【2024年最新】おすすめRPAツール10選をご紹介!導入のメリットや選ぶポイントはコレ!
執筆: Saas辞典編集部 | |
このようなお悩みはありませんか?
DX化が勧められている2022年現在、業務を効率化できるRPAツールはとても注目されています!
でもRPAツールと一口に言ってもどんなものかわかりませんよね。
そこで本記事ではRPAツールがどういったものなのかをご紹介します!
普段時間がなくてなかなか調べられないという方でもわかるように、機能や導入のメリット、おすすめのRPAツールまで徹底解説!
本記事を最後まで読んでぜひ自社のDX化に役立ててください!
- RPAツールは日常業務をロボットが自動化してくれるツール!
- おすすめのRPAツールは「 WinActor 」!
- RPAツールの導入によって作業人員の削減・業績アップが見込める!
- しかし、RPAツールには導入にそれなりの費用が掛かってしまうことに注意
- そんなRPAツールの導入を検討する際は他のツールとの連携性を確認しよう
〇本記事をお読みの方には以下の記事もおすすめです
そもそもRPAツールとは?仕組みもご紹介!
RPAツールとは「Robotic Process Automation」のことで、単純な作業を自動化するためのツールのことです。
みなさんの会社の中でも、誰がやっても同じような単純作業があるのではないのでしょうか?
そんな単純作業を RPAツールを使って自動化することで、業務を効率的にこなしていくことができる んです!
それではRPAツールにできることをご紹介します。
RPAツールはPC上の作業をロボットに代行させるシステム
そもそもRPAツールとはどのような仕組みで動いているのでしょうか?
実は、RPAツールはPCの画面上のマウスやキーボードの動きを登録し、それを代行させるシステムです。
また、RPAはシステムの連携にも役立ちます。
例えば勤怠管理システムと給与計算ソフトの連携がそれぞれ対応していなくても、RPAによる入力代行で疑似的な連携が可能です。
これらの機能により、退屈な業務から抜け出し、よりクリエイティブな業務に割く時間を設けることができるようになるでしょう。
おすすめの勤怠管理システムや給与計算ソフトは以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひお読みください。
やることが決まっている単純な作業
簡単な数値入力や、経理作業、商品の在庫確認・納品といった、やることが決まっている作業を行うことができます。
これまで人の手で行っていたことをRPAツールを用いることで、業務の効率化を図ることができるでしょう。
また、これまで人が行っていた作業を自動化できるので、人件費の削減にもつながります。
定型化されたサポート業務
RPAツールは、決まったメールや電話応答などのサポート業務にも利用することができます。
さらにメール配信や電話応答のテンプレートがあり、導入することで作業の効率化が期待できます。
また、RPAツールは24時間稼働できるので、いつでもサポートができるようになり、顧客の満足度向上もできるはず。
データ収集・分析
RPAツールでは、あらかじめプログラムしておくことで、自動的にデータを収集し、分析まで行うことができます。
抽出した情報の数値加工や、複数の一覧表の比較や照合などの作業は、時間と人的コストがかかりがち…
RPAツールを用いることで、上記のような作業を効率化できます。
RPAツールを導入するメリット
「RPAツールの導入のメリットは?」
ここでは、RPAツールを導入することで得られるメリットをご紹介していきます。
コストの削減
RPAツールを導入することで、様々なコストの削減につながります。
- 時間
- 人件費
- 人的リソース
もちろん、導入時に発生する費用や時間を考えると一定の支出が発生するのも事実です。
しかし、今まで人が時間をかけて行ってきた作業が自動化されるようになれば、そこにかける人的コストの削減につながります。
それだけでなく、そこで空いた時間で他の業務に時間を避けるので、長期的に考えると導入した方が得する場合が多いです。
作業を効率化できる
RPAツールを導入することで、作業を効率的に進めることが可能になります。
頭を使わなくてもできる作業を自動化することで、より人的資源を活用でき、企業の業績UPにも繋げることができます。
また、自動化できれば人間なら避けられないミスも減らせることができるという点がメリットになります。
従業員の負担削減・最適な人材の活用
上記でも述べましたが、RPAツールを導入することで今まで使っていた人的資産を適切に活用することが可能になります。
なぜなら、どうしても日々の業務で発生する頭を使わなくてもできる作業をロボットに任せることができるからです。
そうすることで、もっと優先的に考えるべき作業に時間をかけることができ、業績UPにつなげることができます。
誰でもできるような作業はRPAツールに任せて、今やるべき業務に注力していきましょう。
人為的なミスを削減できる
私たち人間が作業をすると、どうしても防げないのが業務上のミスです。
しかし、RPAツールを導入することでそのミスを防ぐことができます。
一度作業を自動化してしまえば、ロボットがその通りに動いてくれるのでミスが起こることはなくなります。
上手く活用して、業務上のミスによって発生する余計なコストを省いて業務効率をUPさせましょう。
RPAツールの導入前に決めておくこと
このように考えて、なんとなくRPAツールを導入してしまう企業の方も多いと思います。
しかし、RPAツールの導入にはしっかりとした目標を持っていないと、導入しても意味がなくなってしまいます。
ここでは、RPAツールの導入の前に考えておくべきことをご紹介します。
現状の業務内容を明確にし、RPAツールの導入目的を決める
導入することで 何を変えたいのか明確に しましょう。
そのために、今行っている業務内容を把握することから始めると良いでしょう。
- 単純作業を効率化して、時間と人的コストを削減したい
- 決まったサポート業務を効率化したい
- 社内のウェブサイトの情報を集めたい
この時、具体的な作業内容だけではなく、必要な時間・人材・コストなどを算出するようにしてください。
その上で、RPAツールで解決したい業務内容を決めます。
効率化したい業務に優先度をつける
時間や金銭的なコストが大きく削減されるものから順に優先順位を付けるようにしてください。
なぜなら、RPAツールで全ての業務を効率化させようとすると、利用料金が高くなり、結局プラスの効果がそこまで得られないことがあるからです。
RPAツールの導入の前には、 優先して効率化したい業務を決めることで、費用を抑えて運用することが可能です 。
先ほどの現状の業務内容を把握するところで算出した、さまざまなコストをもとに優先順位を立てるのがおすすめです。
費用に見合うだけの効果を得ることができるか
RPAツールを導入することで得られる 効果が費用に見合っているかどうか を考えるようにしましょう。
例えば、そこまで負担になっていない業務に対してRPAツールを導入しても、費用だけがかかってしまいます。
また、残業時間を減らすためにRPAツールを導入したとしても、PC上で完結しない業務の場合は、全てを自動化することはできません。
RPAツールの導入が費用に見合うだけの効果があるかを検討するようにしましょう。
RPAツールの費用対効果について先に詳しく知りたい方はコチラをクリック!
RPAツールを選ぶ際のポイント
「どんなRPAツールを導入したらいいのかわからない…」
ここでは、RPAツールを選ぶ際のポイントについてご紹介していきます。
あなたにあったRPAツールを見つけることで効率的に業務を行うことができるのでぜひチェックしていきましょう。
必要な機能が備わっているか
RPAツールでできることをもとに、 必要な機能が備わっているか を確認しておくようにしましょう。
せっかく導入したのに、必要な機能が備わっていないと意味がありません。
そうならないためにもRPAツールを導入して、何ができたら良いのかをあらかじめ明確にしておくようにしましょう。
おすすめのRPAツールの中で、気になるRPAツールの機能をもとに選ぶようにしましょう。
他のツールとの連携ができるか
RPAツールを導入する際には、社内で使っている他のツールと連携できるかを確認するようにしましょう。
RPAツールと社内で使っているツールが連携できないと、完全に自動化することができなくなってしまいます。
- データベース
- メール配信ツール
- エクセルなどのデータ集計ツール
社内のツールと、うまく連携してRPAツールのメリットを存分に利用することができるでしょう。
RPAツールの種類はどうするか
RPAツールは利用する規模や、形態によって種類が異なり、「サーバー型」「デスクトップ型」「クラウド型」の3種類があります。
そこで目的別におすすめのRPAツールの型をまとめてみました。
RPAツールの種類について詳しく知りたい方はコチラをクリック!
特徴 | 規模 | こんな方におすすめ! | |
---|---|---|---|
サーバー型RPAツール | さまざまな業務でRPAツールを利用したい | 個別のPCでRPAツールを使いたい | 専門知識が必要のないものが良い |
デスクトップ型RPAツール | 大規模に導入したい | 最初は小規模で始めたい | クラウド上で作業をしたい |
クラウド型RPAツール | 個人情報などの取り扱いがあり、セキュリティーがしっかりしたものがいい方 | 管理を簡単に行いたい方 | 初期導入費用を抑えたい方 |
サポート体制は充実しているか
RPAツールを導入する際には、 サポートが充実しているかを確認する ようにしましょう。
RPAツールを導入するまでに、多くの工数がかかることや、使い慣れるまでに時間がかかってしまうことも。
RPAツールの中には、導入までのサポートや、使い始めてわからないことがあったらいつでもサポートしてくれるものがあります。
特に、RPAツールにあまり人的リソースが使えない方や、専門的な知識を持っていない型には、サポートの有無はとても重要です。
目的別!おすすめのRPAツールの導入形式
「RPAツールを導入したら作業が効率化できるのはわかったけど、実際何ができるのだろう…」
このように感じた方に、本パートでは目的別におすすめのRPAツールをご紹介していきます。
【リスト作成やエクセルといった、 ブラウザ上の業務を自動化したい場合】
ブラウザ上の業務の自動化には、クラウド型のRPAツールの使用がおすすめです。
クラウド型のRPAツールは、初期費用を抑えることができるだけでなく、全てクラウド上で完結できます。
【パソコン1つで作業を完結させたい場合】
とにかくパソコン1つで作業を完結させたい場合は、デスクトップ型のRPAツールの導入がおすすめです。
デスクトップ型RPAツールだと、パソコン1台で管理できるので比較的管理コストをかけずに導入することができます。
【大人数で様々な業務を効率化させたい場合】
大人数でRPAツールを使いたいという場合は、サーバー型のRPAツールの導入をおすすめします。
サーバー型のRPAツールだと、セキュリティがしっかりしているものが多いです。
さらに幅広い業務で使用することができるため、大幅な業務効率UPに繋がる可能性があります。
おすすめのRPAツール比較表
今回紹介するおすすめのRPAツールを下記の表にまとめました。
それぞれのRPAツールで特徴が異なっているので、導入の際の比較・検討に役立てていただけると幸いです。
サービス名 | 特徴 | 導入形式 | 料金 |
---|---|---|---|
batton →資料を見る! | AI搭載 シンプルで使いやすいデザイン | クラウド型 | お問い合わせください |
WinActor →資料を見る! | 国内シェアNo.1 初心者でも扱いやすい サポートが充実 | サーバー型 デスクトップ型 | お問い合わせください |
ipasロボ →資料を見る! | パソコン1台から導入できる プログラミングができなくても簡単に使える 1ヶ月の無料試用期間アリ | デスクトップ型 | 月額33,000円(実行版) |
EzRobot →資料を見る! | UIがわかりやすく使いやすい 低価格で導入できる 導入サポートが徹底している | デスクトップ型 | 月額50,000円 |
BizRobo! →資料を見る! | 中小企業や小さく始めたい方向け 導入から活用拡大まで専任体制で支援 デスクトップ型からサーバー型まで提供 | サーバー型 デスクトップ型 | 年額90万円(BizRobo!mini) |
UiPath →資料を見る! | 機能が豊富 ツールの組み合わせが柔軟に対応 世界トップレベルのシェア | サーバー型 デスクトップ型 | 月額420$(Proプラン) |
Autoジョブ名人 →資料を見る! | 徹底したサポート体制 ブラウザ操作がスムーズに行える | デスクトップ型 | 年額18万円(実行版) |
BiZteX cobit →資料を見る! | ライセンス/ロボット作成数の制限がない 専門知識なく使える | クラウド型 | 月額10万円(エントリープラン) |
NICE Robotic Process Automation →資料を見る! | サーバーでの集中管理が可能 業務状況の可視化で業務効率向上が見込める | サーバー型 デスクトップ型 | お問い合わせください |
HRRobo For SAP HCM →資料を見る! | 導入前のコンサルティングで導入すべきかわかる 個別のソリューションを提供可能 | デスクトップ型 | お問い合わせください |
RoboTANGO(ロボタンゴ) →資料を見る! | 低価格から始められる スポットでライセンス数の増加が可能 | デスクトップ型 | 月額5万円 |
おすすめRPAツール10選を比較!
次におすすめのRPAツール10選を比較紹介していきます。
RPAツールの選び方を参考にしながら、説明を参考にしてみてください。
batton
出典:https://lp.batton.cloud/2022-0301
- AI搭載
- シンプルで使いやすいデザイン
battonは、株式会社battonが提供するRPAツールです。
クラウド型のRPAツールなので1台のPCで行った業務を記録させることで他のPCでも自動化することが可能。
また、高度なAI技術が搭載されており、突然パソコンや動作環境が変わったりする事態でも、自動的にそれらの変化を検出し、対応してくれます。
AIというと、複雑さや専門性をイメージするかもしれませんが、見やすく分かりやすいデザインを採用しているので、誰でも簡単に使用することができます。
WinActor
出典:https://winactor.com/
- 国内シェアNo.1
- 初心者でも扱いやすい
- サポートが充実
WinActorは、NTTアドバンステクノロジー株式会社が提供しているRPAツールで、直感的に使いやすいデザイン設計となっています。
国内シェアNo.1の実績を誇り、価格も抑えて導入しやすく人気のRPAツールの1つです。
ただ、動作環境がWindowsのみですので、Macを使用している方はWinActorは使えないので注意してください。
Windowsの方は無料トライアルができますので、まずは試してみたい方やいきなりコストをかけるのは気が引ける方におすすめです。
また、WinActorを開発しているNTTアドバンステクノロジー株式会社は「DXSuite」というAI OCRも提供しています。
AI OCRとは書類をスキャンし電子化することができるシステムであり、名刺管理アプリなどにも利用されています。
AI OCRや名刺管理アプリについては以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひお読みください。
ipasロボ
出典:https://www.deliv.co.jp/products/ipas
- パソコン1台から導入できる
- プログラミングができなくても簡単に使える
- 1ヶ月の無料試用期間アリ
ipasロボは株式会社デリバリーコンサルティングが提供しているRPAツールです。
パソコン1台から導入することができるため、初期費用を抑えて導入することが可能です。
また、 ipasロボはコンピューター上のマウスやキーボード操作をシミュレートする仕組み になっています。
そのためプログラミングの知識がなくても簡単に操作することが可能です。
さらに複数台のパソコンをマネージャー機能を持った端末で操作することもできます。
まとめて操作できるため、属人化した複数の操作を並行して行うことが可能です。
もしRPAツールの導入を検討中の場合は、まずは無料の資料請求から始めてみてはいかがでしょうか?
EzRobot
出典:https://winactor.com/
- 月額5万円と低価格
- 初心者でも扱いやすい
- サポートが充実
EzRobotは、月額5万円からと低価格で導入できるRPAツールです。
一般事務の方でも使いこなすことができるシンプルでわかりやすいUIが魅力です。
リリースから1年半で350社以上の企業への導入に成功しており、実績も申し分ありません。
導入サポートも徹底しているので、RPA導入・定着についての不安もとことん相談できます。
BizRobo!
出典:https://rpa-technologies.com/products/first/
- 中小企業や小さく始めたい方向け
- 導入から活用拡大まで専任体制で支援
- デスクトップ型からサーバー型まで提供
BizRobo!はRPAテクノロジーズ株式会社が提供するRPAツールで、専任体制での支援によってスケールできる点が特徴です。
経済産業省やマツキヨも導入しており、十分な実績を誇っています。
また、MicrosoftやGoogle、Slackなどのビジネスツールとの連携も幅広く対応してしています。
1カ月間無料でお試しできるので、単純作業でのミスや適切な人材活用をして業務効率を上げたい方におすすめです。
UiPath
出典:https://www.uipath.com/ja
- 機能が豊富
- ツールの組み合わせが柔軟に対応
- 世界トップレベルのシェア
UiPathはアメリカのUiPath社が提供するRPAツールで、幅広い業務を自動化できる機能の豊富さが特徴です。
具体的には、画像スクレイピングやロボットの一括管理、業務パフォーマンスの測定などができます。
加えて、5,000社以上のグローバル企業が導入しており、日本だけでなく世界からも評価されているRPAツールです。
Autoジョブ名人
出典:https://www.usknet.com/services/autojob/
- 徹底したサポート体制
- ブラウザ操作がスムーズに行える。
Autoジョブ名人は、ユーザックシステム株式会社が提供するRPAツールで、徹底したサポート体制に強みを持っております。
トライアル期間が2か月であり、開発セミナー、オンライン相談など適切に導入して作業効率を上げるための環境が揃っています。
そのため、ブラウザ操作の自動化がスムーズに行え、複雑な設定などをすることなく使用することができます。
BizteX cobit
出典:https://service.biztex.co.jp/
- ライセンス/ロボット作成数の制限がない
- 専門知識なく使える
BizteX cobitは、BizteX株式会社が提供するRPAツールで、グッドデザインアワードを受賞している直感的なデザイン性が特徴です。
BizteX cobitは特にWebサイトやアプリとの相性が良く、その上、インターネットの環境さえあれば使用できます。
そのため、環境構築に時間をかけたくない方やネット上で情報収集したい方におすすめです。
NICE Robotic Process Automation
出典:https://www.nice.com/websites/RPA/jp/
- サーバーでの集中管理が可能
- 業務状況の可視化で業務効率向上が見込める
NICE Robotic Process Automationは、NICEシステムズ社が提供するRPAツールで、特にコールセンター業務のサポートに長けています。
というのも、NICE社は元々コールセンター業務の課題を解決するソリューションを提供し、成長してきました。
そこから、RPAツールへとソリューションの幅を広げてきたため、コールセンター業務やフロントオフィスの業務の生産性向上に強みを持っています。
HRRobo For SAP HCM
出典:https://www.odyssey-net.jp/solution/hrrobo/
- 導入前のコンサルティングで導入すべきかわかる
- 個別のソリューションを提供可能
HRRobo For SAP HCMは、株式会社オデッセイが提供するRPAツールです。
導入前にコンサルティングをしてくれるので、本当に導入すべきかどうかを事前に診断してくれる点が特徴的です。
また、人事や給与に関する業務の自動化が可能なので、人事業務や給与に関して業務が多い企業におすすめです。
RoboTANGO(ロボタンゴ)
出典:https://robotango.biz/
- 低価格から始められる
- スポットでライセンス数の増加が可能
RoboTANGO(ロボタンゴ)は、スターティアレイズ株式会社が提供しているRPAツールです。
1ライセンス5万円という低価格で始められる点が特徴。
このようなに思われる方も多いのではないのでしょうか?
RoboTANGO(ロボタンゴ)では、以下のことができます。
- アンケート結果の収集後のレポート作成
- Webから情報収集・加工して出力
- 各拠点からの売り上げデータ集計など様々な業務の効率化
安くても、十分な機能が備わっているので、「試しにRPAツールを導入してみたい」と思われる方にはおすすめです。
また、活用するためのセミナーやHPではコラムとして情報発信しているので、有効活用することで業務の生産性を上げることができます。
RPAツールと他ツールの違い
「RPAツールとSFAやCRM、MAとの違いは?」
それではRPAツールと他システムとの違いを紹介します。
RPAツールは日々のパソコン上で行う操作を自動化してくれるツールです。
しかし、そんなRPAツールは他のツールとどういった違いがあるのでしょうか?
それぞれのツールの働きとともに見ていきましょう。
SFAとの違い
SFAとは「Sales Force Automation」の略称です。
RPAツールは全般的な業務の効率化に役立ちますが、SFAは営業業務の効率化に特化しています。
また、営業業務を効率化してくれるSFAですが、RPAツールと導入することでさらに効率化が可能です。
例えばSFAで管理している情報を他のシステムで利用したい場合、再度その情報を入力する必要がありますよね。
そこでRPAツールを導入していると、その 入力の手間を削減 できるんです!
さらに具体的に言えば、「営業担当者が契約を取ってくる⇒SFAに入力⇒RPAツールがその情報を人事評価システムなどに入力⇒人事評価に役立つ!」といったこともできます!
本来ならこの工程に数時間かかる場合がありますが、RPAツールによってSFAから人事評価システムへの情報入力が自動化されます。
営業と他システムとの連携に少しでも不安定さを感じるのであれば、RPAツールを活用してみましょう。
SFAについては以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひお読みください。
CRMとの違い
CRMとは「Customer Relationships Management」の略称です。
CRMは特に顧客管理業務の効率化・自動化に役立つシステムです。
また、CRMはSFAと同様にRPAツールとの連携によって業務の全体的な効率化が期待できます。
例えばSFAとCRMをRPAツールによって連携させることによって、より ダイレクトな営業業務が達成できる でしょう。
さらに業務の間でのタイムラグが少なくなるため顧客満足度の向上も期待できます。
顧客管理業務の質の向上を課題としている場合にもRPAツールは有効です。
MAについては以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひお読みください。
MAとの違い
MAとは「Marketing Automation」の略称です。
MAは特にマーケティング業務の効率化・自動化に役立つシステムです。
また、MAはCRMやSFAと同様に他システムとの連携をRPAツールによって行い、業務全体の効率化を図ることが可能です。
例えば、「MAによって見込み顧客の情報をリストアップ⇒RPAにツールよってSFAやCRMへ情報を連携⇒契約成立」といったことも期待できるでしょう。
MAについては以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひお読みください。
RPAツールを導入するデメリット
決められた作業しかできない
RPAツールの課題となるのは、決められた作業しかできないという点です。
まだ、現代の技術では柔軟に作業に対応することが難しく、プログラムされた作業を行うことしかできません。
そのため、RPAツールを導入することで必ずしもすべての業務を自動化できるというわけではなく、人間の力を借りつつ業務を効率化できるように使用することがおすすめです。
とはいえ、導入することでそれぞれの作業の負担を減らすことはできるので、今できる範囲でRPAツールの導入を検討してみると良いでしょう。
予期せぬエラーが発生することがある
RPAツールを導入して、作業を自動化していても時々エラーが発生する場合があります。
ただ、RPAツールを導入するとほとんどのツール提供会社でサポート体制があるので、万が一エラーが発生しても落ち着いてサポ―トセンターに連絡しましょう。
そして、その原因が社内の人為的ミスによるものであった場合、しっかりとその原因を社内で共有して同じことが起こらないようにすると良いでしょう。
思うような効果を得られないことがある
RPAツールを導入することで得られると思っていた効果が必ずしも得られるというわけではありません。
確かに、導入することでかかるコストと削減できるコストは試算できます。
ただ、それは理論上の話で、実際にどうなるかなんてやってみないと誰もわかりません。
そのため、RPAツールを導入することで新たに発生するコストが大きいことや、反対に、削減できるコスト量が少ない場合もあるということは頭に入れておきましょう。
RPAツールの導入事例
「RPAツールの導入事例をおしえて!」
ここでは、RPAツールを導入したことで成功した企業事例をご紹介します。
住信SBIネット銀行株式会社:これまでの作業を自動化し、業務時間を大幅短縮
引用:https://www.uipath.com/ja/solutions/case-study/netbk
住信SBIネット銀行では、金融取引システムを扱っており、万全のセキュリティー体制が必要なため、業務の多くは人の手で行っていました。
しかし顧客の数が多くなってくるにつれ、人員が不足し、業務が追いつかなくなってきました。
そこで、RPAツールを導入することで、94,830時間の業務削減、260近くの業務を削減することができたそうです。
株式会社ファミリーマート:単純作業を自動化して、「人にしかできない業務」に注力
引用:https://www.uipath.com/ja/solutions/case-study/familymart
株式会社ファミリーマートでは、深刻化する人材不足の中、単純な作業に多くの時間と労働力を使っていました。
そこで、RPAツールを導入することで、これまで多大な時間と労働力を使っていた作業を自動化。
その分、人にしかできない「創造的業務」に適切な人材を派遣することができました。
RPAツール導入の流れ
それでは実際にRPAツールの導入の流れを解説します。
実際の導入の際の参考にしていただければ幸いです。
自動化できる業務の洗い出し
RPAツールの導入前に、まずは、自動化できる業務の洗い出しが必要になります。
日々行っている業務を確認し、全体の業務を把握していきます。
ここは、RPAツールの提供企業が丁寧にヒヤリングをしてくれますので、担当者の方と一緒に進めていくとよいでしょう。
洗い出した業務の中から、自動化したいものや自動化できるものを判別していきます。
実際の業務担当者の意見を反映しておくと高い改善効果を得られやすいので現場の声も大切にすることがおすすめです。
RPAツールの選定
洗い出した業務と自動化できる部分等を考慮して、どのRPAツールが最適か選定していきます。
各RPAツールの機能面だけでなく、サーバーにかかる費用や工数など様々なコストを考慮して決めると良いでしょう。
あなたの企業で優先させたいものを決めておくと決めやすくなります。
トライアル
導入していくRPAツールを決定したら、次に、 トライアル に入っていきます。
最低限の環境でどのような効果が得られるのかなどを確かめるテストになるので、ツールの使いやすさに重きを置くと良いでしょう。
効果測定と課題抽出
トライアルでどれほどの効果があったのかや、そこで新たに発生した課題を特定していきます。
ここでは、実際の業務で使用していくことをイメージしておくと、後から余計な課題に気づくことが無くなるのでおすすめです。
本格導入
実際に導入すると決めた場合、実務で使えるようにRPAツールの導入環境を整える必要があります。
この際、RPAツールの導入に伴って企業の方から説明等がありますので、後から出てくる疑問点が減らせるようにしっかりと聞いて使用していきましょう。
運用及び保守
運用開始をしてからは、 RPAツールのメンテナンス も必要となります。
その他にも、問題発生時の対応など、様々な対応方針などをあらかじめ決めておくと運用開始後のトラブルなどは減らせることができるでしょう。
RPAツールの効果をしっかりと得られるように、起こりうるトラブルの予測など、事前にできることは行っておくことがおすすめです。
RPAツールの費用対効果の求め方
それでは最後にRPAツールの費用対効果の求め方について紹介します。
本当に自社にRPAツールの導入が必要なのかを判断する際に役立てていただけると幸いです。
RPAツールの導入によって測定できる効果は大きく分けて2つあります。
今回はその2つで測定できるような指標をご紹介。
RPAツールを導入することでどう変化していくのかを事前にイメージできるようにしましょう。
定量的な費用対効果
RPAツールの導入によって数値で測れるものは主に以下の通りになります。
- RPAツールのライセンス費用
- ハードウェア取得費用
- RPAツールの選定や運用ルール、研修などを行うチームの人件費(社内が厳しい場合、外部への委託費用)
- 月額費用
- 保守・運用及びロボットメンテナンス費用
上記で挙げたものが、RPAツールの導入に伴って発生する主な費用となります。
ライセンス費用や保守・運用費用などは契約期間によって異なります。
トータルの支出としていくらになって、月ごとに分けるといくらになるのか把握 できるとよいでしょう。更に、導入によって変化する数値に関しても事前にピックアップしておくと支出に対する削減できたコストを可視化できます。
例えば、RPAツールの導入によってAという業務に割いていた時間が1日あたり30分削減出来ていたら、月に900分(15時間ぶん)が削減できたことになります。
また、その削減できて空いた時間を使って生まれた利益もプラスの効果測定として比較対象になります。
この辺りも事前に決めておくとRPAツール導入の効果を可視化できるのでおすすめです。
定性的な費用対効果
定量的な数値で測れる費用対効果以外の部分を上げると主に以下の通りになります。
- 成果物のクオリティ
- 作業変化による社員のモチベーション
- 顧客満足度
今までやっていた業務をRPAツールが行ってくれるにあたって、社員の作業内容も大きく変わってきます。
それに対して、モチベーションがどう変わったのかや、成果物のクオリティは問題ないかなど、数値以外の部分でも費用対効果として考えることが可能です。
導入したら終わりと思わず、しっかりとRPAツールを導入して企業がどう変化したのか把握しておくことで、より効率的な業務の遂行に繋がります。
RPAツールおすすめまとめ
RPAツールの導入のメリットや流れなど導入前に知っておくべきおすすめのツール等をご紹介してきました。
RPAツールは、導入によって ITの力で定型業務を自動化し、業績アップにつなげることができます 。
また、他ツールとの連携によりこれまで以上のポテンシャルを引き出すことも可能です。
企業によって最適なRPAツールは変わってきます。
そのため、あなたの企業には何を導入すべきかを確認して、業務の効率化につなげていきましょう。
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