期間かかり、費用も高額の費用が必要です。
請求管理システムのメリットとデメリット
請求管理システムを導入するメリットとデメリットについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。
請求管理システムを導入するメリット
請求管理システムを導入するメリットは以下の通りです。
- 業務の効率化
- コストの削減
- 人的ミスの防止
請求管理システムを導入するメリットとしては、 業務の効率化 が挙げられます。
そのため、請求管理システムを利用することで請求書の作成が自動で行え、管理も一括でできます。
エクセル管理と比べると請求書作成やデータの取りまとめ、取り出しにかかっていた手間と時間を大幅に削減可能です。
そして、これらの業務の効率化は コストの削減 にもつながります。
業務が効率化されたということは、従業員の作業費や残業代が減り、空いた時間を他の業務に回すことができます。
また、取引先が請求書の送付を電子で行うことを承諾してくれた場合は紙代、印刷代、郵送費とそれらの作業に伴う人件費も削減されます。
さらに、請求管理システムは 人的ミスを防止 します。
これまでの請求管理業務はエクセルや紙などに手作業で行われることが多く、確認作業が必要でした。
ただ、請求書の処理が増えれば増えるほど、記入ミスや未記入、請求漏れなどの人的ミスが発生する可能性が高くなります。
請求管理システムでは多くの作業が自動的に行われるため、人的ミスの発生が大幅に防止できます。
また、請求管理システムを導入する際は給与計算システムと一緒に導入するのがおすすめです。
給与計算システムについての詳しい記事はコチラをご覧ください。
請求管理システムを導入するデメリット
請求管理システムを導入するデメリットは以下の通りです。
- 導入および利用費用がかかる
- 導入までに時間がかかる
- インターネット環境が必須
請求管理システムを導入するデメリットとしては、まず 費用がかかること が挙げられます。
導入するシステムやプラン、使用範囲によって金額は異なりますが、いずれもそれなりの費用が月額で発生し、初期費用がかかる場合もあります。
長期的にシステムを使うことを考えると、事前にどの程度費用がかかるのかを把握しなければいけません。
また、基本的には システムを導入したらすぐに利用できるわけではなく移行や設定などで時間がかかります。
さらに、システムを従業員が使いこなせるように教育および研修、取引先への説明などこれらの作業も必要です。
なお、請求管理システムを利用するにはインターネット環境が必須です。
多くの企業にインターネット環境はありますが、取引先に小規模企業や個人事業主がいる場合は確認のうえ環境を整備する必要性があるかもしれません。
請求管理業務の流れ
請求管理業務は、企業にとって重要な業務の一つです。
取引先と金銭的なやりとりをスムーズに行うことで信頼関係の構築を図ることができます。
そんな請求管理業務が一般的にどのような流れで行われているかを説明していきます。
請求内容の確認・確定
各取引先の請求内容を確認して確定を最初に行います。
1契約ごとに請求、月単位での請求、一定期間での請求など取引先によってさまざまな形態があるのでしっかりと確認が必要です。
そのため、取引先もしくは契約形態によって、請求内容を確定する時期と請求するタイミングを決めておく必要があります。
請求書の作成
請求書内容が確定後は、請求書の作成に入ります。
請求書の作成にはテンプレートを使用するとスムーズにできるので活用すると良いでしょう。
一般的に請求書に記載する内容は以下の通りです。
- 請求金額
- 会社情報(社名・住所・連絡先・担当者等)
- 請求書先
- 明細(商品名・数量・単価)
- 支払期日・期限
請求書の送付
請求書の作成が終わったら、取引先が支払期日や期限までに間に合うように請求書を送付します。
送付する際は送付状を同封するのがマナーなので、忘れないように注意が必要です。
なお、取引先が電子請求書を導入している場合はすぐに送付が可能でミスやトラブルも防げるので検討してみても良いかもしれません。
請求管理システム導入のよくある質問
最後に、請求管理システムに関するよくある質問を紹介します。
これまでの内容と合わせて参考にしてみてください。
月額払いと年額払いに違いはある?
多くのシステムで月額払いと比べると年額払いの方がお得になるように料金設定されています。
年額払いだとおおよそ2ヶ月分安くなるので、長期的に利用することが決まっているならば年額を選択した方が良いでしょう。
提供しているサービスやプランによっては、同額の場合もあるので確認は必要です。
資料請求は可能?
ほとんどのサービスで詳しい資料やお役立ち資料を用意しているので、システムのホームページにアクセスし資料請求をすればもらうことができます。
また、サービスによっては電話やメールでの相談対応やシステムの無料操作デモの実施などを実施しています。
比較検討を行いたい場合やシステムについて細かい確認がしたい場合は利用すると良いでしょう。
おすすめの請求管理システムまとめ
今回はおすすめの請求管理システム10選を紹介し、システムの導入形態から選ぶときのポイント、メリットとデメリットについて説明してきました。
現在、数多くの請求管理システムが提供されているため、システム選びはとても重要です。
自社の状況に合わせて必要な機能を搭載されているシステムを選びましょう。また、使いやすさや操作の相性もあるため無料プランやトライアルがある場合は利用することでこの先も使えるか確認すると良いです。
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